2017年8月5日(土) 関西支部定例会(テーマ2)関西支部

●開催日

2017年8月5日 (土)13:00~17:00

●会場

 西宮市民会館

●ワークタイトル(テーマ2)

100年世界

~世界の未来体感ゲームワーク:三国編~

●テーマレベル

L&P

●MF or チーム代表

塙 博臣

●企画メンバー

塙 博臣(ハナヒロ) 王 忠信(ワンさん) いずれもFAJ会員

松谷真弓(ほんちゃん) 山本静香(しずか) いずれも非会員

●対象者

どなたでもOK

●プログラム概要

・目指すゴール

体験を通してシステムコーチングを実感してもらう。

ファシリテーションに役立つヒントを持って帰ってもらう。

・プログラム内容

①システムコーチングで焦点をあてる関係性について、一人の時、二人の時、そして最後に5人にチームになって紐のワークで体験してもらった。

(各チームの関係性がそのままワークに現れ、盛り上がった)

②改めて、参加者がFAJ関西支部の組織メンバーであることになり切ってもらい、この組織の願いをハイドリーム(最高の状態)/ロードリーム(最悪の状態)の両面に渡って共有してもらった。そこでは、この組織にどんな声があるかを見えるようにすると同時に全てを受け入れることを行った。

③この組織にある願い(ハイドリーム/ロードリーム)に対して、各メンバーが今どの位置にいたのか? そして、本当はどの位置に居たいのか?を会場をフルに使って立ち位置や向きなどで表現してもらい、その状況がこの組織の姿であることを共有してもらった。

そして、各自が本当は立っていたい場所にいる為に必要なことを近くの人と話し合ってもらった。(ここで場の感情が混とんとしてきた)

④この場の感情を大切する意味で、この組織のメンバーは知らないけど、組織の中にいる第3の存在が知っている声を出してもらい、その声もこの組織の声として共有した。

(場の感情が張り詰めた雰囲気に変わった)

⑤輪になってもらい、一人ずつ「FAJ関西支部のハイドリームに近づくために自分は何をしたいか?」を話してもらい、全体で共有した。

⑥ここで、システムコーチングについての質問が沢山ではじめ、参加者の合意のもとに残りの時間をそれにあてることにした。

●参加者数

ファシリテーター(チーム) [3] 名 + 参加者 [26] 名

●参加者コメント

・面白かった。良かった。

・紐のワークは関係性をみるのにとても分かりやすかった。

・自分たちチームの状況を反映してもらえるのが新鮮だった。

・合宿でやったらおもしろいかも。

・この関西支部での色んな声が聴けた。

・(特に入会間もない会員の方)関西支部メンバーとしての意識を持つことができた。やってみたい行動に気づいた。

・二つ目のワークから「関西支部をどうしていくのか?」がテーマになり、重かった。

 また、疲れた。

・ワークの中に入り込み、システムコーチングがどういうものか理解できなかった。

 色々あって頭が混乱している。

・「どう感じる?」「どう思う?」という質問になれていなく、戸惑った。

 また、組織というより自分に意識が向いていたのでこれで(個人のワークで)いいのかと思った。

・関西支部のハイドリーム/ロードリームのワークでポストイットに書いた自分の想いを読んでもらいたかった。

・システムコーチングの具体的な使い方や全体像をもっと詳しく知りたかった。

・ファシリテーションに役立つヒントを話し合いたかった。

●担当者振り返り

<良かった点>

・FAJ関西支部で26人もの会員の方に集まってもらって、システムコーチング体験を実施できた。

・システムコーチングのさわりの部分ではあるが、たっぷりと体感してもらえた。

・いい意味でも悪い意味でも興味を持ってもらえた。(沢山の質問が出た)

・参加者がみなさん真剣に、かつ正直に関わってくれた。

・その結果、関西支部のシステム(組織メンバー)の様々な声がどんどんで始め、その状況を参加者で共有することができた。

・何人かのメンバーからはこれからの関西支部のハイドリームに近づくための具体的な行動が声に出てきたことで、単なる学び以上にシステムコーチングの一つの効果を実感してもらえることができた。

・進め方をその場のシステム(参加者)の状況に応じて、臨機応変に対応できた。

・ファシリテーター(3人のシステムコーチン)がオープンで、正直に、かつ協調しながら場をホールドすることができた。

<改善点>

・一つ一つのワーク(ツール)の意図や説明をもう少し丁寧にした方が良かった。

・テーマを「FAJ関西支部という組織のあり方」にしたが、このテーマでいいか、他に希望があるかの確認を取った方が良かった。

・参加者のこのワークショップへの期待を事前に可能な範囲で調べておくことで、よりポイントを絞った、内容の濃いワークショップ(システムコーチングを使って、何をテーマに、どんな体験をしてもらい、何を持ち帰ってもらうか、その為にどんな人におすすめか)ができた。

・最後の方でシステムコーチングをもっと理解したい、スキルを手に入れたいという声が多くなったが、最初に、今回はシステムコーチングのさわりだけを体験してもらうことと(詳しい内容はこの時間では伝えきれないこと)をあらかじめ了承してもらうことを念押しして、詳しい問い合わせを別途設けるなどの了解を取っておくと、参加者の方の混乱がより少なかった。

(実施の意図や目的の確認、徹底した共有)

・システムコーチングは、自分達の内側に意識を向け、それを表現することになるので、安心安全な場の設定をもっと丁寧にした方がよかった。