第86回 2011年5月14日 その2 カードファシリテーション 北海道フォーラムで、「見せる&魅せる」関西を目指します。フィードバックください。関西支部

 

第86回関西支部定例会報告


日 時 2011年5月14日(土)13:00〜16:30
場 所 西宮市民会館 (アミティホール)
ファシリテーター 芳本さん(ヨンさま)
薮田さん、福田さん
テーマ
カードファシリテーション
〜 北海道フォーラムで、「見せる&魅せる」関西を目指します。フィードバックください。〜
 
内 容

1.参加者オリエンテーション

セッションの目的やルール、目標を説明。スタンドから観るのではなくプレイヤーになろう」がヨンさまからのメッセージ。

2.タイムテーブルの説明。

3.アイスブレイク(共通点探し)

まずはヨンさまおなじみの自分ネタ「この中でウソは何?」を披露。続いて参加者が各島ごとに共通点さがしを実施。「マスコミに出たことがある」「交通事故の加害者になったことがある」などが提出。ただ、机上で行ったせいか、場の暖まりが鈍い感じ。

4.ファシリテーションとは。

本論に入る前に、ファシリテーションの基礎知識をおさらい。

5.会議の流れ。

通常の情報共有⇒発散⇒収束⇒合意のスパイラルの中で、ヨンさまは今回新しい概念として「発散⇒発想」を加えた。その意図は、発散は広がるだけだが、発想は新しいものへ向かうニュアンスが感じられるため、とのこと。

6.CF(カードファシリテーション)の手順。

6つのステップを説明。

7.テーマ設定のポイント。

テーマ設定のポイントを説明した。今回は時間の都合で、ヨンさまから提示「小学生が携帯電話を持つことについてどう考えるか?」した。

8.情報の共有をしましょう。

ワールドカフェっぽく、一枚の模造紙に皆が自由意見を書き出していく。

9.発散⇒発想しましょう。

ラベルを作るルールの説明。

10.発想の三角形の連鎖を作ってみよう。

ラベル出しの予行として、三角プロセスを練習。

11.ネットづくり。

一人ラベルを3枚だけ作成し、模造紙に提出。ラベル同士の関係性を皆で討議しながら、配置を決めていく。

12.ラベル固定。ラベルを固定する。

13.図解化(島づくり)

実際の“ひも”ではさみとテープを使って、島ごとに囲んでいく。そして、その島を表す言葉を漢字一文字でラベル。

14.仕上げ。

図解化の完成だが、ここで参加者は“混乱している”ようだった。“ここからどうすればよいのか?”といった感じ。

15.結論の文章化と新たな論点の整理。

200文字程度で、この作業プロセスから得た知見をA4一枚に表現。新たな課題や発見したことを箇条書きで示す。

 

参加者コメント

プログラム最後のKPTから抜粋します。

Keep:


導入での語りかけはさすがヨンさま。

ワールドカフェ風に入っていくのは良かった。

“ひも”は立体的で良かった。

などなど。

Problem:


時間が足りない。

最後までよくわからなかった。

テーマ設定(ケータイ)に問題あり。

などなど。

Try:


どこかに論点を絞るべき「因果関係」や「表札づくり」だけとか。

テーマは具体的なものにした方が良い。

などなど。