日時 |
2013年3月9日(土)13:00〜16:45 |
場所 |
西宮市民会館 501号室 |
テーマ名 |
『「振り返りを振り返る!2013〜ファシリテーションの学び方を学ぼう!〜」』 |
ファシリテーター |
まあみ、ほりりん(FAJ会員) |
参加人数 |
23名 |
<告知文>
定例会やセミナーに参加してもファシリテーションが上手くならない。
学生時代は勉強がよくできたのに、社会人になって伸び悩んでいる。
同じ失敗を何度も繰り返してしまう・・・。
そういう方にお勧めしたいのが、「振り返り」(省察)です。
振り返りは「経験」を「学習」につなげる行為です。
単に感想を述べあったり、反省を言い合う場ではありません。
適切なやり方を覚え、振り返りを促進するノウハウを習得してこそ、期待する効果がえられます。
昨年3月に行われたこのワーク、一年が経過した今回、
ファシリテーションの基本の基本である振り返りのコツを再度、
みんなで探し出そうと思います。
定番中の定番ワークですので、
最近入会された方から、ベテランの方まで、誰もが楽しめ&役に立つワークです!
<プログラム概要>
ファシリテーションを学ぶのに欠かせない「振り返り」のやり方を探求していく
◆グループ分け、自己紹介、Fと観察者決め、狙いとルール(20分)
・「振り返り」とは、何のために振り返るのか
・体験学習のサイクル、2つの事実を見つけ出す
◆本日のメニュー、ワークの進め方(10分)
◆ワーク(1)(70分)
・エクササイズ?(正解のある問題)
→岩手県立大学から派遣された学生調査「ボランティアをやってみての困難さ」ランキング→結果発表
・ワークの振り返り(観察者あり)
・観察者を中心に振り返りの振り返り
→振り返りで起こったことや振り返りのポイントを話し合う
<休憩10分>
◆ワーク(2)(70分)
・エクササイズ?(正解のない問題)
→学生からの質問「Fとして最も大切にしなければならないこと」ランキング→結果発表
・ワークの振り返り(観察者あり)
・観察者を中心に振り返りの振り返り
→振り返りでおこったことや振り返りのポイントを話し合う
◆まとめワーク(50分)
・「振り返りの極意」をグループ毎にまとめる(3つまで)
→プロセス、ルール、ツール、問い、場、働きかけなど
・グループ発表
・今日気づいたこと、感じたことを数名からコメント
<参加者コメント>
・観察者役が難しかった。やってみて、客観的事実を見る目が大事だと理解できたが、 心理的事実は理解できても、本音で語っているのか分からないことから自信が持てない。
・誰かが本音を一言発したとたんに、次々と本音が飛び出した。
こんなことも言っていいんだ、という安心感が生まれた後は、話すのがラクになった。
・今まで結論ありきの「振り返り」しかしていないことを実感した。
会社に戻って、すぐにでも使いたい。
<MF振り返り>
・エクササイズ?はかなり様子見のワーク&振り返りでしたが、
エクササイズ?はかなり対話に熱が入っていたように感じました。
ワーク(2)で、いろいろ葛藤はあったため、順位を決められたのは1チームのみでした。
・振り返りの極意が7つ発表されました。
時間不足もあり、もう少し広がりと、具体的なところに落とし込めれば面白かったと思います。
・「葛藤を怖れず、バンバン意見を言ってください」と言った後の反応が面白かったです。
価値観や思いのぶつかりという点では、ソフトにまとまった感じもありましたが、
エクササイズ?よりも集中して対話している様子が見て取れました。
もう少し長くワークでやってみたらどうなるか、どんな広がりが出るか、可能性を感じました。
以上。