第108回2013年5月度定例会テーマ「質問力〜対立の場面を考えることで、的確な質問をするためのポイントを見つける〜」関西支部

第108回2013年5月度定例研究会レポート

日時

2013年5月11日(土)13:00〜16:45

場所

西宮市民会館

テーマ名

『質問力〜対立の場面を考えることで、的確な質問をするためのポイントを見つける〜』

ファシリテーター

TERUさん(FAJ会員)

参加人数

21名

<告知文>

ファシリテーターに質問力は必要ということを否定する方はいないでしょう。

では、あなたは"的確な質問"ができていますか?

このテーマでは、参加者自身が経験した対立の場面を題材にして、より実際の現
場で使える"的確な質問"を見つけていきたいと思います。

「ファシリテーターとして、普段どのようなことを意識して質問をしていますか?
より的確な質問ができるようになるために、何を意識し実践すればよいのでしょ
うか?」
そんな問いを、一緒に考えてみませんか。

今回は、関西支部のみなさんに楽しんでいただくために、東京支部で2回実施し
たものをブラッシュアップ しました。

※本テーマでは、参加者の実体験をベースにロールプレイ(RP)を行います。
かなり真剣なRPになることが予想されますので、慣れない方、苦手な方の参加
はご遠慮ください。

<プログラム概要>

◇オリエンテーション グループ分け
◇自己紹介
◇対立のシーンを決める
・個人で対立のシーンを書き出し、グループでシェアして取り扱う事例を決める
◇レクチャー
・「問題解決」プロセスと「GROW」モデルについて
・質問のタイプについて
◇2チーム合体しどちらのチームの事例を取り上げるか選び、Frチームとロールプレイ(以下RP)チームに別れる
◇作戦タイム
・RPチーム→配役、具体的な内容の共有
・Frチーム→「Frとして対立解消のゴールを仮に設定する
プロセスに基づいて質問を整理
◇ロールプレイ 対立の場面にFrが入り解決を目指す
◇振り返り フレームを使ってFrチーム、RPチーム振り返り
◇全体振り返り 他のグループのアウトプットを共有し、「的確な質問」「良い質問」とはを深める

<参加者コメント>

今回で3回目でしたが、過去2回はファシリテーターチームとロープレチームが入
れ替わってワークするプログラムでした。
今回は時間の関係で、入れ替わりなしする代わりに、1回のロープレの時間を多
少長くしたので密度が一番濃かったように思います。
振り返りにフレームを設定したのも、フォーカスする部分が意識できて有効だっ
たように感じました。
ベテランの会員さんから、「良くできたプログラムですね」と言っていただいた
のが嬉しかったです。一緒にプログラム作った現埼玉サロンメン バーも喜んで
います。
他の支部・サロンの定例会でもやりますので、呼んでください。

<MF振り返り>

・Frチーム内での作戦会議とロープレの内容がかなり違っていて、どんな質問をしたら良いのか困った
・ロープレにかなりはまってしまったが、そのこと自体も楽しめた
・実践的でよくできたプログラムだと思った
・振り返りをすることで質問によってかなりその後の展開が変わることが分かった

以上。