2019年3月9日(土) 関西支部定例会(テーマ4)関西支部

開催日

2019年3月9日(土) 18:30~21:00

会場

 西宮市民会館

ワークタイトル(テーマ4)

他世代とのコミュニケーションを考える
~横たわる「世代間」捉える「世代観」~

テーマレベル

L&Pテーマ

MF or チーム代表

あっきー

企画メンバー

あっきー・まりね

対象者

どなたでもOK

プログラム概要

1.このワークのきっかけと目的
2.チェックイン
3.ワーク①:自分の持つ「世代」「世代観」「世代間」を見える化
4.ワーク②:自分のもつ「世代間」にあるものの正体
5.ふりかえり:対話
6.チェックアウト

参加者数

ファシリテーター(チーム) [1] 名 +担当運営委員[1] 名+参加者 [9] 名
参加者内の会員 [9] 名+非会員 [0] 名

参加者コメント

・個の関係性の方がGapに影響すると思う。
・ある程度世代によって文化はある。但し、世代だけで括ってかんがえるのは危険。
・つまりは、「共有」の問題ではないか、共感できるポイントが多いと分かりあえる。
 切り口として世代、仕事、出身地、趣味などなど。
・世代間を話題にすると、結局年上世代がが問題なんだと思う。
 「おっさんはしゃべるな」と思った。
・共感できるポイントをたくさん探そうと思った。
・(年寄りの話を)傾聴しすぎるのは(自分にとって)良くないと思った。
・他の人の世代観はやっぱり違う。
・いつのまにか、自分が「圧」を与えているのかも?と思った。
・同じ文化の中にいてる人たちと居てる方が心地良いと思った。
・FAJのメンバーでこのように対話をしたから、「共感」重要という言葉がでてきたが、
 一般の人たちで話をすれば「世代間」にもっと話題が集中したかも。
・「世代観」ネーミング(ラベリング)をした瞬間に、自分の中の決めつけを感じた。
 距離を描いたら瞬間に「距離」を感じた。
・自分を顧みながらコミュニケーションを取っていきたい。
・このワークって「社内研修」でつかえるのではないか?

担当者振り返り

【あっきー振り返り】 もともとタメ口で話すことができれば世代間のコミュニケーションはフラットな関係に近づくのではないか、という仮説を持っていました。そこで、今回世代という切り口にこだわりプログラムデザインを始めたところ、おなじ年代のまりねさんと世代の捉え方が違うことが、個人が捉える個人の持つ世代観に注目することになり、それを軸にワークを組み立てました。自身が持つ世代観を意識することで、これまでの他世代への関わり方に変化に意識を向けようとする動きがあるかの検証を試みましたが、世代観を見える化した結果、意識化できた反面、かえって世代観をラベリングするという現象も現れました。ただ、世代というくくりにこだわった結果、世代間の溝の幅は「共感」の度合いとう、ひとつのキーワードがでたのはおもしろかったです。もっとブラッシュアップし、また別バージョンで挑戦したいです。

【まりね振り返り】 ワークの目的、「他世代間コミュニケーション」の定義、そして、プログラムデザイン。全てを0から創る経験とその知見を得る事ができました。
 難しかったのは年代が比較的固まっている参加者で、他世代コミュニケーションについて有意義な対話を行うためのワーク内容、問の立てでした。
 企画段階で、何度も仮説を立てて練り込んがことで、テーマに沿った対話ができたと思います。ただし、振り返りでもでたように課題点や挑戦事項も見つかりました。
 2回目の開催を行う機会の際には、その課題の改良と挑戦事項を実施して開催したいと思います。
          
【ワーク全体をKPTで振り返り】
(Keep)
・最後の「ふりかえり」対話の時間で、それぞれのテーブルの話が共有できてよかった。
・世代観表と世代間図を作成するアイデアがよかった。 ・ワーク1「世代観図」作成と、ワーク2「世代間の正体」の対話、ワークのつながりがあってよかった。
・ワーク2の問を敢えて、具体的事例に絞って立てたのが良かった。  (参加者が話しやすい、考えやすいのか?)
・トライアルで自分たちでも「世代観図」を作ったのが良かった(やってみなわからん)→所要時間や、作成にあたりつまづくポイントが把握できた。
・仮説の検証をする「場」として、良い夜ワークの使い方ができた。  (調査、研究ができたと思う)
・ワークにおける言葉「世代」「世代観」「世代間」の定義を決めたの事。(世代間は一般的にはビッグワードなので、色んな捉え方をされる言葉なので)
・ワークの前提を置いたのも良かった。

(Problem)
・時間オーバー(20分)
・ワーク内容と、設定した時間のバランスが良くない。つまり、2時間半でやるワークではない。最低3時間は必要。
・世代観図の◯の大きさの定義が曖昧で捉えづらいとの声があった。(その世代が自分に与えるインパクトは分かりづらい)
・個人ワークが長すぎたが故に、出来上がった人、そうでない人にばらつきがあって、出来上がった人が時間を持て余した。
・最初のアイスブレークがイケてなかった。「ジャスト30秒」の制約を設けてしまったので、場が溶けなかった(ブレイクできなかった)

(Try)
・図の定義(各要素)の定義をしっかりと決めたい。
・図を書くまでに、段階を踏んたほうが良い、表フェーズ、図フェーズ。
・ワーク参加者のターゲットを絞ってやるのもあり。〈例〉  マーケティング関係者 社内研修  (ある程度お互いの背景が共通したものをもっている人たち)
・参加者アンケートを取りたい(項目は考えるけど)  目的はワークショップのブラッシュアップ、複数回すると統計もとれるよね。データベース化したい。
・対話の時間をしっかり取りたい。
・ワーク2の問、そこで何を話して欲しいかのバリエーション(切り口)をもたせた方が、参加者のいろんな気付きが得られそう→これが出来れば4時間ワークいけそう。