第24回:2006年3月4日 2006年度定例会ネタだしワークショップ九州支部

●2006年3月定例会議事録

■日 時:3月4日(土)13:30〜18:00
■会 場:オクターブビル5F会議室
■テーマ:「2006年度定例会ネタだしワークショップ」
■担当ファシリテーター:水上 益満 田坂 逸郎
■参加者:20名

□研究会の流れ

 1.アイスブレーク
 2.WILL・CAN・MUST
 3.テーマのカテゴリー分け
 4.グループに分かれ討議
 5.発表・共有化・振り返り

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■内容

1.「アイスブレーク」
 ・簡単なストレッチ体操
 ・マインドのストレッチを目指して、簡単な質問に対して自問自答していただく。
2.「WILL・CAN・MUST」

【ねらい】
 ・自分のこれまでのファシリテーションにまつわる経験をもとに、やりたいこと、できること、やるべきことを整理していただきこの中から、定例会で話し合うべきことをピックアップすることを目的として実施した。

【概 要】
 ・水上のファシリテーション協会での経験をWILL・CAN・MUSTの分類でモデリング発表
 ・参加者が自分のこれまでのファシリテーション体験を振り返るワーク(各自のWILL・CAN・MUSTを色違いのポストイットに書く)
 ・ポストイットに書いたものを全員発表し、模造紙に貼り出してゆく。
 ・全員の貼り出したものを田坂さんと水上で分類
 ・チームに分かれて話し合う(定例会で実施したいテーマと盛り込みたいコンテンツのイメージづくりと可能であれば担当者まで決める)
 ・話し合った内容を模造紙にまとめて発表し全体で共有化。4月の担当ファシリテーターとテーマ仮決め)
 ・個人ごとに話し合いのプロセスを振り返り、代表数名(初参加者を中心に)発表

【話しあいの結果出てきたテーマアイデア】
 ・ファシリテーションのAtoZ(ファシリテーションの全体像を体系化して知る)
 ・事例研究として教育現場・企業現場などでの実践事例研究や文献などから共同理論研究をする
 ・定例会の谷間を埋める実践のプロセスを盛り込む
 ・NPOとして九州支部のありたい姿を描く
 ・出席率を高める会議PRの告知方法
 ・限られた時間内でどうやって発散させるか
 ・ファシリテーションの達人に学ぶ
 ・ファシリテーターに一番大切な人間力?愛のあるファシリテーターになる
 ・Fの魅力を探る〜認知→理解→共感しよう
 ・メンバーからファシリテーターへ〜これからFとして活躍する君へ
 ・ファシリテーショングラフィックのバリエーションを増やす
 ・野外でのファシリテーション体験
 ・コテコテの会議ファシリテーションを科学する

担当者の感想

4月から東京へ転勤が決まり、九州での2005年度最後の定例会ファシリテーターをさせていただきました。
思い返すと昨年5月に初めて加留部さんから無理やり(?)定例会でのひとり立ちを求められてやってみたのがきっかけで、気がついてみると4回も担当することになってしまいました。
これは、会員相互の学習を進めるという定例会のあるべき姿には程遠いものでしたが、何とか参加者の皆さんの前向きなエネルギーのおかげで務めることが出来ました。初参加の方も毎回いらっしゃるというなかで実施させていただき緊張感をもって実施させていただき貴重な経験となりました。

私の後任として私なんかよりはるかに実力を備えた田坂さんが、九州支部をさらに盛り立ててくれることと思います。どうかこれからもFAJ九州支部をよろしくお願いします。

水上

以上