2016年9月10日(土) 関西支部定例会(テーマ4)関西支部

開催日

2016年9月10日 (土)18:30~21:00

会場

難波市民学習センター

ワークタイトル(テーマ4)

新提案!会議にお茶はもう古い?!
~話し合いにはノンアル飲料やで!~

テーマレベル

Lテーマ

MF or チーム代表

おかむん・かんちゃん

企画メンバー

おかむん・かんちゃん

対象者

中級者
飲める人でも飲めない人でも

プログラム概要

オリエンテーション
 本ワークの狙いの説明

事前アンケート(9種類)
 ・フェイスシート・ストレス状態・3次元感情・日本語STAI・ENCOREs・協同作業
 ・ディスカッションスキル・ディスカッションイメージ・コミュニケーション不安

コンセンサスゲーム ファシリテーターに必要なスキルを考える
 個人で順位付けをした後「乾杯!」でグループディスカッション

事後アンケート(4種類)
 ・フェイスシート・ストレス状態・3次元感情・動機づけと仕事負担

ふりかえり
 バズセッション⇒プロコンで意見出し
 ・会議にノンアルコール飲料をふるまうことについてどうか?
 ・議論促進ツールとしてノンアル飲料はいかに?

参加者数

ファシリテーター(チーム) [2] 名 + 参加者 [13] 名
参加者内の会員 [13] 名+見学者 [0] 名

参加者コメント

《ふりかえりのプロコンから》

◆Pros

ついでつがれるのが良いところ

飲料が不味いことで共感が得られた

不味いことが共通の敵のようになった

発散が続く

促進される

「2本目やってますね~」と飲み会ごっこになった

開放感がある

運転する人にも参加が可能になる

種類が多く選ぶ楽しみやシェアする楽しみがあった

無礼講感があった

薄れつつあるアルコール文化を連れてきた。

仲間感がアップする

うまくいっているときは「つまみがあったらいいのに」とポジティブな意見がでる

飲んだ感が出る

コーヒーでは,はじけられない

◆Cons

「アルコール」とつくと職場で出すのは難しい

緊張感とやる気が下がった

ゴールが見えなくなった

促進するのが暗い方にも影響する(盛り下がっていると,より盛り下がってしまう)

うまくいっていないときに,不味い物がきたらイライラする

人の話が聞きにくい。散漫感がある

味の甘いのが嫌。味がしっかりしていないのに甘い。

ビールテイストは美味しくない

若い人にはアルコール文化がないので,飲み会の雰囲気がわからないのでジュース飲んでいるのと同じ感じになるかも

今日のテーマは目新しかったが,続くと飽きられる。

《その他の意見》

◆つまみがあると

アイスブレイクになる

飲料とつまみの味があわないと集中できない

ビール飲むときはつまみを食べるよね(ノンアルでもつまみを出すべき)

◆定例会のバリエーションとして

アルコールを入れてやる

つまみを出してやる

お茶・水でやる

参加費を取ってやる

◆自分がファシリテーターの時にノンアルを持ってくるか?

年に2回くらいはしてもいいかも

トイレの中座が増えるかも

◆お酒を飲んだ感じがするか?

アルコールを摂取した感 9名 ジュース類を摂取した感 3名

担当者振り返り

先例のないテーマにもかかわらず、泡の会の誘惑にも負けず(笑)本テーマにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

ワークの組み立てとしては、シンプルに「ノンアル飲料を飲みながら話し合いをしよう」というもので、エビデンスをとっておきたいと考えアンケートを実施しました。結構な分量があったにもかかわらず快くお引き受けくださり感謝申し上げます。ワーク準備として、ノンアル飲料は、各人嗜好が分かれることを想定してビールテイストだけではなく、酎ハイ、カクテル、ワイン、日本酒、焼酎など各種取りそろえ、数はひとり三本計算でちょうどでした。

《以下、担当者目線での所感》

・乾杯!のかけ声で一気に盛り上がった。

ファシリテーターとして非科学的な物としては体感できた。

・普段の会議ではありえないような異様な盛り上がり方をした。

・行ったことがないところにみんなで旅をしにいった。修学旅行のような感じ。

・飲み物を取りに離席しても話し合いが続行するなど、いわゆる「飲み会感覚」で話し合いを続けられていた。

・飲み会気分なのにアタマが冴えている感覚。

インターネット検索をするとノンアルビールを飲みながら会議をしたり、ノンアルビールの自販機をオフィスに置いたりといった情報がチラホラ見受けられますが、ごく少数でした。参加者の感想にもあったとおり、実際に会社等の会議で出すのはまだまだ難しいと思われます。

この度、私たちは「ノンアルコール飲料を飲みながらの話し合い」=「ノンアル会議」とネーミングしました。ノンアル会議と検索してもヒットしないため、もしかしたら「ノンアル会議」という言葉を史上初めて使われた(かも知れない)場に参加されたみなさんは歴史の立会人になったかもしれません(笑)

当初想定していた「話し合いが盛り上がる」ことは体感的にとらえることができました。今後は従来型の「お茶や水」あるいは「他の飲料」との差異を測る必要があると考えています。この社会実験(?)にはひきつづき取り組んでいきたいと思います。他地区のみなさま、ぜひぜひお声掛けください!