第123回:2014年6月7日 テーマ2 FAJ九州チャレンジ部九州支部

2014年6月度定例会レポート

日時

2014年6月7日(土)13:15〜17:00

会場

深見ビル C会議室

テーマ名

FAJ九州チャレンジ部 第1回

ファシリテーター

寺崎 正信、亀井 直人(以上FAJ会員)

2名

参加者数(会員)

8名

一般・見学者数

1名

報告作成者

亀井 直人

報告日

2014年6月30日

テーマ詳細

【プログラム概要】

13:15〜13:30 FAJ九州チャレンジ部紹介
「FAJ九州チャレンジ部」。
会員のみなさんが様々なチャレンジを実践する場です。
調査・研究のための定例会、じゃんじゃん使いたおしましょう!
◆FAJ九州チャレンジ部ってなにするところ?
「ファシリテーターとしての実践経験を増やしたい!」
「現場で悩んでいることを話してみたい!」
「4時間の定例会ワークはちょっと無理だけど短い時間のワークをやってみたい!」
「現場で実践したことについて、FAJの仲間にフィードバックをもらいたい!」
そんな会員のみなさんから聞いた気持ちの「熱さ」を後押しできるよう、新たに九州支部に生まれた場です。
今後、話題提供者を募集していくので、気軽に連絡してください。
13:30〜15:00 話題提供「配車係のジレンマ」(話題提供者:寺崎 正信)
(1)進め方の説明
  • 話題提供者から提示されたシチュエーションにおける役割を参加者が演じる(ロールプレイ)
(2)台本読み込み
  • とある運送会社(企業)を舞台に、状況などを説明。
(3)セリフの読み込み
  • 台本の確認
(4)ロールプレイ?
  • 参加者が役割を演じる。
(5)振り返り?
  • 一旦参加者がその役割を演じた事による振り返りを行う。
(6)ロールプレイ?
  • ロールプレイ?の続きを行う。
(7)振り返り?
  • ロールプレイ?とロールプレイ?の違いを振り返ってもらう。
※ロールチェンジ
(8)役割を変えて(4)〜(7)までを繰り返す。
(9)ふりかえり
(10)意図開き
15:15〜16:45 話題提供「対話する読書会」(話題提供者:亀井 直人)
※本の確認
[アイスブレイク]
「バースデーライン」「ブックバースデーライン」
[グループワーク]
※ワーク1
  • 「なぜ、その本を選んだのか」「なぜ、その本が手元にあるのか」
    を、グループ内で伝え合う。
※ワーク2
  • 本に対する“問い”を考えて読んでみる。
    問いに対する答えを書き出し、その内容を伝え合う

    ルール:聞いた人は「なるほど!」と応えてから発言。
※ワーク3
  • グループメンバーの問いに答えてみる。
    全員分の問いに対する答えを書き出し、その内容を伝え合う
※意図びらき+ふりかえり
16:45〜17:00  全体ふりかえり

【参加者振り返り】

【1】ワーク1ふりかえり
[コンテンツへの感想]
  • 役によって困るところが違う(視野の広さなど)
  • リフレーミングを促すのはよい
  • 沈黙がながい
  • 企業の活動を意識してもらうのには良い
[プログラムへのフィードバック]
  • このワークを話題提供者の社内で実施したときに、気をつけることがあるのではないか。
  • ロールプレイの前に場をあたためたほうがよさそう。
  • 業務外の場で出来るような方法を考えるとよいのではないか。
  • 沈黙のなかで考えてもらうための“問い”や“セリフ”があった方が良いのではないか。
  • グループによって設定を変えて比較してみるのも良いかもしれない。
【2】ワーク2ふりかえり
[コンテンツへの感想]
  • 思考の枠から外れた。
  • 目的を持って本を読むことは大切
  • 一度に多くの本の内容をイメージできるので、読もうとするきっかけになる。
  • やり方のお土産をもらった。
  • 問いで一段と深く考えた
  • 他の人の本の読み方を見られたのが面白い。
  • [プログラムへのフィードバック]
    • 本の方向性(思い入れのある本などのテーマ)を決めると、もっと深くなると思う
    • BGMは気になる人もいる
    • 自分の興味があることを話しているだけなのに「なるほど」って言われると嬉しくなる!
    • 本の紹介サービスとして使えそう。
    • 慌ただしさがある(読んだことのある本ですると余裕ができるのではないか)
    【3】全体ふりかえり
    • 自分が業務でワークをするときの駆け込み寺としてつかえそう。
    • 草の根的活動だと感じた。
    • うまくいかないケースの定例会も体験したい
    • フィードバックが良い

    【担当者振り返り】

    ◆ワーク1
    • プログラムの枠組みに困っていたが、参加者からのフィードバックを得る事が出来た事で今後 のプログラムの改善に繋がった(間の取り方や、時間配分、場の温め方、プログラムに対する工夫等)
    • このプログラムの新たな利用方法(忘年会等のイベントで行うと面白い)
    • 参加者の表情から、このプログラムを行う自信が生まれた。
    • ◆ワーク2
      • 参加者としての視点と、企画(プログラムデザイン)の視点それぞれでフィードバックを得られて、今後の改善につながると感じた。
      • 企画のバリエーションを増やすことのできそうなヒントをもらうことができた。
      • ワークの時間配分の感覚を、参加者に確認できた。
      • ◆全体
        • 最後にチャレンジ部の枠でなにかをやってみたいですか?と参加者に問いかけをしてみたところ7割ほどの人が「なにかしたい」「したいけど、、、」という結果でした。
        • プログラムの振り返りを重点的に行うことで、良い相乗効果がうまれていくと感じます。
          参加者が企画者視点でプログラムへのフィードバックをする→企画への興味が増える。
          企画者はまずやってみることの実践で自信がつく+改善のヒントがフィードバックされる
          →よりよいコンテンツが出来あがっていく、というサイクルに繋がってほしい。