2015年9月12日(土) 関西支部定例会(テーマ2)関西支部

開催日

2015年9月12日 (土)13:00~16:50

会場

西宮市民会館

ワークタイトル(テーマ2)

ファシリテーター解体新書in関西支部 第2弾 
~観察&分析でもっと実践!~

テーマレベル

Pテーマ

MF or チーム代表

ナミ

企画メンバー

イチロー、エガヲ、おかじゅん、ナミ、まりね、みねやん、ゆうみん、ゆたやん

対象者

中級者・ベテラン・上級者

プログラム概要

1. オープニング
概要、進め方、当日の役割説明

2.メインパート
 2-1. 模擬会議と観察
 2-2. 解体準備(模擬会議の流れを整理⇒Frに聞きたいことのピックアップ)
 2-3. 解体ショー(Frが模擬会議中に見せた行動の意図を訪ね、その根底にある信念や価値観を明らかにする)

3. 振り返り
今後やってみたいことを明確にしたり、自身の信念について考えてみたりする

参加者数

ファシリテーター(チーム) [8] 名 + 参加者[40] 名
参加者内の会員 [38] 名+見学者 [2] 名

参加者コメント

<よかった点>

・ファシリテーターを多眼的に観察して統合の上、探索していく流れは良く出来ている。ファシリテーションのような複合的なものが相互作用するものを捕まえることに一石を投じている。
・全体の構成は、よかったです。プログラムの発想がおもしろく興味が持てたため、意欲的に参加できました。
・解体されるメインファシリテーターの選び方(力量ある加藤彰さんの勇気に感謝!)
・経験豊富なファシリテーターの実践を観察、分析できたこと
・普段は聞けないファシリテーターの暗黙知を知ることができること

<改善すべき点>
・マグロ役のファシリテーターへの質問タイムは、もう少しコンパクトにしたほうが良いのでは?
・質問を考えたり、行動を並べ替えたりするプログラムを考えると、1グループの人数は6名くらいがちょうど良いのではないか?
・非常に面白い企画なので、1日かけてもいいと思います。模擬会議の参加者の「気づき」や「違和感」を共有する時間や、自身のやり方との比較検討、ビデオでの再生活用など、じっくり解体ショーとそのあとの料理を味わい尽くせれば、幸いです
・すごく解体したつもりなのに、まだまだ気付いてない、見えてなかったことがあった気がしています。

担当者振り返り

関西支部で2回目の「ファシリテーター解体新書」。前回の振り返りをもとに、主に観察者が見る範囲についてプログラムを改訂してみました。見る範囲を前回より広げたことで、全体が見られるなどの肯定的な意見、散漫になるなどの否定的な意見、それぞれが寄せられました。意図をしっかり説明仕切れていないMFの責任はもちろん大きいですが、ある意味、参加者お一人お一人が何を求めてこのプログラムに参加しているかも影響しているように思いました。プログラム内の同じ場面に対して正反対のフィードバックが他にもあり、非常に興味深いご意見をいただけたように思います。一つの事象に対していろいろな方向からの見え方があり、なんとも奥が深いプログラムです。
今回は解体される「まぐろ」をお引き受けいただいた加藤さん始め、企画チームの皆さんと、プログラムに積極的に関わっていく参加者の皆さんのおかげでとても気づきの多い時間を過ごせました。今後もいろいろなタイプのファシリテーターを「解体」してみたいと思っています。こんどはあなたも一緒にやりましょう!