2016年3月12日(土) 関西支部定例会(テーマ1)関西支部

開催日

2016年3月12日 (土)10:30~17:00

会場

西宮市民会館

ワークタイトル(テーマ1)

帰ってきた「挑戦!実践ツール開発」
~今度こそ、開発するぞー!~

テーマレベル

Pテーマ

MF or チーム代表

岡田 純子

企画メンバー

岡田 純子、久保 隆

対象者

ベテラン・上級者

1:午前、午後と通しで参加できる方(途中参加の方へのフォローはありません) 
2:困難で疲れるワークにも積極的に参画し「最後までやり抜くぞ!」と意欲にあふれた方

プログラム概要

<プログラムのねらい>
実践者らしくワークを分析し、自らの実践知を明確にし対話や協働作業を通じて高め合う。
また、それらを通じて実践知を磨くことへのモチベーションが向上すること

<今回取り上げた本>
『ゲームストーミング ~会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム』
デイブ・グレイ、サニー・ブラウン、ジェームズ・マカヌフォ著/野村 恭彦監訳/武舎 広幸、武舎 るみ訳 (オライリー・ジャパン)

<当日の流れ>
オリエンテーション
お勉強タイム 「ゲームとは何か?」
 1)ゲームの構成要素と展開(サマリーで共有)
 2)ビジネスのゲーム(輪読)
 3)ゲームストーミングの10のポイント
本で紹介されているワークを体験する
 A:共感図法
<途中、お昼休み>
 B:3-12-3ブレインストーム
グループでワークをふりかえる
どんなツール(ワーク)を開発するか方向性でグループ分け
グループでツール開発
開発したオリジナルツールを試す
 1)3+(6+3)×3ゲーム ※B:3-12-3ブレインストームを参考に
 2)おねだりゲーム ※A:共感図法を参考に
 3)「A君に定例会に来てもらうには」ゲーム ※A:共感図法を参考に
開発したオリジナルツールをふりかえる
チェックアウト

参加者数

ファシリテーター(チーム) [1] 名 + 参加者 [12] 名(1名途中退室)

参加者コメント

・本に書かれたワークを実際に試す機会はなかなかないので良かった。
・実際にやってみて考えるのは全然違う。
・ゲームの奥深さをさらに追求してみたい。
・『ゲームストーミング』に書かれている「不確定な仕事」を進めるうえでのゲームの効用に関心がある。今日のプログラムの中では、そこを考えるまでには至らなかったが楽しめた。
・本に書かれたワークを参考にせずに開発してみるのもいいのではないか。
など

担当者振り返り

相当ハードルを上げて告知して、申込む人がいなかったらどうしよう・・・と思っていましたが
(だからと言って単にハードルを下げれば良いというわけではなく、やっぱりツール開発には
相当な力量が要ると思うのです)、とても意欲的な実践者の皆さんに参加していただけて、
念願の「ツール開発」を行うことができました。感無量です。
通常の13:00開始に比べると長いとはいえ、これだけの短時間に「専門書で紹介された
ワークを読み解き、その解釈をベースに実践的なツールを開発する」という試みが成立したことに、
改めてFAJ会員の持つ実践知のすごさ、FAJのネットワークのすごさを実感しました。
2014年6月に実施した第1弾(この時はツール開発までたどり着けず)、今回の第2弾とファシリテーターを担当して、大変な勉強になりました。
プログラムのねらいに掲げた通りに「もっとファシリテーションについて勉強して、実践知を磨きたいな~」
との意欲が一番向上したのは私自身だったかも知れません ^ ^
改めまして、参加された皆さん、そして残念ながら当日はご一緒できませんでしたが、一緒に
プログラムを企画してくださったくぼさん、ありがとうございました!
第3弾、第4弾と続いて「関西支部の名物プログラム」になっていくことを楽しみにしています。