2017年6月10日 (土)13:00~17:00
東淀川区民会館
『ふりかえりを振り返る』~経験を、次にいかす学びにしよう!
L&P
山根弘和、今岡まゆみ
田頭篤、浅羽雄介、松木治子、山根弘和、今岡まゆみ
どなたでもOK
1. インストラクション(自己紹介、目的・目標、全体の流れ、ルール)
2. ラインナップでグループ分け
3. グループ名を決めよう(話合い5分、ふりかえりのデモンストレーション、ミニレクチャー)
4. ワーク①
・テーマ「大阪府10万人あたりの粉もんの店舗数は」でチーム1が話し合い(15分)、チーム2は観察
・チーム1が、ふりかえり(15分)、チーム2は気づいたことをふせんに書き出す
・チーム2は、統一見解を話合い(15分)、チーム1は観察
・2チームで相互確認(10分)
【休憩】
5. ワーク②
・テーマ「やまちゃんのFAJ理事として必要な要素は」でチーム2が話合い
・ふりかえり、統一見解、相互確認(ワーク①と同様に交替して実施)
6. クロージング (全体ふりかえりと質疑応答)
ファシリテーター(チーム) [2] 名 + 参加者 [9] 名
・大きな変更点でもある、 交替して話し合いを観察すること、 質問カードはよかった。
・質問カードを最初から使ってもいいのでは...
・「よくするため」のふりかえりというキーワードを何度も口にしていた非会員がいたこともあって、何故体験学習サイクルなのかの説明をより加えてもいいのではないか。
・ 現場では成果や結果や目標などから「よくする」ためにふりかえりが求められる...体験学習に「よくする」観点、PDCAのような...評価がないことにもやもやが残った。
・ 体験学習を回すとどんないいことがあるのか、成果達成に向けていっぱいいっぱいの頭の人に問いかける、説明する言葉を加えるともっと理解が進むのではないか。
・内部で起こる気持ち・感情を大切にすることは成果につながることを、ふりかえりを通じて知ってもらうことも大事だと感じた。
今回のワークVersion Upの目的は、コンテントやプロセス、ワークの構造(ふりかえり自体を振り返る)、インストラクションの質等から起き易かったワーク進行上の混乱を軽減し、体験学習サイクル(体験→指摘→分析→仮説化)を用いたふりかえりを体験すること、体験学習サイクルを回してみること、を中心にプログラムデザインに検討を重ねたものです。
場としては、体験学習サイクルを意識したふりかえりが行われたように見えました。具体的には、『今、指摘している』『分析まで出来ていないね』等、今話し合っている内容がどのフェーズになるのか確認し合う場面がありました。また、指摘の質や量が向上したように見えました。
一方で体験学習サイクルを用いたふりかえりには、PDCAサイクルのような評価指標が無い(無かった)為、もやもやした方もいました。
今回目的としていた、体験学習サイクルを用いたふりかえりを体験すること、体験学習サイクルを回してみること、については達成出来たと考えますが、なぜ体験学習サイクルなのかが腑に落ちる、または対話から意味を紡ぎ出す仕組みが必要、だという新たな宿題を頂いたと思い、更なる進化をしていきたいと考えます。