第79回 その1: 2010年9月11日 共感・共有のコミュニケーションツール『クロスロード』に挑戦しよう関西支部

 

第79回関西支部定例会報告


日 時 2010年9月11日(土) 13:00 〜 16:30
場 所 西宮市民会館(アミティホール)
ファシリテーター・話題提供 浜さん、山村さん
テーマ
共感・共有のコミュニケーションツール『クロスロード』に挑戦しよう
 
 
概 要

震災の体験から生まれたリスク・コミュニケーションツール「クロスロード・ゲーム」。質問に「イエス・ノー」で答えるだけのシンプルなつくりのなかに、ファシリテーションの仕掛けがたくさん盛り込まれています。

会場では、まず、その「仕掛け」が何かを体感してもらうため、オリジナルの震災問題を体験。問題に答え、理由をグループで述べあう中で、クロスロードの「強み」「弱み」を議論しました。「価値観の違いが分かる」「意見が引き出しやすい」と言った「強み」がある一方で、「結論がなく、モヤモヤ感が残る」「何に使えるかわからない」と言った「弱み」も。

次に、自分の「困った」「迷った」体験を元に設問づくり。職場や家庭、FAJに関する設問7問ができて、これをみんなで試しにやってみると、「あるある、こんな場面」「いるいる、こんな上司・・」と、会場の温度もイッキにヒートアップ。周囲の暑さも吹き飛ぶような、暑いコミュニケーションができるツールであると再認識しました。

 
内 容

【プログラム】

(1)導入

  • 班分け、自己紹介

(2)ミニレクチャー

  • クロスロードとは?

(3)体験クロスロード

  • ゲームのルールを説明し、実際にやってみる(震災問題3問)

(4)ネタだし

  • 「困った」「迷った」事例を書きだし、同じ仲間と班を再編成

(5)設問づくり

  • 「困った」「迷った」事例を元に、班で1問設問を作る

(6)発表・ゲーム

  • 作った設問を実施し、ゲームを行う

(7)ふりかえり

【感想】

  • リスク共有のための良い方法。
  • 様々な価値観、考え方があることが、わかってはいたつもりだったが、リアルに感じて気付きになりました。
  • 少数意見をしっかり聞ける。問題づくりでお悩み共有・共感できる
  • 問題づくりで、課題の本質が見えてくる。
  • モチベーションと会話が高まる。
  • ゲーム感覚の楽しさ。ヒートアップさ
  • かなり、場が盛り上がり明るくなる。