第192回: 2020年7月4日 (土) 九州支部7月定例会 『ファシリテーションのキモ、合意形成について対話しよう! ~対話を通して考える合意形成の3つのバイアス~』九州支部

2020年7月 定例会レポート

日時

2020年7月4日(土)13:00~16:00

会場

オンライン

テーマ

ファシリテーションのキモ、合意形成について対話しよう!~対話を通して考える合意形成の3つのバイアス~

ファシリテーター、企画チーム

【ファシリテーター】平山猛(FAJ会員)

【企画チーム】堀公俊、荒武勢津子、元田繁喜、箱崎博信、向山聡、工藤信孝(全員FAJ会員)

【テクニカルサポーター】元田繁喜、箱崎博信(全員FAJ会員)

参加者数(会員)

28名

参加者数(一般)

0名(会員限定のため)

報告作成者

平山猛

報告日

2020年7月26日

テーマ詳細

プログラム概要

13:00~13:20 Zoom講座
13:20~13:25 オリエンテーション
13:25~14:00 アイスブレイク(ワーク#1:決め方をランキングしてみよう)
14:00~14:25 合意形成の3つのバイアス(レクチャー)
14:25~15:05 ワーク#2:バイアス①②について考える
15:05~15:10 バイアス③(レクチャー)
15:10~15:40 ワーク#3:バイアス③について経験を語る
15:40~16:00 全体シェア
16:00~    プチ泡

参加者コメント

・いままで自分の中にあったバイアスに気づくことができた。
・発散と収束のそれぞれの段階で大事にすべきことが明確になり、さらに合意形成と意思決定を区別して理解することができた。
・発散の段階でいかに全員が発散しきっているかが、合意形成とその後の行動にもつながると認識できたので、発散の部分を重点的にやりたいと思った。
・グループワークごとのゴールの姿を私自身が明確に理解できないまま、グループでただ話した感じでした。(それでも、同じ意見や異なる視点などを相互に聞けて、収穫の多い時間でした。)
・ゆっくりとしっかりと対話ができたこと。その中で自分の想いを話せたこと、そしてその想いについてフィードバックをもらったこと。とても心地よい時間でした
・合意形成したあとに、「どう行動につながるのか」のテーマ設定にした方がよかったのでは?何かが意思決定され行動をするゴールを目指したプログラムとはなっていなかった。参加者の主体性が問われるということが認識はできたけれど。

ファシリテーター、企画チームふりかえり

・企画の段階でメンバー間で議論できたことで、複数の視点でプログラムを見直すことができたことが良かった。
・特に、堀さんからのフィードバックにより、プログラムの根本から考え直すことができた。
・余白を持たせ、対話の時間をたっぷり取るという意図をもってプログラムデザインをしたのは、奏功したのではないかと思う。
・プログラムはシンプルであったが、合意形成という難しいテーマであっただけに、内容的には、参加した方にちょっと消化不良感が残ったように感じる。
・オンラインでの定例会を企画・運営するノウハウが少しづつ蓄積され、テクニカル面でもサポート可能なメンバーが増えてきていることは支部として大きな資産となっている。

【担当者振り返り】

<アイスブレイク(ワーク#1)について>
・アイスブレイクだよという強調が弱かった
・テーマの入口という位置づけをもう少し説明していればよかった
・企画チームの中でも、共有しておけばよかった
・やれるべきことをやれなかったかな
・個人ワーク→グループワークにしても良かったかな
・導入は簡単でなければならないというバイアスがかかっていた?
・合意形成と意思決定について幅広く考えて、喋ってもらうという両方を満たしたかったが、後者はうまくできなかったかも
・どう進めていいのか分からなかったという意見があった

<ワーク#2#3について>
・みんなが黙っていたので、グループファシリテーターとして介入しすぎた
・話が進まなかったので、自分の事例を話したら、話が進みだした
・グループワークと休憩を一緒にすると抜けにくくなる
・テクニカルとグループファシリテーターは負担感が大きい
・遅れて入ってくる人がいなくてよかった
・沈黙しているって、考えているんですよね~

<全体を通して感じたこと>
・説明の時には、サブファシはビデオオフが良かった?
・ホストがビデオオフにしてもよかった
・入室時に本名とニックネームがつながらない
・受付担当のコミュニケーションが足りなかった
・今回はチーム編成はベテランと初心者を混ぜてよかったが、今後、ベテランと、初心者で分けてやっても良いかも。
・ワーク#2でレベル別でやっても良かったかも
・企画段階からすごく勉強になった