2015年10月10日 テーマ2 【支部イベント再演】ファシグラを観察して、練習する関西支部

MF:加藤 彰(FAJフェロー)
実施日時: 2015年10月10日(土) 13:00〜17:00
会場: アネックスパル法円坂 2号室
参加人数: MF1名+従事者1名+参加者31名

◎プログラム概要

①模擬会議にて加藤がファシリテーション・グラフィックを実演。参加者はそれを観察し、疑問に思ったことを訊く機会を持つ。
②今度は参加者側が模擬会議のファシリテーション・グラフィックを演習。他の人の作品の鑑賞、グループ内ふりかえりもしつつ、2回の模擬会議を実施。
③最後に全員で今日印象に残ったことを共有。


◎参加者コメント
・まとめるとみんなの話を拾えない。フレームを決めてしまうとそこに無理に入れてしまう...話を拾うこと、捨てること、どちらも大切と感じた。
・どのような話になるか、事前に予測しておくことも必要。
・レコーディングに徹すること、ファシリテーターとして介入しながら描くこと、どちらにもPros/Consがある。
・決めていたフレームと違った展開になったときのリカバリーを考えたい。
・ファシグラの構成で、ミーティングが活性化する!

◎MF(担当者)振り返り

<MF・加藤さんより>
・演習の2回目には若干上達した方もおられ、1回やってみてそれを踏まえてもう1回演習することの重要性を再確認した。
・自分がどのような工夫を心がけて書いて、どこが巧くいって、どこが苦労したのか、それを1人1人がしっかり語る時間を持てると参加者の参加意識や発見や満足度も高まると思う。20人ぐらいならそれもできるのだが...。
<担当・ナミ>
・ファシグラのワークでは「美しく描くこと」に関心が向きがちなことがありますが、今回のワークでは字や絵の巧拙よりも「構造」「予測」などの方向で考察が進んでいったのが印象的でした。議論を活性化させるための手段としてのファシグラ、本質を考えるヒントになった時間でした。
そして、なにより皆さんの描いている時の表情がすてきでした!