第88回 2011年7月9日 その3 2軸を究める関西支部

 

第88回関西支部定例会報告


日 時 2011年7月9日(土)13:00〜16:30
場 所 西宮市民会館 (アミティホール)
担当 ◇メインファシリテータ:
  田頭 篤さん、小藤 輝正さん(東京支部)
◇企画メンバ:
  浅羽 雄介さん
テーマ
2軸を究める
 
内 容

■概要:

◇オリエンテーション

例を示して2軸の意味をレクチャ

◇チェックインワーク①

参加者を2軸で分ける

◇チェックインワーク②

①で3-4人のグループを作り問いに対し軸を話し合う
参加者自身が立てた軸により2軸に分かれる
分かれたところで4-5人程度のグループを作る

◇個人ワーク①

2軸の持つ意味は何だと思いますか?
     ⇒ワークシートに記入し今の自分の認識を確認する
グループでシェア

◇グループワーク①

目的から軸を立てるパターンを体験する。
問い:「小学生の学力向上の方法」を発散して、2軸で切る

◇振り返り・全体共有

◇グループワーク②

アイテムから2軸を立てるパターンを体験する
問い:「ペットボトルのフタの使い方(仮)」を発散して2軸で切る

◇振り返り グループ内

◇グループワーク③

究めたいところを究める
ワーク①②で出した「究めたい部分」でOST風に分かれて、それぞれ話し合う

◇全体共有

◇個人ワーク②

2軸の持つ意味は何でしたか?⇒ワークをやって来て、認識の変化を感じる

◇グループ共有

◇チェックアウト

■担当者の振り返り:

  • 「共有」を丁寧にやらないと、その後が上手くいかない
  • こっちがワークに入りたくなった
  • 2回目のワークのほうが各グループともよい振り返りをやっていたので、全体共有したかった
  • 1回目と2回目のワークテーマの違いをもっと出せるようなアクティビティにしたい
  • 「参加者を最後に2軸で切らないとオチがないよ」とフィードバックされて、まったくその通りだと思った。

■参加者コメント:

  • 面白かった。いい意味での”もやもや”が残った
  • 2軸をプロセスで捕らえた定例会ってこれまでなかったなぁ・・・
  • 二軸侍は、いいアクセントだった。
  • 同じ質問を2回繰り返すことによって思考の深堀ができたように思う。
  • 究めるテーマごとに集まったのはよかった
  • 2軸って万能だと思ってたけど、そんなことない。一発でスパッと切ってそれで終わりじゃない。むしろ、ファシリテータにとっては「話し合い」の道具だ
  • 一度2軸で切って終わりにするのではなく、たとえばある象限に注目してそこをもう一度切るとか、一方の軸を何度か変えてみるなどいろいろ試すことで、2軸で何か発見できるのでは?
  • 軸は論点である