2015年12月11日 テーマ1 「写真でジョハリ。」 自分の思いと他者の感じ方との違いを楽しみ、驚きながら、ココロの窓を広げていきましょう。関西支部

MF(企画メンバー):むらい ひろ まあみ Sonopy
実施日時: 2015年12月11日(土) 13:00〜17:00
会場:京都工芸繊維大学15号館
参加人数: MF4名+参加者10名

◎プログラム概要

■ 導入
・進め方/ゴール/グラウンドルールの説明。
・インストラクション:
「ジョハリの窓」について説明。
「写真は癒し!」(この写真ワークを企画した経緯について)
・グループごとに自己紹介。

■ 前半ワーク(写真を使ったワーク)
(準備物として、参加者の方に、自分で撮影した "愛着のある写真を1枚" 2L〜はがきサイズのプリントで持参いただいた。)
・インストラクション:
「写真と言葉との関係」(写真にキャプションをつける意義と方法のヒント)
・他者の撮影した写真を、あたかも自分が撮影したかのようにキャプション(言葉)をつける。(個人ワーク:色画用紙に写真を貼り付けてキャプションを記入。)
・全員で円になって一人ずつ順番に発表〜質問/コメントのセッション。
・ギャラリーウォーク:それぞれの作品への "ポジティブな" フィードバックを付箋に記入して貼り付け、および撮影者本人とのコミュニケーションを各自でとってもらう。
・振り返り:
(問い)写真ワークとしてどうでしたか? もしくは、どんな気づきがありましたか?
大きめの付箋に記入して順番に発表してもらい、全員で共有。
・MFからの総括コメント。

■ 後半ワーク(プロアクションカフェの手法で今後の定例会ワークを企画してみよう)
・インストラクション:
本年度 FAJ関西の運営方針「実践者の後押しをする」について。
プロアクションカフェについて。
・写真を使ったワークのアイデア出し〜マーケット(テーマを3つにまとめ)
・第1ラウンド(時間の都合により今回は第1ラウンドのみとした。)
・各グループごとに発表。
・今後のワーク企画の参加希望者を募る。
・MFからの総括コメント。

◎参加者コメント

・想像したり言葉を選んだり、いつもとは違う脳を使った気がする。
・世の中には、解釈が違っても良いものがあっていいという発見があった。
・音楽(BGM)の与える影響。(雰囲気づくりに効果的だった。)
・自分が見て感じた風景と他の人が見て感じることは、"まったく" 同じにはならないかな? 人の話や説明文に耳を傾ける事は、大切ですね。
・写真を持ち寄るのは手軽。そしてとても楽しい。
・今日の参加人数は、1グループでシェアするのにちょうどよかった。
・フレーム、余白の安心感。余裕を感じました。
・インスピレーションが刺激されますね!妄想(空想)もできて楽しい!
・プリントされた写真っていいね!あらためて気づかされました。
・(ジョハリの窓の)盲点の窓が見えた。
・1つの写真でも人によって様々な感じかたがあると思った。
・ Why, What, Where の質問ばかりしていた!
・「コマーシャルみたい!」のようなコメントできず。
・他人になりすますってめったにできない。自分の中の他人がとてもくすぐったく感じた。
・ワークの最後に撮影者本人の "意図開き" があった方がよかったと思います。

◎MF(担当者)振り返り

(むらい)
参加者のみなさんや企画チームのみんなが、写真を使ったワークショップでの体験を通して何らかの「気づき」や「きっかけ」を得られたのならば本当に嬉しいです。
今回は「ジョハリの窓」のフレームを背景とする "コミュニケーション" にフォーカスしたワークになりました。これ以外にも、ファシリテーションに使えるアプローチはたくさんありそうです。今後もみなさんと一緒に深めていきたいと考えています。
繰り返し経験していくことで、写真もうまくなっていきそうです。

(Sonopy)
●コンテンツ
写真テーマをどうFに繋げるかが難しかった。
今後もこの点が課題になる。
●事前準備
リアルとスカイプを併用した。
MF村井さんがデジタルミーティング技術を駆使しスカイプMTGも効率よくできた。

●当日の進行
参加者の集まりの関係で開始が15分遅れたが、途中途中、時間を吸収し違和感なく当初予定通りのタイムテーブルに収まり、事なきを得た。

●参加者として
どた参加や忘れた方用に、実は7枚サンプル写真を用意しており、その内2枚を使用してもらいました。自分の写真に成りすまされる場面は、2倍楽しませてもらいました。他人の写真の成りすました時のみなさんの無茶振りがとても楽しかったです。
後半「フィールドワーク」チームでした。勿論、Fとのつながり、地域活性化など、色々応用が効きそうで、次回以降の新ワークの息吹が聞えてきました。

●会場
初めての場所で、京都駅から更に20分距離があり、参加者もすこし迷っている方もおりました。ただし、敷地入口から、建物が近く、これは助かりました。部屋に入るとたん、景色もよく、椅子・机のデザインも良くまさにワークショップのための部屋でした、機会があればまた使いたい。