2022年5月8日(日) ファシリテーターのリフレクション ~ファシリテーション力を高めるリフレクションを考察し、モデル化を試みる実験~ 関西支部定例会(昼テーマ1)関西支部

開催日

2022年5月8日13:00~17:00

会場

5/8 (テーマ1):オンライン 5/14 (テーマ2,3):西宮市民会館 5/8 (テーマ4):オンライン

ワークタイトル

ファシリテーターのリフレクション ~ファシリテーション力を高めるリフレクションを考察し、モデル化を試みる実験~

テーマレベル

L&Pテーマ

MF or チーム代表

企画メンバー

ぴ〜ちゃん&さかなが

対象者

関心のある方どなたでも

プログラム概要

 定例会の主旨説明 ・アイスブレイク
 本ワークショップの狙い、開催と開発の経緯
 本日のゴール
 ファシリテーターのリフレクションについて
 リフレクションを深めるための課題点
 ルーブリックによるチャレンジ
 リフレクション1(カードセッション)
 リフレクション2(ルーブリックセッション)
 本日のまとめ、チェックアウト
 質疑応答、アンケート、クローズ

参加者数

ファシリテーター(チーム) [5] 名 +担当運営委員 [2] 名+参加者 [16] 名 参加者内の会員 [16]名+非会員 [0] 名

参加者コメント

・リフレクションは、ファシリテーションの基本(傾聴、発言の可視化、場の雰囲気の作り方など)を思い出させてくれる。
 ・他の参加者の質問タイムが特に学び多き時間だった。リフレクションの重要性の再認識ができた。また、リフレクションの進め方も参考になった。ありがとうございました。
 ・リフレクションはほんと大事ですよね。コルブの経験学習サイクルは私もとても好きで、経験から内省して、概念化するってとこが大事だと思います。概念化=持論と聞いたことがあり、いかに、ファシリテーションに対して"持論"を持てるかだと思います。"持論化"するってことをゴールにしたワークも面白いかもしれませんね。
 ・やり方だけでなく、あり方・意識にも目を向ける問いが複数用意されていることが良いと思いました。内省で終わっておらず次のアクションまで考えることも良かったです。

担当者振り返り

■中島
 リフレクションはファシリテーターの成長にとって必要不可欠ですが、リフレクションの時間がつくれないこと、何をどうやってリフレクションすればよいか定まっていないこと等が問題となり、つい後回しになりがちなアクティビティです。
 本定例会は、そんなファシリテーターのリフレクションを継続して探究する第2回目のワークショップです。
 第1回に加えて「ルーブリック」という新しい手法を取り入れた結果、第1回に比べて具体的な気づき、アクションに到達できる確率が高まったように思えます。複数名でフィードバックをし合うという構造も、ファシリテーターのリフレクションに高い効果を発揮することが改めてわかりました。
 一方で、時間内である程度のレベルまで気づきを深めることには、まだ改善の余地があると思います。ファシリテーターの内省にどのような問いが効果的なのか、どのように成長をサポートできるのか、プロジェクトメンバーでも引き続き検討して、第3回のワークショップを検討していこうと思います。
 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
 
 ■八住(ジャスミン)
 ・本プログラムは現在企画中のファシリテーター用リフレクションプログラムのトライアル版です。
 FAJファシリテーターの皆さんがリフレクションを取り入れることで、スキルアップに繋がる課題やアクションを得ることができる内容をめざしています。
 今回例会参加者から実際にファシリテーションのプロセスの中でどのあたりに課題を持っているか?を知ることが出来ました。
 さらに、各ファシリテーターが持っている知識や経験を持ち寄り、それぞれの課題に対する良い対話も生まれていました。
 重要性を感じていながらも実際にはどのようにリフレクションを行えばよいか?リフレクションを伴った安心安全な対話の場はどの様に作っていくか?その為に必要な要素を確認できたので、さらに作り込んでファシリテータの皆さんの役に立つプログラムにしてまいります。また例会でも再度トライアルの場をつくらせていただきく思います。