■日時 2004年4月10日(土)13:00 〜17:00
■場所 尼崎市総合文化センター 7F 第一会議室
■出席者 合計31名
■内容 テーマ「身体表現を使ったワーク」
■担当 松田氏 with K&N(黒木・中森氏)
1.イントロダクション
ワークショップの狙い、背景、進行等の説明
2.からだでコミュニケーションゲーム
1)自己紹介
輪になり、ニックネームを呼び合ってから握手していく作業を、
輪をまわりながら全員に対して2回ずつ行う。
2)体でアンケート
窓側を100%YES、通路側を0%にして、立位置で気持ちを表現する。
・体で表現するのは得意か?
・理想のファシリテーターにどれくらい近づいているか?
・今日のワークショップをどれくらい楽しみにしているか?
3)手のひら催眠術
ペアになり、相手の手の平の動きに顔(体)を追従させていく。
4)キャッチボール
輪になり、アイコンタクトを送ってから仮想のボールを相手に
投げて受け取ってもらう。ボールの数を増やしていく。
3.からだで表現(人間彫刻)
1)鏡になる
自分のポーズをそっくり真似させることで、自分が思うように
相手にポーズをとらせる(人間彫刻の基本的なやり方)。
2)体で自己紹介
自分の特長や趣味等を体で表現しつつ、自分のニックネームを
紹介する。一度披露してから、全員で同時に同じことをやる。
3)人間彫刻
複数の人が協働して体でモノを表現する。その時に、言葉は
かけあわず、以心伝心で伝える。
・2人で:ナイフとフォーク、木、
・4人で:椅子
・8人で:パソコン一式
・全員で:公園の情景
4.イメージシアター
1)グループ製作
・「ファシリテーターとしての弱点」を各自でイメージする。
・弱点が近いもの同士でグループ分けする。
①話を聞かない、②収束が下手、③固い、④熱くなる
・グループ毎に、弱点がどんな場面ででやすいか、共通点を
シェアする。
・弱点が現れてしまっている場面を、グループで人間彫刻で表現
する。
・時間があれば、弱点を克服できた望ましい状態を表現する。
・さらに時間があれば、克服までのプロセスにはどんな場面があるか、
イメージして表現する。
2)グループ発表
・グループの成果を発表する。
・自分が共感できる人間彫刻の傍にいって、自分も彫刻になる。
・ファシリテーターが人間彫刻の肩をたたくと、シーンにふさわしい
言葉を発する。
3)振り返り
・内容は後日報告
以下、黒木さんのライブ記録です。
<ワークショップ背景>
レジュメ1、川端さん作
レジュメ2、ラテン系のブラジル発の演劇を用いたものが期限
抑圧が厳しい中で演劇を使って社会変化や問題解決に用いられた
即興的なものである。
<本日の志向>3つの場面
1. 現実 2. 理想 3. プロセス
ボアールノ特徴的なものとしてフォーラムシアターを用いる
☆ 実社会を変えるものに繋がっている事実もある
言葉の世界では気が付けかない事に身体を使うことで気が付く
現実のリハーサルとしても有用できる
<今日のテーマ>
「ファシリテーターとしての自分の弱点=個性の一部」
A「体でコミュニケーションゲーム」〜コミュニケーションを深める
+見つめなおすゲーム」
1. 握手で挨拶・・・Aさんが自分で自分の名前を言う、
BさんがBさんの名前を言う
AさんがBさんの名前を言う、BさんがAさんの名前を
言う
握手で挨拶「よろしくお願いします」
<全員が2度づつ挨拶することになる>
「全員がしゃべらなあかんし、動きを持ってくるには
いいですね」
アンケート:部屋の向かって左端を100%右端を0%としてライン上に
分布する
アンケート1:これからの事に期待しますか?
アンケート2:理想のファシリテーター像と比べて何%ですか?
ワーク2 : 手のひら催眠術
<2人一組になる>→AさんがBさんの顔の前に手をかざす
→BさんはAさんの手の動きについていく。
2組に分かれて、やってみる。
☆ やってみての気付きは。。。「ひたすらついていこうとしていた」
目標に対して集中
☆ ついていく方、ついてきてもらうほうが「楽しい」に差がある。
ワーク3 : ボール回し
<愛コンタクト>を取って、音でボールのうけ渡しをする。円になって右周り、左回り。
ランダムにボールを回す(勿論、愛コンタクトの上で)。ときどきボールが増える(笑)
ボールを意図的に増やして、2個を円の中で回す。
(パンパンいうて、何処にあるんかわかりずらい・・・ので、またまたボールが増える)
気付き・・・お互いのコミュニケーションがとれていないと、やっかい。
目で相手が受け取ってることを確認できていないのに投げちゃう
う〜〜
<鏡になって、全身を真似る>
第1グループから、AさんがBさんのまねをする→交代
第2グループへ・・・交代
「相手の動作を見て、この人スポーツ好きだなと感じた」
「鏡の動き(左右対照)はむつかしい」
<体で自己紹介>
「こういう事をしているときが一番自分らしいなと思うとき」
モデルを決める。モデルが自分を現すポーズ(またはアクション)を取る
(そのポーズの解説をする)
②皆がいっせいにまねをする
☆ 「人間彫刻」<2人ペアーで創作>
☆ お題が与えられる「フォークとナイフ」重なったら尊重、しゃべらないで創作します
「樹」・「トイレットペーパー」・
<4人組>「いす」
<7・8>「PC&周辺機器」<全員で>「公園にあるものといる人」
ダストボックス・シーソー・滑り台・ブランコ・ジャングルジム(モニュメント??)
噴水・鉄棒・ホームレスのおじさん(笑)・ウンチ・犬と飼い主
<空間をデザインする>
ペアーになる。Aさんは彫刻家・Bさんは彫刻になる
① 基本的には鏡をする
② 微調整を手で入れる
③ しゃべらないルールはかわらない
お題「貴女の理想のファシリテーター」を作る
・・・・一箇所に纏めて配置してみる・・・・
・ 加速と収束
・ 個性がきつい
・ こんだけそろうと、押し付けがましい
<彫刻のせりふ>
君はどうかね〜、これでドウですか?さあ、皆さん宿題です:あ〜これはKJ方といいまして・困ったチャン退場!!松田さんはどうおわれますか?あなたのいうことよくわかりますよ・なるほど・今言ったことを言い換えるとどうなるでしょうね・そ、それです!(思いを引き出しているとき)・ほ〜いいね・
お題「困った参加者:困ったチャン」をつくる
<彫刻の台詞>
ごかいよ〜、おまえな〜、そらむりや〜、何もありません、だり〜〜、そもそもこの会議の目的はなんや、それはずれてますよ〜、あんたいっつも思ってんねんけどな〜
俺のいうことちゃんとやっとけばいい、きょうの晩飯なんやろ?こんなこと意味ねーよ、もう駄目だ、何かあいつらしゃべっとるで、まったく無視。
<<ファシリテーターとしての弱点>>イメージシアター
グループ分け①聞かない②熱くなる③堅い④収束が下手1・2の5つのグループに分ける
それを象徴する場面を人間彫刻を作る
・ ・・・以下より、書記黒木もワークに参加の為、詳細は堀会長のサマリー&HP上の写真を参考にして下さい。
<気付き>・・・・このグループ分けからの気付きは、松田さんとも話していたんですが、コーチングで起用されるタイプ分けと々感じで分かれているのでは???
① 聞かない・・・コントローラー
② 熱くなる・・・プロモーター
③ 堅い・・・・・アナライザー
④ 収束が下手・・サポーター
・ ・・という感がありました。
以上
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イントロダクション | 輪になって自己紹介 |
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鏡を使って人間彫刻 | 出来栄えにご満悦の松田さん |
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ファシリテーターの弱点を体で表現する→それそれの意味がわかりますか? |