第91回 2011年10月8日 その1 ファシリテーションに「論理の三角形」を活用してみると?〜「隠れた前提」を考えてみよう!〜関西支部

第91回関西支部定例会報告


日 時 2011年10月8日(土)13:00〜16:30
場 所 西宮市民会館
ファシリテーター メインF:原さん
サブF/企画メンバー:久保さん,今岡さん
テーマ
ファシリテーションに「論理の三角形」を活用してみると?
〜「隠れた前提」を考えてみよう!〜
概 要

「論理の三角形をファシリテーションに活かして議論を整理しよう」

平行線の議論の原因として、基準の前提がかみあっていないことがあります。

ファシリテーターが、それに気づいて「問い」を発することができると、議論を整理することができるのでは?

「論理の三角形」を理解し、それをファシリテーションに活かしてみましょう。

 
内 容

経験×やる気でグループ分け

(1)オリエンテーション

目的・ゴール・ルール・プロセスの確認

(2)アイスブレーク

グループ内で自己紹介・チェックイン

(3)導入ワーク

平行線の「母子の議論」
平行線の議論の何が問題か考えてもらう。

(4)レクチャー

前提がかみ合っていないことが多いなので、前提を引き出すことは、Fにとってメリットがあるのでは?

意見の構造
本来意見は三角形のはず
「問い」を考えてみよう
「論理の三角形」で整理したことから発想される「問い」で議論が進められる

(5)演習

論理の三角形を使ってみよう!

1.「論理の三角形」を作成してみよう!
個人検討、グループ検討、確認
休憩
2.「論理の三角形」の活用を考えよう!
個人検討、グループ検討、確認

(6)本日のワークで何が得られましたか?

KPTで振り返る

参加者のコメント ※アンケートより抜粋

  • 「論理的」を学ぶ方法として、誰もが入りやすく参考になりました。
  • 10/1付けにて始まった業務がすべてのメンバーが初顔合わせでアウトプットを出すという業務なので、それに活用できそうな予感がしています。
  • 分類の仕方・方法が体験できた。共通と相違点から問いを作り出す重要性がわかった。
  • 明確な内容でわかりやすかった。一方で「問いを発する」技能を磨くのは簡単ではないとも感じる。これはスキルの他、経験も必要?
  • 事実情報と判断基準に基づいて主張がなされていると仮定してこれからの会議に臨みたい。(現実には好き嫌いと損得に基づく)
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