2022年5月14日(土) ライフヒストリー曼荼羅(愛称:まるっとライフ曼荼羅)を使った真の傾聴力とは? ~心理的安全性を高める聴く力~ 関西支部定例会(昼テーマ2)関西支部

開催日

2022年5月14日13:00~17:00

会場

5/8 (テーマ1):オンライン 5/14 (テーマ2,3):西宮市民会館 5/8 (テーマ4):オンライン

ワークタイトル

ライフヒストリー曼荼羅(愛称:まるっとライフ曼荼羅)を使った真の傾聴力とは? ~心理的安全性を高める聴く力~

テーマレベル

L&Pテーマ

MF or チーム代表

企画メンバー

ぴ~ちゃん、かめちゃん、たーじん

対象者

・ファシリテーターとして、個人として「聴く」とは何かを改めて考えたい方
・ライフヒストリー曼荼羅で自分の物語を浮かび上がらせキャリアで気づきを得たい方
・ライフヒストリー曼荼羅を体感し、今後活用していきたい方
・その他、興味あるよって方

プログラム概要


参加者数

ファシリテーター(チーム) [1] 名 +担当運営委員 [3] 名+参加者 [27] 名 参加者内の会員 [19]名+非会員 [8] 名

参加者コメント

■「100%その人のためだけに生きるつもりで聴く」インストラクションの重要性
・「100%その人のためだけに生きるつもりで聴く」すばらしいインストラクションだとやってみて改めて実感しました。
・相手のために100%生きる、に共感しました。
・傾聴しているつもりだったけれど「その相手のために100%生きているつもりで聴く」ことができていたか...と言われたら、できていなかったのではないかと思いました。
・100%聞くということが本当に難しいなということを改めて感じました。スキルを使っているつもりでも、人の話を聴けていないことを実感できたのは良い機会でした。頭で分かっていても、体験しないとこれは分からないですね。

■聴き方、聴き手の在り方について
・人生を振り返る、書く、話す、フィードバックを受け取る、のプロセスを通して自身への気づきが得られた。傾聴されることで気づきが深まり、傾聴のパワーを感じた。
・大きな学びとして、話を聴くとは聴き手のありよう(being)が一番大切であることを体感として味わうことができました。
・寄り添って聴いてもらえている感覚のなかで、この場でなら話しても大丈夫という安心感があり、ネガティブなこと、いままであまり人に話をしたことがなかったこともあまり抵抗なく話をすることができました。
・私が踏み込んで自己開示した部分に、グループ全員から感じたことをフィードバックいただけたのは、私のために聴いてくれたことが伝わって嬉しかったです

■お互いの話を聴いて、心に残ったことをミニ付箋に書いてプレゼントすること
・「付箋のプレゼント」という形のフィードバックは、聞き手、話し手双方にとって安全に共感を伝え合う方法として有効だと思いました。

■「ライフヒストリー曼荼羅」を使うこと、その他
・ライフラインチャートは何回も書いてきましたが、ライフヒストリー曼荼羅の方が遥かに深かった。過去の人生でのネガティブな部分について、相当色々な思いが出てきて、ネガティブな複数の事象が自然と深いレベルで統合していったことが新鮮でした。
・ライフヒストリー曼荼羅は、その時々の感情に目を向ける、転機で自分がどう変わったのか、転機間の各フェーズの意味づけを考えるのがやりやすいツールだと感じました。
・さらださんの細部までこだわったインストラクション、ファシリテーションが大変参考になりました。ファシリテーター向けのワークショップということで、そのポイントも伝えてくださったのがよかったです

担当者振り返り

・私たちもワークを体感し、傾聴のパワーや効果とともにその難しさを改めて実感、また、ライフヒストリー曼荼羅というツールの奥深さも味わいました。また、純粋に楽しさも味わいました。
・いわゆる"傾聴スキル"(相づち、繰り返し、など)が使えることが"傾聴"だという誤解が伝わっているのではないかという問題意識のもと、「真の傾聴とは?」への気づきが生まれる場にしたい、との思いで開催しました。みなさんの声から、ねらいに沿った場になったことが感じられ、私たちの意図を汲んでくださった野菜さらださんへの感謝、このワークをやってよかったという気持ちでいっぱいです。
・今回は一般(FAJ会員以外)参加として、大学生の方々や、野菜さらださんの講座を受けていらっしゃる方も多く参加いただき、幅広い層の参加者によるワークショップとなりました。一般の方々にFAJの雰囲気を感じてもらうことができ、会員も刺激を受けることのできる場になったと思います。