2014年5月10日 (土)12:30~17:00
東山いきいき市民活動センター
子どもも大人もプレイフル・ラーニング! Part 2 アートゲーム編
アートxわたしxあなたをつなぐ美術鑑賞ファシリテーションとは?
はっちゃん
はっちゃん(FAJ会員),サポート: チーム『グローバル京都を楽しもう!』メンバー
どなたでもOK
◆起◆
1)アート探偵
心の中で自分の気に入ったカード1枚を決めておき、参加者が一人1問ずつ質問をして気に入ったカードを当てるワーク。例えば、「それは日本画です か?」「カラフルな色を使っていますか?」など、ヒントとなる答えを導き出すために必要なのは「質問力」です。
2)ファシリテーションをアートにしよう!
ファリシテーターが参加者に「よいファシリテーターとは?」という質問を投げかけ、それに対して出てきた答えをイラストと文章を織り交ぜてひとつの作品にしていこうというもの。ファシリテーショングラフィックとはまた違ったアートが出来上がりました。
◆承◆
3)つながりゲーム 七並べ編 (絵合わせ/マッチング)
一人5枚ずつ手札を持ち最初に山から1枚カードを引きます。そのカードと共通するキーワードを捜して手札を引いたカードの上下左右のどこかにおき ます。順番に1枚ずつ手札をだし、2枚のカードを共通点を説明しながら置いていき最後に全員の手札がなくなるまで続けます。共通点はメンバー全員が納得し、拍手(承認)を貰うことができたらOK。既出の共通点は使えません。
例)「どちらの絵も猫がいます」「どちらの絵も日が差し込んでいます」など非常に「観察力」が必要となります。
4)つながりゲーム 対戦編
1対1で、お互いの手札を1枚ずつ出し、それらの共通点を先に言えた方が札をもらいます。札を多く取った方が勝ち。
5) お話づくり
机に広げたアートカードの中から3枚のカードを自由に選び、即興で物語を作ります。少し強引でもOK!です。とっても面白い物語が出来上がりまし た。即興とは思えない完成度の高いものもありました。
6) わたしの展覧会
これも机に広げたアートカードの中から、自分で決めたテーマに合ったものを選びA3のコピー用紙に順序を決めて貼り付けていきます。そして、タイトルを記入して 発表。さまざまな視点に基づいた展覧会。「なるほどと思えるもの」「パロディっぽいもの」「ストーリー性のあるもの」などそれぞれ特徴があり面白 いものができました。これも、発想力と組み合わせする力を必要とします。
◆転◆
興味毎のテーブルに分かれておしゃべり。
A) 子どもも大人もプレイフル・ラーニング Part3 どんなのがいい?
B) アートゲームをビジネス/まちづくりに応用するには?
C) アート/美術館について、もっと語ろう
D) もっとアートゲームするぞ!
◆結◆
・転の各卓での内容を"かるーく"発表
・円になって、本日の感想をひとこと。
ファシリテーター(チーム) [1] 名 + 参加者 [17] 名
・もっとアートワークを楽しみたい!いろんなアートゲームをやってみたい。
・アートをつくる活動はしていたが、見る活動でこんなにつながれるのが面白い。
・日常の中でもアートがもっと必要ではないか?
・職場にアートカードを置いておき、アイスブレイクとして毎朝1回アートゲームをしてから仕事に取り掛かって見てはどうか。
・アートを見る視点を変えることにより今まで気がつかない部分が見えるようになった。
・遊び心や面白みを見つける楽しみ方もあるのでは。
・アートゲームをすることで、自分の発言のクセに気付いた。
・ゲームを通じて、個性を発揮できることから、誰もがアーティストになれると思った。
・アートは人生のおまけと捉えていたが、人生の中心にあるものだと気付いた。
・今後に向けて:ワーク自体は十分大人が楽しめ、さらにファシリテーションのトレーニングとしても満足のいくものでした。今回、子どもの参加率は低かったですが、 今後も子どもワークは継続していきたいと思います。
-その理由は3つ-
①子どもの世話があるため定例会に参加できないお父さん、お母さんの会員が気兼ねなく参加できる。
②子どもと一緒にワークショップができる機会を作りたい。
③将来のファシリテーターの育成につながる。(子どもにファシリテーションに興味を持ってもらい敷居を低くする。)