第4回:2003年12月13日 プロジェクトX私はこうやって組織を変えた!「D法人営業部をいかに活性化したか」関西支部

第4回関西地区研究会議事録

■日時   2003年12月13日(土)14:00 〜17:00
■場所   神戸市立青少年会館 5F 視聴覚室
■出席者  明石、穴田、荒金、市田、壱橋、岡本、大野、加藤、
        加留部、川端、木澤、吉川、黒木、三枝、鈴木、瀬部、
        中森、二宮、舟橋、堀×2、松永、山下
        (計23名、50音順敬称略)

■内容
 1.新入会者への自己紹介

 2.プロジェクトX 私はこうやって組織を変えた!(F:加藤、P:岡本)
   〜D法人営業部をいかに活性化したか〜

  1)プレゼンテーション(配布資料)
    ・部下のタイプ分けアンケート
    ・次長との日曜日の集中討議による思いの共有
    ・方針策定と行動指針づくり
    ・マトリックス組織作り
    ・時間と行動のマネジメント
    ・部下とのコミュニケーション&ミーティング
    ・コーチング面談の定例実施
    ・全員参加のワークショップ→ビジョンの共有
    ・初期成果の達成(会社の成果、個人の成果)
    ・業務スタイル&組織運営スタイルの進化
    ・マネジャー&コーチとしてのリーダー像 等々

  2)グループ毎に質問
    ・最初からプロセス設計をしていたのか?
    ・反発や抵抗をどうおさえこんだか?
    ・エンパワーメントをどう進め方か?
    ・どこまで岡本さんの権限でできるの?
    ・就業時間内の活動はどれ? 不平はでないの?
    ・自部署以外への横展開は? 等々

  3)グループ討議
    〜岡本改革の真髄とファシリテーションの役割〜
    ・思いの共有を通じての「全員主役の組織づくり」
    ・リーダシップ、ファシリテーション、コーチングの使い分けの妙
    ・チームと個人への働きかけのコラボレーション
    ・全体を通じてGrow(成長)というコンセプトで貫かれている
    ・人とプロセスへの働きかけが絶妙 等々

  4)グループ発表のまとめ
    〜組織の中で、ファシリテーションをどう役立たせるか〜
    ◇岡本改革の構造
     ?思いのシャワー(ビジョン)→トップが出す
     ?仲良し村(忌憚なく言える)
     ?課題解決→自分のこととして考える:皆が主役・・・自発性
         →言われなくてもやる、やる気を引き出す 
      ・アイデア/解決策の打ち出し
      ・集団による創造
      ・あるべき姿から考える
    ◇ファシリテーションの位置づけ
     ??にむけて、人とプロセスに働きかける
      →みんながやればファシリテーション、1対1ならコーチング
    ◇組織改革のセオリー
     ・コッターの変革プロセスの8ステップと酷似
     ・組織の3要素への働きかけ
       共通の目的、協働意欲、コミュニケーション
    
 3.1月以降のテーマについて(F:加藤)
  <テーマ候補>
   ・ファシリテーショングラフィック
   ・KJ法を極める
   ・関西FAJのビジョンづくり
   ・ロードマップづくり
   ・困ったチャンの続編
  <主な意見>
   ・東京でやったものを関西でもやってほしい。
   ・連続ワークショップの中で単発テーマをこなせば?
   ・そろそろ関西FAJのビジョンをつくる時期では?
   ・自分たちの学習だけではなく、世間に出せる成果を。
    
 4.今後の予定(時間&場所変更)

    ●第5回研究会 1/10(土)14:00〜17:00 京都方面(予定) 
     「一年の計は元旦にあり 関西FAJのビジョンを描こう!」

    ※古都にふさわしい絢爛豪華な新年会付きです泡付きです!

思いのシャワーを浴びせかける岡本さん 神戸ルミナリエの夜は熱かった!