2015年11月14日 テーマ3 オンライン会議ファシリテーション 〜Let’s OMF!〜関西支部

MF:りえ うなご かんちゃん ゆき
実施日時: 2015年11月14日(土) 13:00〜17:00
会場:西宮市民センター
参加人数: MF4名+参加者12名

◎プログラム概要

オリエンテーション (10)
ウォームアップ (10)
デモ&観察メモ (40)
観察メモの共有 (15 / 全体)
アジェンダ案の作成 (30 / Gr)
<休憩> 14:45〜15:00
トライアル&観察メモ (45)
観察メモの共有&アジェンダ案の改良 (40 / Gr)
グループ発表 (15)
振り返りOMFのご案内 (5)
原状復帰 (5)
※カッコ内は分数
 

◎参加者コメント

<レイアウト>
・部屋のレイアウトよく考えられてて良かったです。
・模擬会議のレイアウトは面白かった。横の人も見えない様にパーティションで完全に分けても面白いかと。
・再演するのであれば,ホントのオンラインの場(家から参加等)での定例会もありかも。

<模擬会議>
・売り上げ増会議ならばもっと案と数字を出しながら話する。言葉だけではなかなか上手く伝わって無いかも。
・参加者が体験した模擬会議は、ファシリテーション能力の部分では、ファシリテーションを含めた会話の難しさを実感でき、良かったと思います。
・デモ会議のテーマについて、前提が分からず共感するのが難しかった。

<プログラム>
・時間の制約があり難しい部分かと思いますが、ITリテラシーの部分を多めにして触れる機会があればよかったのかと思います。代替案として、簡単なカンペのようなものが配布されれば良かったかと思います。

<ツール>
・顔を映す動画は全く見てなかったので不要かも。と思った。

<全体>
・オンライン会議をファシリタティブに行うためには、アジェンダ以外にも色々と考慮しないといけない事があると感じた。それらの改善方法を考えてみたい。
・細かいところまで気を配られたプログラムだったと思います。MFとしての準備時間が知りたくなりました。ありがとうございました。PCの準備などご苦労様でした
・事前準備としてかなり練られていたかと思います。企画チームの労力は、当方の想像が及ばないほどと思います。
・ファシリテーターのリード、積極性、テキパキ感が大事だと思いました。
・新しい試みのチャレンジで色々と難しかったと思います。また、当日も機材の準備など、他のワークとは異なる気遣いがあったと思いますが、当日のワークがスムーズに進んだのはそれらの準備の賜物と思います。ありがとうございました。
・今のご時勢、web会議は頻繁に実施されています。近い将来、FAJの活動は、対面会議より、むしろweb会議におけるコミュニケーションの頻度が高くなると、予測しております。とても有意義なワークでした。ありがとうございました。
 

◎MF(担当者)振り返り

担当者振り返り:〜定例会のプロセスを振り返って〜

“オンライン会議ならでは”のファシリテーティブな場づくりと進行に役立つツールの活用方法や注意点を、みなさんと一緒に深めたいと考えて、今回のワークを企画しました。前半はその意図に沿ってワークを進め、とても良かったというポジティブなフィードバックをくださった方もいました。しかし、前半を終えた時点で、コンテンツの難易度に物足りなさを感じている方もいるように見受けられたので、後半は企画チームが用意していたものを手放して、その方々がやってみたいと思ったことを、やってみたいように進めていただきました。結果として<1人1台のPCで、参加者全員がPCを同時に操作しながら行うシンプルなアイデア発散と決定の模擬会議>ではなく、<心理的に対立しているグループ同士の複雑な問題解決をテーマにし、PCは資料の閲覧と音声デバイスとしてのみ使用するロールプレイ>になりました。一部の方からはロールプレイでは、テーマの複雑性やリアリティへのこだわりが強くてしんどかった、という声も聞かれましたが、定例会は調査・研究の場であり、特に今回は実践者向けPワークであったことを考えると、私としてはあれで良かったのではないかと感じています。
今回は私の力不足もあり、企画チームが目指していたゴールである「オンライン会議ならではの良さを感じ、それを今後の仕事や活動の中で活かしてみたいと思った」方々は、少数派だったかもしれません。しかし、中には今回のワークからヒントを得て、既に色々と前向きに試してくださっている方もいらっしゃるので、このテーマはいつか機会があれば、同じゴール設定で再挑戦してみたいと思っています。(りえ)

世の中で起こっている最先端に敏感なFAJメンバー(笑)、今時感が満載のワークでした。
世間の(たぶん)一部の人しか使っていないオンラインミーティングというものが、これからはより世の中に広まりスタンダードになっていく、そんな予兆を感じる定例会でした!(かんだ)

トライアルのテーマが圧倒的多数でチャレンジングなものに決まったので、さすがPテーマだと実感しました。その一方で、デジタルツールを試す場とは違うものになったようにも感じています。
けれども、その複雑な対立のおかげで、デジタルの中でも誰かが本音をつぶやいたときに他の参加者の気持ちが動くというアナログな本質に気付けました。情報量(表情や空気)が対面会議と比べると圧倒的に少ない中で、気持ちを表現しやすい場にするよう今後心がけたいと思います。(うなご)