第17回:2005年2月13日 プロはここが違う 〜ロジカルリスニングの技術関西支部

第17回関西地区研究会議事録

■日時   2004年2月13日(土)13:00 〜17:00
■場所   本町 トータルサポートブレインズ
■出席者  会員44名、見学2名
■テーマ  プロはここが違う〜ロジカルリスニングの技術
■話題提供 三枝、松崎、橋根、明石

0.準備
グループ分け
1グループ6〜7人

1.イントロダクション
ロジカルリスニングって何だろう?
話を頭の中で構造化できてる?

2.ロジカルリスニング(傾聴のみ)
発言者3人、ファシリテーター1人をつのり「高校生の留学の功罪」について軽くセッションしてもらいその内容から、キーワードと各人のキーワードに対する意見を拾い出してもらうワークをする

グループワーク1(上記のワークをグループで行う)
演題
賃貸と持ち家、これからはどちらに住むべきか
大阪=東京間は飛行機で行くべきか新幹線か(バスも可)
小学生に携帯を持たせるべきか
都会暮らしと田舎暮らし、どちらが良いか

※注意点)ファシリテーターは聴き役に徹する(質問、誘導無し)
 役割)ファシリテーター1人、話し役3人、観察者3〜4人
 隠れた狙い)話役よりも観察者の方が気づきが多い。ファシリテーターになった気持ちで

流れ
グループワーク
グループでの振り返り
(役割を交代)
グループワーク
グループでの振り返り
全体の振り返り

(休憩)

グループワーク2(キーワードを意識した質問を使用)
演題
大阪駅から神戸まで行くときにどの路線で行くのが良いか(JR、阪急、阪神)
小学校の義務教育で英語を教えるべきか
高校生のアルバイトを原則許可するべきか

流れ
グループワーク
グループでの振り返り
全体の振り返り
(役割を交代)
グループワーク
グループでの振り返り
全体の振り返り

※注意点)キーワードの2つの抜けに気をつけてね
(項目に対する発言者の抜け、視点の抜け)

 役割)グループワーク1と同一
 隠れた狙い)マトリックスを使った整理方法をとりあえず使ってみて、その是非を議論して欲しい

(休憩)

特別セッション
第一部
ファシリテーター:瀬部さん
グラフィッカー:宮田さん
討論者:4人
演題:FAJジュニア育成プログラムについて

第二部
ファシリテーター:堀さん
グラフィッカー:加藤さん
討論者:4人
演題:分科会をどうしていくか?
※狙い)他人(プロ)のファシリテーションを見てみよう
マトリックスを利用した話の構造化のフレームワークは有効かどうか
ワークばかりの前半のストレスをここで発散

※仕掛け人の気づき
1.限られた時間の中で、何をゴールとするかをファシリテーターはつかんでおくことが必要
2.はじめに背景や目的を説明し、課題の共有化を図ることが必要
3.グラフィッカーをいかに有効活用するか(議論の途中でグラフィックを振り返り、考えを膨らませると効果的)

ロジカルに汗をかく参加者 論点を書き出し、発言者の賛否を記録