2015年12月11日 テーマ2 仕事の流儀シリーズ 第二弾 待った無し、出たとこ勝負でなんとかする!関西支部

MF:吉永(三浦)初美
実施日時: 2015年12月11日(土) 13:00〜17:00
会場:京都工芸繊維大学15号館
参加人数: MF1名+参加者13名

◎プログラム概要

<当日のお題>
待った無し、出たとこ勝負でなんとかする! 〜Fの現場力とは?〜今回のFの定義: ファシリテーターとは、ある集団の満足・成果を高める働きかけをする人。

★ 問い ★
・ 出たとこ勝負で何ができるか? Fの現場力とは?
・ 短期間でどう自分をファシリテーターとして高めるのか?(F育成)
・(未知の分野であっても)自分がファシリテーターとして、いかにその場の満足・成果を高められるのか?

★ WS ねらい ★
・Fとしての現場マインド・スキルを高める
・ビジネスパーソンに縁遠い 交流・育成のF、女性的Fを知ってもらう
・むちゃぶりに慣れてもらう

<進行> (時間は予定時間、実際はおした、<>は実際の時間)
4島(3−4名毎)、できるだけ知り合いとは別の島に各自着席  
13:00【15】全員:なぜこのテーマ、分科会に参加することにしましたか?コミットをとる、自己紹介、デモンストレーション
【30】G:あなたは何者ですか?あなたの強み・得意なことは?あなたが知りたいことは?
3人:3分間モノローグ+1分要約・1分質問  
5分 x 3回=15分+冒頭10分
Aさん:モノローグ、Bさん:エッセンス伝える、C・Dさん:質問ひとつ
【15】課題:よいファシリテーターとは?
G:(03)ブレスト、書記1名、(07)順に発表  FG:吉永 (05)説明

14:05【30】事例1: 場に臨む:Fの心構え・ふるまいとは?
(05) 説明、(10)Gで話し合い、シェア・説明 FG:依頼

===
<15:10->【10】休憩
===

<15:20> <03 エナジャイザー(体操)>
【30】事例2: 短時間で相手とつながるには?
(05) 説明、(05)Gで話し合い、(10)シェア・説明 FG:依頼

【30】事例3: 言葉力/経験さまざま〜各人を活かし成果を招くには?
(05) 説明、(10)<全体問いかけ>シェア・説明

ダイアローグ: 出たとこ勝負で何ができるか? 日々のFn 自分はどんなことしている?できる?
(05) 説明・育児の日々での陰F活動紹介
(10)Gで話し合い、 (2)移動

全員で円になって一言  FG:依頼
<16:50>本日の振り返り、次にやる人を決める

◎参加者コメント

冒頭に「よいファシリテーターとは?」という問いに対して、参加者より多数の概念が出てきた。
それぞれがファシリテーターにとって必要なことばかりであり、よいファシリテーターの条件は多数有りハードルも高いが、すべてが万能でなくてもよいとも感じた。
事例1)Fの心構え〜場に臨む
事例2)短時間でメンバーとつながる。
事例3)成果を招く(国際交流のファシリテーション)
吉永氏による3つの事例のすべてが、日頃接点のない世界であったが、自分の仕事とも共通する部分も有り、共通点を探すのも興味深かった。
特に、「嵐は必然・必須であり、対立を恐れてはいけない」という部分は難しいことであるが、私自身のチームビルディングにも共通する点であった。
そのほか、「他者と一緒の意見である」というのも立派な意見であるというところが、目からウロコであった。
行き当たりばったりという状況に飛び込む勇気とチャレンジがよいファシリテーターになる近道かもしれない。

◎MF(担当者)振り返り

2014年4月定例会の堀さんの「仕事の流儀」ワークショップ時に次回を立候補し、ようやく形にでき、なんとかみなさんの学びにつながったようでほっとしています。フォーマットがある&参加者がいる中で、自己の経験ふりかえりの場を得られ、自分が得てきたことや立場、スタイル、特長を明確にすることができました。13名の方々に4時間もの長きにわたって検討してもらえて、ほんま得難い経験でした。育成交流・異文化・短期間・大人数のファシリテーションについて自分なりの整理がついたように思います。貴重な機会に大変感謝しております。

 【改めて自分がFとして大切にしていきたいこと】
・既存のテンプレートや意見を選択し、とにかく発表・形にしてみること
・Fひとりで万能を目指すのでなく自分・場を開いて、メンバーの知恵・力を場に最大限いかすこと、感動(冷静)発生源/反射鏡になること
・(行き当たりばったりでも)腹をくくって積極的にコミュニケーションを取り、成果を招く余地を空けておいて、道が通じると信じ・努力すること
・コアメンバーだけでなく、事務方・付添者・会場スタッフなど場にかかわる方々すべてを尊重し、よいエネルギー循環をつくっていくこと
・仲間を得て場数=馬鹿sを重ねること 、悔しさも成果
・問いや問題意識を入念に磨いたり、手放したりすること
・Form/Storm/Norm/Performが生まれる余地・期間を確保すること
・人々が集う機会を大切にし、その場のイマ・ココに向けてベストを尽くすこと

謝辞:今回の機会やサポートをくださった堀さん、ゆたやん、運営委員の方々、Macアダプター貸してくださったひろきさん、当日ご参加の皆様、当日FG立候補のエガヲさん、ひらりーさん、えりちゃん、うなごさん、ゆーとさん、第3回仕事の流儀を引き受けてくださったひらりーさん、本稿を読んでくださっている方々、FAJの歴史と皆様、誠にまことにありがとうございます!

今回のワークショップ・報告についてご意見・質問等ございましたら、
お気軽にご連絡ください♪ 吉永初美 hatmiu◆gmail.com (◆を@に)