2017年6月10日(土) 関西支部定例会(テーマ3)関西支部

●開催日

2017年6月10日 (土)13:00~17:00

●会場

 東淀川区民会館

●ワークタイトル(テーマ3)

「会議の科学」を制する!

~誰かに結論を操られないために・・・

●テーマレベル

P

●MF or チーム代表

堀 公俊

●企画メンバー

堀 公俊、小池 秀裕

●対象者

中級者、ベテラン・上級者

●プログラム概要

オープニング

  ・講義:「会議の科学」とは? 岡本先生&著書の紹介

  ・本日のゴール、進め方、ルール、チェックイン

2.会議の魔物① 場の空気

  ・講義:集団における個人の振る舞い(同調傾向、集団浅慮など)

   →日和見主義者がとんでもない結論を作り出す!

  ・ダイアローグ:場の空気に対処するにはどうすればよいか?

   →ビジョン(目的)が大切、議事後に追加発言、あえて批判する・・・

3.会議の魔物② 属人主義

  ・講義:属人主義と属事主義、属人主義の問題点

  ・チェックシート:自分の属人主義度を測ろう!

  ・ダイアログ:自分や組織の属人主義についてどう思うか?

  →信頼と信用の違い、悟りが必要?、高い関係性があれば・・・

4.会議の魔物③ 議長のパワー

  ・講義:絶対的権力者の議長が結論を左右する(操作、誘導、バイアスなど)

  ・ダイアローグ:議長のパワーに対処するにはどうすればよいか?

   →会議のメタ(標準)ルールの共有、隠れファシリテーション・・・

5.クロージング

  ・講義:恐怖のトライアングルが権威主義を生み出す

  ・ダイアローグ:こんなトホホな状況に私たちはどんな活動をしていくか?

  ・チェックアウト

●参加者数

ファシリテーター(チーム) [1] 名 + 参加者 [27] 名

●参加者コメント

・いろんな会社の人と会議の実情や知恵について情報交換ができてよかった。

・会議の原点に返ってファシリの役割を考えることができた。

・めげずに地道にやっていかないといけないことを痛感した。

●担当者振り返り

・新たな定例会のひな形として、本を素材にして、講義と対話が主体のワークをやってみました。仕掛けがあまりないので、飽きないか心配でしたが、Pテーマの人たちだけに最後まで活気ある対話ができたように思います。

・一番の気づきは、FAJ関西には属人主義が強い人が集まっていることが分かったこと。「なるほどね」と腹に落ちました。他の支部でもやってみて、全体の傾向をつかみたいところです。

・これで終わりにせず、新たな本を素材