第5回:2004年1月10日 一年の計は元旦にあり関西FAJのビジョンを描こう!「ビジョンづくりのファシリテーション」関西支部

第5回関西地区研究会議事録

■日時   2004年1月10日(土)14:00 〜17:00
■場所   京都産業会館 2F レンタルスペース南
■出席者  明石、荒金、市田、岡本、大野、加藤、
        加留部、川端、木澤、三枝、鈴木、瀬部、
        中森、西田、二宮、舟橋、堀、松永、山下、
        山本(計20名、50音順敬称略)

■内容

 1.ゲスト紹介(西田さん from 茅ヶ崎)

 2.「一年の計は元旦にあり 関西FAJのビジョンを描こう!」(F:堀)
   〜ビジョンづくりのファシリテーション〜

  1)ミッション・ビジョンとは?
   ●ミッション、ビジョン、バリューの定義
    ・ミッション(目的)、ビジョン(目標)、バリュー(基準)
    ・定義の議論に時間をかけるのは無駄→やっているうちに
    分かる
   ●ビジョンづくりのフロー
    ・共有→発散→収束→統合の4ステップ
    ・最初の事実と意識の共有に時間をかけるのがコツ
     →キーコンセプトが見つかると後は早い
    ・ツールではなく、思いを引き出して束ねるコミュニケーション
     が本当のポイント
   
  2)ミッション・ビジョンづくり(1.5時間)
   ●戦略タイプ
    ・SWOT→強制発想→優先順位化
   ●イメージ化タイプ
    ・タイムマシン(仮想記事)→キャッチフレーズ化
   ●深層心理タイプ
    ・マインドマピング→チャート化
   ●自分探しタイプ
    ・フレームワーク型→ミッションステイトメント

  3)発表と振り返り
   ●戦略タイプ
    ・論理性/納得性を高めるのに便利
    ・ペイオフマトリクスはもう少しブレイクダウンしないと難しい
    ・非ビジネス系では、SWOTの言葉を変えるべき
    ・SWOTは戦略づくりに使うものでビジョンは少し違うのでは?
   ●イメージ化タイプ
    ・外から見られたい自己像から潜在的欲求を引き出すのに便利
    ・新聞づくりに夢中になってビジョンを忘れそう!
    ・新聞からビジョンへの論理性は大丈夫?
   ●深層心理タイプ
    ・自由に連想しながら意識の共有を図るのに便利
    ・今回はマインドマップから目的・手段ツリーにツールが
     変わった
    ・構造化のところで恣意的になる可能性あり
   ●自分探しタイプ
    ・内面をとことんつきつめて考える時に便利
    ・悪い面をみなくてよいのか→良い面しかみないのが特徴
    ・目標を見失った元気のない組織向き  等々

  4)全体振り返り(&共通課題)
   ・四つのタイプをどう使い分けるか?
    →人やチームの属性や状態により一概に言えない。
   ・どこかの時点でプログラムから飛躍があるが・・・
    →意見が一致すればそれもよし


 3.今後の予定(時間変更)

    ●第6回研究会 1/10(土)13:00〜17:00 大阪方面(予定) 
     「関西FAJのビジョンを描く<第2弾> 私は何をする?」
     担当:チームM with Mr.Katoh




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