2022年2月27日 (日) 九州支部イベント2022九州支部

テーマ

社会や組織に変化をもたらす対話とは
 ~ファシリテーションで課題を乗り越えよう~

概要

コロナ前と比べると、私たちの「あたりまえ」は大きく変わってしまいました。社会や組織における私たちの「つながり」や「関係性」の共通解はなくなってしまったように見えます。
答えの見えない問題や課題に立ち向かわなければならない場面で、私たちが大切にしたい「関係性」とは、どのようなものでしょうか?どのような「関係性」が見えれば、職場や地域での対話、防災・災害対応のための対話、さまざまな社会課題を解決するための対話に納得感や満足感が得られるのでしょうか。
そこで、社会や組織に変化をもたらす対話を考えるため、ファシリテーションで課題を乗り越えるイベントを企画しました。
皆様のご参加をお待ちしております。

全体セッション

  • 関係からはじまる
     ~社会や組織に変化をもたらす これからの対話の姿~

J・ガーゲン著『関係からはじまる―社会構成主義がひらく人間観』を翻訳された鮫島輝美さんを語り手としてお招きし、日本ファシリテーション協会フェローの加留部貴行さんを聴き手として、参加者のみなさまと、社会や組織に変化をもたらすこれからの対話の姿について考えていきます。

【語り手の紹介】

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京都光華女子大学 健康科学部 准教授
鮫島輝美さん

京都光華女子大学健康科学部看護学科 准教授。 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。博士(人間・環境学)。 専門は、理論看護学、グループダイナミックス。医療・看護・介護だけでなく、支援を広く捉え、社会的弱者にとって生きやすい社会、継続可能な社会とは何か、を考え続けている。
著書に、『「生きづらさ」に寄り添う〈支援〉』(単著 ナカニシヤ出版 2018)、翻訳に、K. J. ガーゲン『関係からはじまる―社会構成主義がひらく人間観』(共訳 ナカニシヤ出版 2020)など。

【聴き手の紹介】

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特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会 フェロー
加留部貴行さん

九州大学法学部卒業後、西部ガス㈱入社。
2001年に福岡市へNPO・ボランティア支援推進専門員として2年半派遣。07年から九州大学へ出向し、ファシリテーション導入を通じた教育プログラム開発などを担当。企業、大学、行政、NPOの4セクターを経験した「ひとり産学官民連携」を活かした共働ファシリテーションを実践。11年4月に独立。現在は、加留部貴行事務所AN-BAI代表、九州大学大学院統合新領域学府客員准教授。
著書に『参加したくなる会議のつくり方』(ぎょうせい)、共著に『チーム・ビルディング』、『教育研修ファシリテーター』(日本経済新聞出版社)など。

分科会

  • 分科会① 「人」から生まれるもの
鮫島輝美さんと加留部貴行さんとの全体セッションの、二次会のような分科会です。
お二人の話を聞いて感じたこと・気づいたことなど、参加者同士で共有しませんか。
鮫島輝美さんもオブザーバーとしてご参加いただけます。
聞くだけ参加もOKです。
ご参加お待ちしています。お楽しみに!

  • 分科会② 避難所タ~イムショック 次から次に起きる問題を対話ですばやく解決しよう!!
自然災害が多いなあ~みなさんも実感があるのではないでしょうか。
ここ九州でも豪雨や台風、地震と毎年自然の脅威に脅かされています。
あなたが災害に巻き込まれたら? 大切な誰かのために何ができますか?
この分科会では、次から次へと判断が求められる避難所のシチュエーションを取り上げます。 他者との対話や関係性の構築より良い避難所運営を考えてみます。 さあ、あなたの選択は避難所の問題を解決できるのか!

  • 分科会③ ファシリテーションはじめの一歩講座 ~ワクワク会議の創り方、明日からできる"こそっと"ファシリテーション~
意見が出ない、参加している感じがしない、疎外感を感じる、上司がしゃべってばかり、説明をきいてるばかり、そんな、"たいくつ会議"を"ワクワク会議"に変えたいと思っているあなた、会議の場で"こそっと"ファシリテーションしませんか。
しゃべり下手、若手だからこそ、"こそっと"ファシリテーションが活きるのです。
職場で"こそっと"ファシリテーションを実践している日本ファシリテーション協会九州支部の上野翔大郎さん(しょうちゃん)とファシリテーションを体験しませんか。
日常の対話など、あなたの身近な場面でも役に立ちますよ。

  • 分科会④ Possible Worldの世界へ ~オンライン「2030SDGs」カードゲーム体験~
このオンラインゲームのゲーム構成・ルールは、対面式のカードゲーム「2030 SDGs Game」をベースとしています。
しかし、2030年やSDGsといった具体的な事象に留まらず、「越境」をキーワードにもう少し広い範囲での可能性を体感するという意味で、「2030 SDGs Game」とは全く別の体験となるかもしれません。
2020年のパンデミックでは、今までの当たり前が当たり前でなくなりました。 と同時にさまざまな可能性の扉が開かれたことも確かです。
このPossible Worldが提供する「オンラインプラットフォーム」もそのひとつです。

ぜひ、ゲーム体験にご参加いただき、いろいろな新しい出会いを共有していただけたら嬉しいです。

↓ゲームの詳細はこちら
https://possibleworld.space/ja/

【ご注意】
・分科会④は、所要時間が他の分科会と異なり、3時間となっています。18:00に終了予定です。
・分科会④は、Possible Worldをブラウザで実行しながら、対話等のコミュニケーションはZoomにて行います。
 そのため、下記の「分科会④の参加にあたり必要なハードウェア・ソフトウェア、操作スキル」をご確認ください。


【分科会④の参加にあたり必要なハードウェア・ソフトウェア、操作スキル】

Possible Worldの実行について

・必ずパソコンから参加してください。
・ブラウザは、Google Chrome、Windows Edgeのいずれかを使用してください。
・ゲームおよび通信のための高速で安定したネットワーク接続が可能であることをご確認ください。
・周囲の音を拾わないように、通信用のヘッドセットをご用意ください。
・Webブラウザに関して「画面の拡大・縮小(例:80%、120%にする等)による画面サイズの調整」の操作スキルが必要です。

Zoomのバージョンや操作について

・Zoomのバージョンが5.3.0以降であることをご確認ください。
・Zoomに関して「名前の変更、ミュート、テキストチャット、ビューの変更、ブレイクアウトルームへの入退室」の操作スキルが必要です。

日時

2022年2月27日(日)

12:00~17:30(受付開始12:00)
1230~12:45  オープニング
12:45~14:45  全体セッション
15:00~17:30  分科会(「分科会④ Possible Worldの世界へ」のみ18:00終了)
※オープニングと全体セッションで1つのZoom URLを使用します。
※分科会では、それぞれ別のZoomURLを発行します。
※申し込み時に、どの分科会に参加するかを選択していただきます。

会場

オンライン(Zoom)
※Zoomの接続情報は、参加申込み頂いた方に、支部イベントの数日前にメールにてお送りします。
※Peatixから申し込み後すぐに自動で送られてくるメールには、Zoomの情報を入れておりません。

参加費

  • 一般 ・・・ 1,800円
    日本ファシリテーション協会 会員 ・・・ 1,500円

    学生 ・・・ 無料
  • ※Peatixでの参加申込時にお支払いください。
    ※Peatixで以下の4つのチケットから、いずれかを選んでいただきます。
     ・全体セッション+分科会① 「人」から生まれるもの (定員:40名)
     ・全体セッション+分科会② 
    避難所タ~イムショック (定員:24名)
     ・全体セッション+分科会③ ファシリテーションはじめの一歩講座 (定員:43名)
     ・全体セッション+分科会④ Possible Worldの世界へ (定員:16名)

申込方法

下記の申し込みページよりお申し込みください。

【申込】https://peatix.com/event/3156986
    (※外部リンク:Peatixサイトに移動します。)

※キャンセル待ちの方のために欠席の際はご連絡ください。
※申し込みが終了した方には、支部イベントの数日前に、Zoomの接続情報および参加にあたっての注意事項等をメールでお送りいたします。
※キャンセルに関しては、Petixのキャンセルポリシーに準じます。詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001822284

申込締切

2021年2月24日(木) 24時まで

お問い合わせ

特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会 九州支部 問合せ窓口
下記フォームよりご連絡下さい。

企画運営

日本ファシリテーション協会 九州支部イベント実行委員会

主催

特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会(FAJ) 九州支部

2月定例会、3月定例会について

本イベントの開催にともない、九州支部の2月定例会、3月定例会は開催しません。