第14回:2004年11月13日 場の空気を読む!「非言語メッセージの解読法」関西支部

第14回関西地区研究会議事録

■日時   2004年11月13日(土)13:00 〜17:00
■場所   本町 トータルサポートブレインズ
■出席者  会員35名、見学1名
■内容   場の空気を読む!~非言語メッセージの解読法~
■担当   黒木、山下、高野、駄田井、森、河合

1.イントロダクション(by 黒木さん)
今日の設定の説明:2部構成
第1部:非言語コミュニケーションの講義(山下 潤さん)
第2部:講義での学びをどのように生かすかをグループで話し合う

2.第1部:非言語コミュニケーションの講義(山下 潤さん)
意図
コミュニケーション能力に磨きをかける
知識、理論だけでなく、人間という存在のあり方の特徴である、人の内的な動きやコンテキスト(背景、器、あり方)となるパラダイム(枠組み)を掴む
目的
コミュニケーションの結果の桁を変えるためのレバレッジポイントとなりえる、言葉以外のコミュニケーションにおける問題、課題発見能力を高め、打ち手を発見し、実践するための探求
コンセプト:紹介
出来るようになるのではない。出来ると知る
思考より体験、観察
21世紀型の2サイクルの成長
言語以外のコミュニケーションの存在とは?
普段自分が気をつけているコミュニケーションのポイントはなにか?
どう言うかでもなく、何を言うかでもない、言葉以外のレバレッジポイントとは?
言語以外のコミュニケーション その1 〜言葉の背景としてのあり方(Be)〜
背景とは
人を現すというセンス
言語以外のコミュニケーション その2 〜パラダイム〜
言語以外のコミュニケーション その3 〜言葉が生み出される背景としての意図・立場〜
自分の言葉を、自分を力づける立場とは
あなたは誰として会話をするのか
何のためならどんなにくじけてもやりぬく甲斐があるか?
言語以外のコミュニケーション その4 〜背景を聴く〜
相手はどんなあり方、立場、意図で会話をしているのか
「相手の背景が聞こえる」が起こってくるセンス、感性とは
言語以外のコミュニケーション その5 〜建設的コミュニケーションの崩壊を招くUPSET〜
言葉とは関係なく結果をきめてしまう背景としてのUPSETとは
UPSETがおきる背景に何があるか?
UPSETから抜け出すためのクリアリングとは?
1.自分がUPSETから抜け出すために
2.相手がUPSETから抜け出すために

3.第2部:講義での学びをどのように生かすかをグループで話し合う(ワークショップ)

5つのグループに分かれて下記について話し合った。設定は、前半の講義から一週間経って、自分の会社に戻って、講義での学びをどのように生かすかを明確にすることをゴールとしたグループでの話し合い。
5つのグループにファシリテーターが、1名づつ入り、各々異なるアプローチで、テーマについて話し合いを行い、ディスカッションの内容を模造紙に記録。
グループディスカッション後に、他のチームの模造紙を見ながら、アプローチ、コンテンツの違いなどについて質問、観察を行なった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

テーマ 先週の研修をいかに生かすか:参加・有効・楽しむ
ゴール ひとりひとりがどう生かすか明確
プロセス 気づき、感想を広げる・深める 日常接続、行動計画
発表・交換
ファシリテータ− 河合、駄田井、高野、山下、森(元)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

4.本日のまとめ(黒木さん)
切り口はシンプルに「拡散」と「収束」
◎気づき・感想
◎ 課題・行動計画

5.振り返りシート記入(個人ワーク)
以下の切り口でチーム毎に、各人振り返りシートを記入。
    A.今回のファシリテーションについて
      −効果的と思ったこと
      −効果的と思わなかったこと
    B.効果的だとおもわなかったことについて、更にファシリテーションを向上させる
意図で、「こうしたら良いんじゃないの〜」とかいうアイデア・ご提案をお書きください