2016年8月6日(土) 関西支部定例会(テーマ1)関西支部

開催日

2016年8月6日 (土)13:00~17:00

会場

西宮市民会館

ワークタイトル(テーマ1)

"フレームワーク道場" 第7弾
〜フレームワークのコンビネーションを考えよう!〜

テーマレベル

L&Pテーマ

MF or チーム代表

ゆうみん

企画メンバー

ゆうみん,ミキ,エガワ

対象者

どなたでもOK

プログラム概要

【0】はじめに
・ フレームワーク道場の趣旨説明

【1】PREPで自己紹介
・ PREPフレームワークの説明
・ PREPによる自己紹介の練習
・ PREP利用の注意点

【2】フレームワークについての説明
・ フレームワークとは
・ フレームワークの効果と注意事項
・ フレームワークの一般的な使い方

【3】フレームワーク練習:PEST
・ PESTの説明
・ PESTで自社および自分についてのマクロ分析練習(個人ワーク)

【4】フレームワーク・コンビネーション(FWC)についての説明
・ フレームワークの組み立て手順の説明
・ 自社(自分)の戦略策定に関するFWC課題の説明

【5】フレームワーク・コンビネーション練習:5フォース,VRIO,SWOT,クロスSWOT
・ 5フォースの説明と実践演習
・ VRIOの説明と実践演習
・ SWOTの説明と実践演習
・ クロスSWOTの説明と実践演習
【6】模擬会議(新しくやる事 / オリンピックの基準)
・ 模擬会議のススメ方について説明
・ 模擬会議1「新しくやる趣味や自己啓発を決めよう」
・ 模擬会議2「オリンピックの選手出場基準を考えよう」
・ 模擬会議結果品評会

参加者数

ファシリテーター(チーム) [3] 名 + 参加者 [15] 名
参加者内の会員 [18] 名+見学者 [0] 名

参加者コメント

《全体について》
疲れたが,内容が充実していてよかった・勉強になったとの意見を多くいただいた。ただし,今回から非会員からお金を徴収することになったことから,勉強会的なやり方をいかがなものかとの意見があった1件あった。

《MFについて》
たくさんのお褒めの言葉やねぎらいの言葉をいただいた。一方で,少し周りが見えていない時間帯が合ったとの言葉をいただいた。

《内容(利用したFW)について》
今回のテーマであった,フレームワークのコンビネーション(組み立て方)について,気付きになった,すぐに使いたい,自分の現場で使えそうだとの全て好意的な意見であった。一方,個別のFWについての意見では,VRIOについて理解できなかったとの意見が多数よせられていた。

《個人ワークパートについて》
各ワークに対して時間が短いとの意見がやや多くあったが,短いが故に良かったとの意見もあった。利用したFWの数が多いことには総じて良い評価をいただいた。それに加え,数だけではだめで使いこなせるようになることの重要性についても今回のワークで理解できたとの意見をいただいた。また,参加者の自分事となり易い課題であったようで,具体的にFWを使える機会が得られたたことが良かったとの意見はかなり多くよせられていた。

《模擬会議パートについて》
模擬会議の時間が十分という意見もある程度あったが,どちらかというと短すぎると感じた意見が多かった。模擬会議のテーマはやや参加者に合わないものになっていたような意見が数件見られた。

《参加者視点からの今回の内容の活用方法に関して》
今回実施した内容は自身で復習し,練習していくというコメントがやや多く合ったが,中には朝活や研修,会社の経営会議に向けて活用してみるという具体的な実践の場を見つけるコメントも見られた。また,総じて多かったコメントは,今回使ったFWをより深く調べるという意見であった。

担当者振り返り

《ミキ》
構成ではアイスブレイクを意識し、課題に対しExampleの部分を絵で表現してもらい、pointの部分を当ててもらう、というゲーム性を持たせようと考えてみました。

反省
途中で自己紹介の時間配分を一分切り上げ、不公平が、出てしまった。参加者の方々の方が理解されておられたので問題なく、設定時間内に納めることができました。グループ内での和みも出来ていたように感じました。
最後にユーミンさんに注意点を説明いただいて助かりました。
今回、初めてでしたので、お二人に何回も相談にのっていただき、一人では出来なかった事を実現させていただきました。改善点は沢山ありますが、一歩踏み出せた充実感をいただきました。ありがとうございました。

《ゆうみん》
【プログラムの構成について】
時間が短すぎたという反省がありつつも,今回の方向性にプログラムの進化の可能性を感じた。
 参加者のコメントにも多数あったが,短時間で多数のアイテムを盛り込んだことで,時間がない・大変という印象は否めなかった。ただ,短すぎる時間に対して密度の濃い時間と思っていただけたコメントもあった。これは,このプログラムをより洗練させることで,効率的にフレームワークの習得を進める方法論に昇華できるのではと感じた。今後,この点について取り組む。

【プログラムの内容について】
フレームワークを使いこなせるようになったという成長を実感させる過程の作りこみが不足。改善策は個人ワークと模擬会議のつながりを如何に作り出すか。
 今回はフレームワークの組み立て方について情報提供させていただいたが,模擬会議や個人ワークをやる上ではメタ過ぎる内容で,参加者は実践に落とし込むのに苦労されていたようであった。やはり,模擬会議や個人ワークをする上では,具体的な目的が必要であり,今回はその2つの間にズレが大きかったように感じる。逆に今後は,このズレを解消させることで,参加者に使える道具を得た実感を得て帰ってもらうことができるようになると考えられるので,プログラムの設計でこの点に注意していくことにする。

【MFについて】
当日までの準備不足で参加者をやや混乱させることはありつつも,時間制約の厳しいプログラムをしっかり回しきることができた。
 今回はプログラムの設計に最後まで時間を取られ,各インストラクションの準備に不足が生じた。特に,個人ワークや模擬会議における参加者への提供すべき情報が欠落する端折りが多数生じたと思われ反省が必要である。一方で,「短時間で充実した内容だった」という言葉を多数いただいたことは,今回の時間制約が厳しいプログラムを自分がそれなりに上手く回せたということだと思う(参加者の協力あってのことだと思うが)。これが実現できた理由は,「フレームワークを実践練習する場」というポリシーを揺るがすことなく,会をドライブしていたことに依るのではと思われる。次回以降も,プログラムのポリシーを強固に保って進めるようにする。

以上。