第31回関西地区研究会議事録 その2
■日 時:2006年 6月10日(土)12:00〜11日(日)15:00
■場 所:
■テーマ:2006年度関西合宿〜伝える・伝わるを体感しよう
■参加者:29名(初日のみ2名、スタッフ8名含む)
■プログラム
1.昼食&自己紹介
持参したお弁当を食べながら、簡単な自己紹介。
(名前、どこから来たか、体を使ったワークの経験を紹介)
2.入所式
センターのスタッフから、入所に当たってのオリエンテーション。
通称サイパン、日石(にっせき)、ダンゴの三人から、合言葉の「ハオ」、寝具
のたたみ方、その他諸注意。
3.プレイバックシアター
コンダクター【プレイバックシアターにおけるファシリテータ役のこと】を、
本山さん担当。
3-1.ニックネーミング〜ペアーズ自己紹介
ニックネーミング・・本日の呼んで欲しい名前を決め、シール名札作成。
子供の頃の呼び名、本日だけの演じ名どちらでもOK
ペアーズ自己紹介・・初対面の人と、二人一組で自己紹介
3-2.全員での自己紹介
最近の定例会ではなかなかできない参加者全員の自己紹介。
ニックネーム、ニックネームの根拠、持参した鳴り物を全員に紹介。
鳴り物は、野球の応援グッズあり、子供のおもちゃあり、どこぞの国
の太鼓あり、沖縄の三線ありと本格的なものからええかげんなもの
まで様々な鳴り物が集まりました。
3-3.プレイバックシアターって
本山さんからレジュメによる、ミニ・レクチュア。
モレノのサイコドラマから、J フォックスのプレバックシアターへ・・・
一同「ふ〜ん、なるほど」
3-4.エコー/サウンド&ムーブメント
全員で輪になり、真ん中に出て行った人がやる動きと叫びをそのま
ま全員で真似っこ。
大声と大きな動きで発散モードスタート!!
3-5五人組/一緒に歩いて、一緒に止まる・・・阿吽の呼吸でWalk
5人グループで横一線に並び、スタートラインからゴールラインまで
歩く。横を向いたり、声がけはなし、お互いの雰囲気を意識して5人
で歩き出し、同時にストップ。美しければ観客の拍手を浴びるが、
へたくそだとブーイング。
なかなかうまくいかず一グループあたり3〜4回はやったかなぁ
3-6.五人組/一緒に話して、一緒に黙る・・・阿吽の呼吸でTalk
5.の声版。一つの質問に対して、全員でしゃべりだし、全員でストッ
プ。これもまた難しい。
これも同じく一グループあたり3〜4回しました。
3-7.動く彫刻/サウンド&ムーブメント
与えられたある状況を、繰り返しの動きと声で表現。インスピレー
ションの湧いた一人が動き始めると、それと同調して他のメンバー
が動きを重ねていく。Sound & Movement!!
はじめのチームはぎこちなかったけど、最後のチームはダイナミッ
クな作品になりました。
3-8.プレイバックシアター(全体)
ある人が語る経験を聞いて、即興で演じてみました。テラー/語り部と
なったのは、荒金さんと岩崎さん。荒金さんはムハマド・ユヌスさんとの
出会い、岩崎さんは、結婚式でのハプニングについて語りました。
ムハマド・ユヌスさんはちょーはまり役。伝説が生まれました。
3-9.プレイバックシアター(グループ)
今度はグループ内で、語り部、話を引き出す人(コンダクター)、テラー/
演者を順番にしながらプレイバックシアター。
なぜか上半身裸の人が??私の隣チームでのできごとでした。
4.炎の料理人
荒金さんの仕切りで始まり始まり!!
机の上の食材とにらめっこ。各チームでメニューを決めて作りました。
今回は火起こしからです。センタースタッフに手伝っていただきながら
火を起こして、カレー、キムチ鍋、やきそば、そうめん、スパゲッティ
などなど多彩な料理が机の上にならびました。心配していた味は・・・
大丈夫!!みんな大満足でした。
5.炎と共に夜を過ごそう
まぁ、キャンプファイヤーです。炎の前で、グループ毎におとぎ話を演じ
てみました。三匹の子豚、シンデレラ、さるかに合戦、迷走したチーム
もありましたが楽しい時間が過ぎていきます。
・ ・・プレイバックシアター/五人組 一緒に演じて、一緒に止まる
のこり15分。炎を囲んでなんとなく過ごします。ま〜やさんの笛の音でキャ
ンプの定番曲を歌います。はては、小学校の校歌まで、飛び出しました。
火が小さくなるとともに、参加者からマシュマロを振舞われ、焼き
マシュマロ開始!みんなが食べ終わると火も消え、キャンプファイヤー
も終了。
※火の番人、瀬部さん、明石さん。木の組み上げ、ファイヤーキープ、
お疲れ様でした。
6.泡の会
まいど、おなじみの泡の会。でも、いつもと違うことが・・・
7.旗揚げ
センタースタッフによる朝のワークです。隣を見るとなんと大学生
グループが・・・。
1.歌を歌い 輪唱しました。
2.トレイン 大学生と交流!!
3.アルゴリズム体操(NHK教育でやっているやつね)
を行って、束の間の交流が終わり、朝ごはんへ
8.椅子取りのワーク(コンフリクトのワーク)
川端さんにファシリテーターを務めていただきました。
8-1.川端さんのお話
ワークをするに当たってのグランドルールの確認をしました。
8-2.絵本を見ましょ!!
様々な視点を提供する絵本に一同、感嘆の声。川端さんは気持ちよ
さそう。(してやったり)
8-3.B4用紙に○を書きましょう。
「紙全体を全員できれいな○で三分以内で埋め尽くす」というお題を
実行するため、各グループが頭をひねりました。それぞれのチームの案
が実行されるのを見た川端さんは、「やっぱり、FAJの人たちは変!」
(川端さんもFAJですよ!!)
8-4.椅子取りしましょう。
3チームに別れて、椅子の配置について各々の指示を受け、椅子取
りスタート。与えられた時間の半分の時間であっさりと終了。
この状態はいったい何だったかのとにかく振り返りました。でも、みん
なはもやもやは晴れません。もう1回ワークしてみませんか、との川端
さんの提案でもう一度やってみました。今度は時間が足りません。
じっくりと振り返ります。定例会ではなかなか出会えないコンフリクトを
経験することで、とっても刺激的なワークとなりました。
予定を一時間半伸びて終了。(大盛り上がりでした)
9.全体振り返り
岩崎さんがファシリテーターを務めました。
30分間、2日間の出来事を噛み締めながら、感想、気づきをシェアしてい
きました。誰に急かされるわけでもなく、言いたい人が発言するという形
でゆったりと時間が流れていきました。
最後に全員で拍手をして合宿は終了しました。
以上
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│合宿振り返り by 合宿委員│
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日時:2006年 7月 3日 19:00〜21:15
場所:ネットワークラボ
参加者:本山さん、石谷さん、川端さん、荒金さん、明石さん、瀬部さん、岩崎
【合宿について】
-- 準備段階 --
・場所(会場)はよかった。坂はきつかったけどね。
・動員について、当初予定40名に対し、結果としての30名というのはどうだったのか。
- 参加して良かったという感想が多かったことから、もっと入念に準備して
参加者を増やしても良かったのではないのか
- ワーク、振り返りに十分な時間が割けた。
- キャンセルも一名だけだった。
- 定例会とのダブル開催であったが参加者数が極端に少ないという状況では
なかった。
- 結果としてはちょうどよいサイズに収まった。
・案内のタイミングについてはどうだったのか
- 定例会では、2月当たりから開催予定日のアナウンスだけは実施。
- 決まったことを随時発信した。
- 場所についてはもう少し早くアナウンスが必要だった。
・時間配分について
- センター、炊事場所、ファイヤー場への移動がスムーズではなかった
- 食事の時間が十分とれず、ゆっくり食事ができなかった。
- 2日目の昼食が弁当だったのでよかった。ワークに集中できた。
今回、もし自炊であったらプログロムを2時間も伸ばすことはできなかった。
(中断して昼食を作らねばならなかった。)
・予算立ては適切だった?
- 費用は余った。
- 学割の設定があってもよいかも。安くする分働け!!ってのもありだよね。
・開催時期はどうだったのか
- 去年より一ヶ月早かったけど。
・参加者からの気になる声は
- ビールが足りないという声も・・・
- 全体の進行がわからい、スケジュール表が欲しかった。
→どこかに貼っておいたらよかった。去年は貼ってあったなぁ〜
・合宿のネタはどこから
- MLリストから、体感系の話があり盛り上がったのでそこから。
-- プログラム --
●初日オープニング
・参加者は思ったより順調に到着。(モデル時刻表がよかったのかも)
●プレイバックシアター
・プログラムの作り方については、今回はFAJ の定例会と違い手作り感がなかったが
これでよかったのか。
- 今回は、コンダクター(ファシリテーター)とそれ他の人との間に経験や知識差が
あったこと、合宿委員の時間も会わず顔合わせができない中では、今回のやり方
もひとつの方法
・時間は十分だった?
- 時間的にもう一時間あれば、最後にチームで行ったワークの振り返り時間がゆっ
くり取れた。演者と語り部とのやり取りが足りない
●夕食
・時間が足りない。火起こしの手間を甘く見ていた。
・いろいろな種類のメニューができて面白かった
・味もおいしかった。
・食べるところが暗かった。下見でCheck忘れ。
・泡専用棟はあってよかった。
●二日目の朝
・旗揚げは眠かった。
・朝食から午前中のプログラムまで自由時間があってよかったという声があった。
(きつきつのプログラムより、隙間時間があった方がよいのかも)
●コンフリクトワーク
・感想
- 開放されている(自分を出している)という感じ
- 前日の余韻が残り、役割を意識した。
- 素で当たっていいプログラムなのに回りの空気を読んだ
- 普段対立を感じることは難しい。
・合意形成する場という点では認識の違いがあった。(途中指示で違和感)
・参加者は感じるところが違っていたようなので満足度を最後に問うことも必要か
もしれない。
-- 全体 --
●コンセプトは何だったのか
・合宿全体のイメージを持てなかった。
・ゴールイメージが不明だった
→落としどころに落とすような合宿よりも、もやもや感を残した方が次回の参加に繋
がりよいのかも
・一日目と二日目との間でのもやもや感には何かすっきりしないものがある。
・全体を振り返ると
- プレイバックシアターでは → 人(自分)は「わかる」
- コンフリクトワークでは → 人(自分)は「わからない」
と相反するワークであった。
・結果論からではあるが、一日目と二日目との間のプログラムの進行方法に工夫が
必要であった。
以上
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│おまけ:合宿委員長の独り言│
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やれやれ、この合宿の報告書出して、これで名実ともに合宿が終わったなぁ。
昨年の合宿で「さすが来年の合宿委員長」と振り返りで言われてからはや一年。
定例会の企画すらやったことなかったから、全ては手探りで進め方はかなり
悩んだなぁ。いつメンバーを募るのか、その前にどこまで自分決めておかな
くてはならないのか。それともメンバーを募ってから決めていくのか。
悩んでいるうちに時間ばっかり過ぎて、最後になってどたばたといろんなこ
と決めて。
と反省することは山ほどあるのですが、来年の合宿委員長はいろんなこと前
倒しでやっていってくださいね。時間の余裕があれば、人の助けも借りやす
いですしね。
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ほんとうに以上
もうちょっとだぞ〜 やっとついた!
サウンド・アンド・ムーヴメント 一緒に歩いて一緒に止まる
布を身にまとい、役を演じる 暗がりの中で、夕食
燃えろよ燃えろ、ファイヤ 絵本をよ〜く見て下さい
椅子取りワーク。コンフリクト中 みーんなで合宿振り返り