第58回 その2:2008年10月11日〜12日 チームビルディング〜チームの力を引き出す感動ワーク〜関西支部

第58回関西支部定例会報告 その1(第4回関西合宿)

■ 日 時:2008年10月11日(土)12:30〜12日(日)17:30                                            ■ 場 所:六甲YMCA                                                                   ■ 参加者:38名                                                                        ■ テーマ:「チームビルディング〜チームの力を引き出す感動ワーク〜」                                        ■ ファシリテーター: マザーアースエデュケーション  松木 正 さん他                                        ■ 合宿実行委員: 豊嶋、佐野、王、岡山、瀬部、信川、会沢                                              ■ 目的(狙い):
プログラムを通して、チームのメンバーと関わり合い、その中で
自分がとっているコミュニケーションのあり方や、チームメンバー
間で交わされるコミュニケーション(レスポンス)のあり方を丁寧に
振り返り、その時々の感情の動きに気付く。
また、創造的に問題解決できFull Valueで心地よいチームが出来
ていく過程を体験的に知る。

■ 目標(成果):
1.体験学習法、グループプロセス、レスポンスと自己肯定感の
理論を知る。
2.プロセスを見て、その時々の自分のコミュニケーションと
感情に気付く。
3.タスクとメンテナンスのバランスの良い集団を体験する。
4.自分が人と関わる時のエッジを意識し、冒険する経験をする。
5.それぞれの現場でいかす行動目標を明確にする。

■ プログラム:
・12(土)
13:00 オリエンテーション
14:00 ワーク1:アイスブレーク
18:00 夕食
19:00 松木さんからFaithについての話
21:00 泡の会

・13(日)
8:00 朝食
9:00 ワーク2:ストレッチ、エレクトリックフェンス
12:00 昼食
12:45 ワーク3:バックポケット
16:30 全体振り返り。

■ 内容

≪1日目≫

★オリエンテーション(13:00〜)

合宿委員の豊嶋さんの進行で、他支部から来られた方の自己紹介の後、
佐野さんより2日間の注意事項をさせて
その後、マザーアースエデュケーション の大島さん、一色さんから
自己紹介。

大島さんから、下記を説明。
- 全体スケジュール
- 目的(狙い)
- 目標(成果)

また、人と接するときの自分を表現した一言を添えて
この合宿中に呼ばれたい名前を 各自名札に記入しました。


★ワーク1:アイスブレーク(14:00〜)

◆ハンドシェイク

まずは、2人1組で握手するワークです。

ただの握手ではなく、それぞれ心に1〜3の数字を思い浮かべます。
握手した状態で、その数だけ手を思いっきり振って
相手と同じ数だけ振ったら、みごとカップル誕生。で、着席。

違ったら、また別の相手を求めて握手します。
全員がカップルになったところで、次のワークへ。


◆マッサージ

先ほどの2人1組で、マッサージをやり合いました。
これを計3回、相手を変えて実施。

1,2回目は、「腰を強く押して」などコミュニケーションを取りながらですが
3回目は、まずは沈黙タイムがあり、その後会話を交わしてもOKとなります。

最初は、座ってやる人が多かったのが、最後はリラックスしたのか寝そべる人が続出。
気持ちいいひと時でした。

最後に、マッサージをされているとき/しているとき
どういう気持ちだったかをペアの人と、その後全体で共有。
沈黙タイム時に「痛い」など伝えられなかったなど、改めて
言葉がないときにどれだけ想いが伝えにくいかということを実感しました。


◆スケジュールデート

月〜土までの6枠に、6人の名前を書き込んで
1週間のデートスケジュールを作成しようというワークです。

早く名前を書けた人順に、車座に並んだイスに座れるルールで
競争心をあおられたものだから、競り市のような活気と混雑さでした。

ただ、名前を書いたものの、名前だけ見て顔を覚えていないということもある始末。。
名誉(?)のために、熱くなりすぎてしまいました。

ちなみに、本当はFull Value‥‥つまり、相手を「めっちゃ大事!!」と
認めることが大切ということを学ぶワークです。

その後、デート相手と 合宿参加理由 や、自分が持っている課題について を
話合いました。


◆サークルボール

全体を半分に分け、2グループで輪になってキャッチボールをしました。
相手の名前を呼んで、返事があった後にパスです。

最初のボールは、赤くて大きめのフワフワしたボールで投げやすい。
ボールをパスする順序は最初のルートで、以降も続けます。

次は、+ ウニボール。赤い玉の後、時間差でパスします。
イガイガした言葉のキャッチボールもしてるよね‥‥ということで始めますが
キャッチしにくく、落とすこともチラホラ。
常に、言葉(ボール)は取りやすいとは限らないですね。

更には、+卵‥‥の形をしたボール。
「これの意味は?」と問いかけた大島さんに
「キミのことが知りたい!」と我らがヨンさま(芳本さん)。
ギャグはヒットしましたが、ボールはすべりやすかったです。

最後には、+タワシの計4つのボール(?)が行き交いました。

これで、グループメンバーの名前を覚えて次のワークへ。

★夕食(18:00〜)

★松木さんからFaithについての話(19:00〜)

夕食後に、暖炉のある部屋で松木さんからお話を伺いました。

「チームにFaithがあれば大丈夫
〜 わたしを大切にすること、あなたを大切にすること 〜」

松木さんが、Faithという言葉をインディアンのラゴタ族から
持ち帰った経緯についてです。

27,8歳頃に、インディアン居住区で
YMCA職員として、学童保育のような仕事をしていたときの話でした。

いっせいに30人の子供が石を投げてきたり、夜中まで隠れて帰らなかったりする子供たちとの
闘いを続けて、空手を教えはじめたのをきっかけに子供たちと信頼関係を築いていけたそうです。

それを見た大人のインディアンの方が、
松木さんをスウェットロッジというセレモニーに呼んでくれます。

スウェットロッジは、週に1〜2回行う子宮回帰の儀式。
100度もあろうかという暑くて真っ暗なロッジ(テント)に、数人が輪になって入り
1人ずつ自分のつらいことを話す儀式です。

その場では、話を聞いている人たちから「Ho!」という温かい言葉があちこちから聞こえてきます。
「Ho!」は「そう」の意味。受け入れる言葉です。

初めは、弱音を吐露することは恥ずかしいと躊躇していた松木さんですが
巨漢の男たちが涙ながらに話す声に衝撃を受け、勇気づけられ
自分の番になると、語りはじめました。
話はじめると、堰をきったように、次々と泣きながら辛かった思いが溢れてきます。
しかも日本語で。

それに応えるように、「Ho!」「Ho!」と温かく包むような声がして
暗闇から聞こえてきます。更には泣き声まで。。
ヒーリングの歌をうたってくれる人もいました。

この状況に、松木さんは心の底から
受け入れられているという安心感が湧いてきたそうです。

こうやってスウェットロッジの儀式は終わりました。

儀式後、ロッジから産道(ロッジ前の道)に出たときに、
熱中症になったのか、松木さんはバタっと倒れてしまいます。

そのときに、見えた空には星がまたたいていて
「それで、ええんや。」「倒れててもええんやで。それでええんやで。」と
言ってくれました。
(星は、関西弁だったそうです。)

その状況を インディアンのシャーマンのロイが、ロッジを出たところで
タバコをふかしながら見ていました。
ロイは、松木さんに自分の横にくるように促します。

動かない体で這って横に来た松木さんに、ロイは
「大地で生きていく上で、最も大切なことは何か?」と尋ねました。

ロイの答えは「Faith」でした。


松木さんはこの体験から、Faith 信頼 の大切さ
そして、Faith 信頼 するには まずAcceptが必要だということを
実感されたのでした。

 

★泡の会(21:00〜)

松木さんの話のしみじみとした余韻から気分一新
みんなで盛り上がります。

この間、各自お風呂いったり、来年の関西支部合宿委員が
高橋さん、小池さん、山上さんに決まったりしました♪
楽しくて、よい経験となる合宿にしてくれそうなメンバーなので
来年も楽しみです。

泡の会はエンドレスに続きそうな雰囲気でしたが
最終1:00頃に、いったんお開きとなりました。


≪2日目≫

★朝食(8:00〜)

★ワーク2(9:00〜)

◆ストレッチ

ストレッチを行い体をほぐした後、昨日のようなサークルボールを実施。
サークルボール以降は、4グループに別れてのグループワークになります。

※ 以下、オールスタンドアップからバックパケットまでは
 グループワークとなりますので、A(赤)グループのワーク内容を紹介いたします。

◆オールスタンドアップ

他の人とつま先をつけて向かい合って座ります。
その状態から、相手と手をつないだままスタンドアップ。
立ち上がるときには、「せーの」など声をかけることはできません。

最初は2人で組み、成功したら4人など増やして、
Aグループは最後、全員参加の9人までなんなく立ち上がることができました。

9人の大人数で、メンバーの誰もが「いける」「立ち上がれる」と感じ
実現できたときは、喜びと共に連帯感が生まれました。

振り返りでは、下記のような意見がありました。
・お尻を中心に寄せると立ちやすいことを発見した
・4人のときは、揺れながらも立ち上がれたから
9人で不安定なときもいけそうと思った
・不安定なときに、「崩れそうだが、続けるのか」という葛藤があった
・立ち上がるときに、声を出さずに
一斉に立ち上がったのがかえってよかった


◆エレクトリックフェンス(10:30〜12:00)

オールスタンドアップに成功したグループから、野外に出て活動です。

課題 -----------------------------------------------------------
ロープに触れずに、ロープ枠に入った全員が40分以内に外に出ること。
使用可能な道具は、竹の棒のみ。
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エレクトリックフェンスは、グループ全体で協力して行う脱出ワークです。

具体的には、3本の木に、「A」字のような形にロープが張っています。
高さは1mほど。このロープと地面は、電気が通っていることになっており触るのはNGです。
メンバーは全員、この「A」の「△」内に閉じ込められています。
広さは、ちょうど9人が入って新聞が広げて読めるほどの満員電車より少し空いている状況です。
この状態から、40分以内に全員が外に出るというのが与えられた課題です。
道具として使っていいのは、直径十数cmの竹のみ。

Aグループでは、まず「最後にどうやって脱出するか?」
「最後から2番目のメンバーはどうやって脱出するか?」が、議題になりました。

最後の2人は、豚の丸焼きスタイルで竹の棒にぶら下がって
脱出させようということで意見がまとまりましたが、
次は最初の脱出方法が問題となりました。

初盤〜中盤は、3人でやぐらを組んで、そのメンバーを踏み越えて
ロープを越えていく作戦です。

ただ、一番最初というのは誰でも不安なもの。
そこに、女性メンバーが足を痛めないかなどと心配していたにもかかわらず
勇気を出して、ロープを飛び越えてくれました。

そこから、成功者が出たのだからもう失敗(ロープに触れる)できないという意識が
メンバーに芽生え、そこロープに触りそうだから注意してなど
お互いに声が出やすくなっていきました。

2人目は、体が大きなメンバーが外の要となるべく出て
それ以降、外メンバーが竹を支えて手でつかめるようにしたり
内から外へ渡りやすいよう、両方に土台メンバーが支えて
次々と乗り越えていきました。

ただ、最後の方は
土台メンバーは立て続けに体力仕事だったので、負担になっていたようです。

最後の2人になったときに、本当に豚の丸焼きスタイルで越えられるか
ロープの外で試した後、問題ないということが分かり実践して、
見事全員が30分で脱出できました。


振り返りは、1時間以上たっぷりとあり、下記のような様々な意見がありました。
・重いという個性も認められ、気兼ねなく言える。
・ムチャをするのも1つの個性。
・人の上に乗るのは不安があるが、土台メンバーが
「大丈夫」「全然OK」など声をかけてくれたことに安心した
・土台以外のメンバーも、「ロープ気をつけて」などチェックしたり
全員が常に参加していた。
・土台の上にたったときに、「コワイ」と思っても戻ることが認められていた。
また、その「コワイ」が何に対して怖がっているのかが、本人と周りに
認識違いがあって、コミュニケーションによりその溝がうまった。
・土台の上で不安定になったときに、すっと手を差し伸べてくれたのがよかった。
・外にいくと安全圏に逃げてしまった感じになって
自分は大きいのに、先に外に出て行くのは罪悪感があった。
だが、周りが「外でも支えが必要」と言ってくれ素直に聞くことができた。
・土台は地面しか見えず、上で何がおこっているか不安だった。
・土台は肩に足がかかる位置がずっと同じで、4回目あたりから辛かった。
ただ、自分は若いしやらないといけないという使命感があって、弱音は言いにくかった。
→ 土台の疲れは分かっていた。
 ただ、本人が我慢しているのに「大丈夫か?」と聞くのは失礼だと思い言えなかった。
→ もし、「大丈夫か?」と聞かれていたら、弱音を吐いていたと思う。


★昼食(12:00〜)
グループの進捗によって異なるので、時間は凡その目安です。

振り返りの後、室内や野外の各グループ思い思いの場所で
お弁当をいただきました。


★ワーク3:バックポケット(12:45〜15:00)

◆バックポケット

課題 -----------------------------------------------------------
目隠しかつ言葉もない状態で、2分後には
先にあるロープを握り、決められた順序通りに並ぶこと
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まず9人目隠しで輪になります。
そこで、各人1〜9の番号を与えられ、くるくる回され色んな方向を向かされます。
そこから40歩程離れた場所には、3mほどの細長いベンチがあり
その真ん中には棒がたっています。

9人は、よーいSTART!で40歩程先にある棒のロープを持って
1〜9まで順番に、整列することが課題です。
整列し終えたら、全員がいっせいに手を挙げることが終了の合図。
制限時間は、2分間。その間、言葉を発するのはNGです。

合格かどうかの判定基準は、
・ベンチに垂直になって並んでいること
・紐を先頭に1〜9の順で並んでいること
・2分以内に、全員がいっせいに手を挙げること

作戦タイムは1時間ほどで、実際のトライは3回可能でした。
※ただ、松木さんの判断で30分ほど延長になりました。

Aグループでは、まず
「目隠しで方角も分からない状態でどうやって、紐の方向に進むか?」
が議題になりました。

スタート時の円のうち、紐(ベンチ)に垂直の者が一番正確に方角が分かりそうなので
その彼を中心に、左右1列になって9人全員で紐までたどり着く作戦となりました。

※ 他グループでは、Aグループの全員1列で紐まで進む作戦とは違い
 各人が思い思いに紐を見つける作戦で進めたよう

また、順番に並び替えるのはどの時点がよいか、どうやって並ぶのがよいか
最後にいっせいに手を挙げるタイミングはどうやって知ればよいかなども
話し合われました。

時間が十分にあったエレクトリックフェンスと違い
時間が過ぎてもこれぞ成功するといういい案が出ませんでしたが
作戦タイムの残り時間がわずかになったので、トライしてみました。

作戦は、
・全員1列になって、全員が手を挙げたのを合図にベンチまで歩く
・40歩ほど歩いたところでベンチにぶつかるので、
紐を見つけた人は1回ずつ「パン」「パン」と手をたたく
・番号1の人は、手のなる音を頼りに紐を見つけ、見つけたら
番号2の人を呼ぶべく「パンパン」「パンパン」と手をたたく
・同じ要領で、番号9まで順に呼んで並び
最後の番号9の人は並び終わった合図に手をたたき、全員で一斉に手を挙げる
でした。

トライの結果は、並べたには並べましたが
4分など大幅に時間オーバーでOUT。

再度、作戦タイムです。
下記などの修正をして、再チャレンジしました。
・自分の番号を手でたたく人と、次に来て欲しい番号をたたく人をいたので
統一する
・手をたたくのは、後半になるほど時間がかかるので
5回目以降は、−5の数だけたたく(6番目の人を呼ぶときは、1回たたく)
・最後の番号8が番号9を呼ぶ音と、番号9が並び終えたときの音が区別しにくい。
番号8は連続で手をたたき続け、並び終えた合図は、ひと間おいて「パンパン」と2回たたく

が、結果は紐にたどりつくことさえできませんでした。
この作戦の特徴は、全員が紐にたどりつけるorたどりつけないの明暗がつきやすいところです。

その後の作戦タイムで、他グループを見ていると
全員1列ではなく各個人が紐を探す作戦で、2分台の好タイム。
更に、Fから「全員1列の作戦しか考えていないが、他に考える余地はないのか」と聞かれ
最後の1回は、個人で紐を探す作戦となりました。

実践してみると、最初の1人が並ぶまでは時間がかかったけれど
その後は、スルスルと並び一斉挙手も成功。
ただ、残念ながら気になるタイムが4分ほどで時間オーバーでした。

その後、屋内に戻って30分ほど振り返りました。
・3回目のトライ前に、「どうしよう」という雰囲気のなか
「どの方法でいきますか?」という質問を投げかけてくれたメンバー
「方法は○○と△△がある」とまとめてくれたメンバーがいたことに
安心した。
・1回目、2回目のトライは全員で進んでいったのでよかったが、
3回目は1人だったので、とても不安だった
・何人かが別々の話題を話し始めたときに、
もうダメだと自分があきらめてしまった
・1回目、2回目はみんながその方法でOKと合意して行けた感じがする
・3回目のトライで、不安そうな顔をしているメンバーに気付いたが
声をかけられなかった

残念ながらこのバックポケットに成功したグループはなかったそうです。
※一番早かったチームで1分45秒。


★全体振り返り(16:00〜)

最後は、全グループが集まっての全体振り返りです。

「自分は存在しても良いんだ」という "あるがままでOK" な安心感
が生まれること、チームにはFaithが大事ということを
再確認しました。

そして最後に、松木さんから下記宿題がありました。

■ 松木さんからの宿題
行動目標として、これから人と関わるとき
「こうありたい、こうしたい」というのを各人で言語化してください


■ 感想 ※後日関西MLに寄せてもらった感想抜粋

=全体の感想=

・よく練られた協力ワークに取り組むことで、課題解決に向けた集団コミュニケーションのあり方やそこでの自分の振る舞い方の一つひとつ(例えばタスク志向かメンテナンス志向か等)について考えさせられた。
・FAITHがあれば大丈夫、FAITHは、人を(そのまま)受け入れることから始まる、という松木さんのお話は、頭ではよく理解できても、実行するのが難しい。
・信頼(faith)、受容、自己肯定感とファシリテーション、チームビルディングとのつながりが印象深い。
・実際にチームが課題に直面していくことで、チームという意識ができていくのを、肌で感じられた。
・1日目に関しては、ワークショップ慣れしたメンバーが多いこともあり、もう少し圧縮できたのでは。
・少人数のグループで濃い時間は過ごせるが全体としての体験はないのが若干物足りない感じがした。
・前半のエレクトリックフェンスが、メンテナンスファンクションを多く求められたのに対して、後半のバックポケットはタスクファンクションを多く求められたのでは、と思いました。(特に、チームにではなく個々人に対して)
・2タイプのチームビルディングを、じっくりと体験できたのは私の大きなお土産になりました。
・講師は松木さん一人だと思っていたがマザーアースのスタッフがフォローしたり
サポートをしていた。特にはじめちゃんのレクチャーからはじまったので最初のイメージが違った。
・はじめちゃんと松木さんの丁寧なレクチャーでエッセンスは理解できるのですが、はじめちゃんと松木さん                  の重なる部分があり、1泊2日で1日目でレクチャーがメインになると厳しいかな、もっと体験ワークをした                  かったなぁと思いました。
・松木さんのレクチャーであぐら座りは厳しかった(腰が痛くて聞くどころではないような)

=ワークについての感想=

【エレクトリックフェンス】
・ワーク後の振り返りの時間がとてもよかった。
・初めてお互いが感じていたことを口に出すことで、相手の気持ちを知ることができた。
・大きな安心感があった。
・振り返りがしっかり1時間あり、一人一人その場でしっかり振り返りできたていたのがよかった。
・目的達成に時間的猶予がある(40分+延長もあり)
・何度でもトライ&エラーができる
・トライの結果を目で見て共有してふり返りができる
⇒チームで(多少浅くても)合意さえとれれば達成できるワーク
・チームビルディング系は私もやっているのですが深く気づきをもつにはもうちょっと時間もほしい、と思いました。土曜日は10時もしくは11時くらいから始めてもいいかもと思いました。

【ペアマッサージ】
・ああいうのは抵抗ある人がいるのではないか気になった。

【バックポケット】
・このワークの目的は、コミュニケーションツールが共通であることの大切さを認識する、と言うものだと思う。
・コミュニケーションを取るときに、相手の顔の表情や態度、行動、相手の言葉、言葉のイントネーションなどを利用している。このワークでは、それらをほとんど奪われた状態でのコミュニケーションの難しさを体験することができたのではないかと思う。
・目的達成に時間的猶予が無い(1分以内に達成)
・トライ&エラーに制限がある(3回)
・全員が目隠ししているのでチーム内でのふり返りに時間がかかる
⇒チームに頼らず(でもチームを信頼して)自身の責任で目的を遂行するワーク
・目隠しをした孤独な状態でも"チームメンバーも同じ状態でがんばってる"ということを意識しながら、誰の助けも応援も無くただチームを信頼して、ゴールに向かって走ることが求められたのではないかと思った。
・時間が延長されましたのが気になりました。時間制限の中でのグランドルールであったはずなので時間どおりで終わってもよかった。

【全体振り返り】
・ワークが伸びたため、全体のふりかえり時間がなくなったのが残念でした。

以上