2014年11月8日(土) 関西支部定例会(テーマ1)関西支部

開催日

2014年11月8日 (土) 13:00~17:55

会場

アネックスパル法円坂4号室

ワークタイトル(テーマ1)

議事録を書いてみよう
~議事録を書くことでファシリテータの能力を高めることができるのか?~

テーマレベル

Lテーマ

MF or チーム代表

モリタ(森田充彦)

企画メンバー

モリタ、ひかる君、おかじゅん、ナミ

対象者

どなたでもOK

プログラム概要

① 導入・オリエンテーション(挨拶・スタッフ紹介・目的・目標・プログラム説明)

② アイスブレイク(下書き+3分自己紹介)

③ ワーク1模擬会議(創造型)テーマ「社員食堂の新メニューを考える?」
1) 参考資料「報告(出典:下記参照)」を読んで、議事録に必要な要素を確認。
『ソイヤーの内部監査』第一分冊 pp.86-87 日本内部監査協会
ローレンス・B・ソイヤー 他著 日本内部監査協会 翻訳,監修

2) 議事録作成+議事録の振り返り(1)

④ ワーク2模擬会議(問題解決型)テーマ「どうすれば多くの人が定例会に参加するのか?」
議事録作成+議事録の振り返り(2)

⑤ 振り返り(テーブルごとに話し合う)

⑥ 気づきの共有(シアター型で一人一言)
→MFからの最終的な問い「議事録作成能力が上達する事と、F力向上には、どのような関連がありますか?」

【進め方のルール】

①グループで一人ずつFrを立てる。
②模擬会議では模擬会議に集中する。

参加者数

ファシリテーター(チーム) [1] 名 + 参加者 [14] 名
※担当運営委員記入:参加者内の会員 [12] 名+見学者 [2] 名

参加者コメント

(気づきの共有から)

・FGとの関係
 FGをちゃんとすると、良い議事録になる。議事録を意識→よいFG
 FGを見ればよい議事録が書ける。(議事録→FGはできない。) 
 FG→書式に落とし込めば議事録!

・ファシリテーションとの関係
 会議の進め方によって議事録の作りやすさが変わる。
 「Frの中立性」→ファシリテーションに効果あり
 客観性を求める力に気づいた。

・「議事録」そのものについて
 フォーマット(目的・結論先行)→書きやすい
 議事録苦手意識→やり方を習ってないだけ。
 合意形成のギャップを議事録で少なくできるのでは?

・「書き方」について
 どうまとめれば読み手に分かり易い?工夫
 言葉のチョイスでニュアンスが変わる。
 各人で書いてあることが全く違うことも!(オソロシイ・・・)
 言葉の使い方で議事録がガラッと変わる。

・議事録×ファシリテーション
 議事録を見ることでFがうまくいったかどうか分かるかも→次のFのヒントに!
 議事録/FG・まとめた形の有無・それぞれの良さを勉強したい!

気づき共有の際、企画メンバー・和田さんからのシェアがありました。
哲学者・木田元「昨日の事は覚えているが、一昨日の事は忘れる。」(木田家の家訓より)→議事録はすぐ書くことが重要!

担当者振り返り

MF(モリタ)

このワークができるのか?との不安も・・・当初、関係性は?の疑問があった→対話を重ね、形にできた。みなさんの協力で出来上がったワークで、かかわった方に感謝します。「模擬会議で定例会の参加者を取り上げることで、何か行動に繋がるといいな!」という、裏の意図もありました。

担当(ナミ)

今回は(承認プロセスが必要なレベルの)正式な報告書類としての「議事録」を題材にワークを行いました。

そんなお堅い材料をワークに料理してくださったMFモリタさんと企画メンバーの皆さん、ありがとうございました(途中、アイディアやアドバイスくださった会員のみなさまにも!)。まったく一から作り上げたコンテンツで、さらに、参加者の皆さんの力量にゆだねる部分が大きいワークでしたが、皆さんそれぞれ気づきを得て、共有していただけたことがとても嬉しいです!(さすがFAJですね)