2021年5月8日(土)13:00~17:00
オンライン
あなたの中にある"問いストーリー"
~"問うてみること"で何を狙っているのか~
【ファシリテーター】鈴木 智恵子(FAJ会員)
【企画チーム】鈴木、長尾、加留部、柿原 (全員FAJ会員)
14名(うち会員11名、一般3名)
鈴木 智恵子
2021年5月30日
■オリエンテーション
チェックイン
■対話①「問いにまつわるエピソードを紹介してください」
※あなたの"問いにまつわる成功・失敗あるあるストーリー"
■対話②「どうしてそんなことが起きるのだろうか?」
■ワーク「問いについて問うてみる問いを考える」
※今、あなたが"問うてみたい問い"を1~2つ出してみる
■対話③「問いを生み出す背景」とは何か 混ぜる
※問いを出せた人
→どのような趣旨の問いかを説明する
→「なぜその問いを問うてみたかったのか」を探る
※問いを出せなかった人 →「なぜ問えなかったのか」を探る
■対話④「全体振り返り」そのままの部屋 ※気づいたこと、感じたことを分かち合ってみる
■全体共有
■チェックアウト
*心に残ったこと
・「問い」に対する色んな見方(人によって異なる)があること
・上席からの報連相の大切さ・やわらかい返し・問いの余韻
・問い・課題・ゴールイメージのつながり
・対話に集中すること(他のことは最小限に抑える)
・ZOOMでも対話は成り立つということ。運営委員の方々のご苦労に頭が下がります。
・問いを問うは、禅問答。understand..理解することは、下に立つこと。
*今後実践したいこと
・簡単に答えの出ない問いを大事にしていきたいなと思いました。
・質問は攻撃、対話は相手との信頼関係の上に成り立ち、かつ相手から思いを引き出すこと。
・問いは、対個人へのものと、対社会へのものがあり、それは別物かなと気が付きました。対社会の場合、問いの背景には、怒りがあるんだとわかりました。
・レクチャー無しのワークが面白かった。
・より相手をイメージして発言/問いかけをしていく。
・コミュニケーションは双方向なので、報連相は待つのをやめること、ですかね。
・「忖度」なく聞く、尋ねる、問うことを大事にしたいと思います。問うことのあり方について考えさせてもらいました。
・問いは、できればその人の背景もちゃんと考えてみる。
・対話の相手に問いかけるだけでなく、相手から自分にも問いかけてもらう(双方向型の問い)。
・教えてくださいという質問。positiveで未来志向の問いを大切にしたい。
・意識的に問いかけをする。
・事務局内で攻撃される型会議になりがちで、そのリベンジ会議を週明け主催するのですが、攻撃で返すのではなく、対話型にしようと思い直しました。本日はありがとうございました。
・問いを発し続けること。
・理解はunderstand 下に立ってする。
*自由記述
・意図通りの流れになりましたでしょうか?ナイスチャレンジよかったです。
・良質な対話が繰り広げられて、素敵な定例会でした。問いってなんなのだろう。
・初めて参加させていただき、大変刺激になりました。ありがとうございました。
・久し振りに定例会に参加させていただいた第1回目が、スキル習得ではなく、そもそも「問うてみる」とはという、自省するテーマで本当に良かったです。
・問いと、質問は、ちがうということかな、それについて考える時間は、貴重でした。
【ちこちゃん】
昨年の九州支部9月定例会「問いづくりから"問いの基本"を考える~相手から「引き出す力」を整えよう~」は問いのつくり方(やり方)からその背景にあるあり方を考えましたが、今回はズバリ問いづくりのあり方を問うという一歩踏み込んだ内容にしてみました。
ファシリテーターとして何を場に問いかけるのか、臨機応変に問いを繰り出す際に何を考えながら問うのか、コンテンツを活かすための意図を問いの形でどのように伝えるのかなど、問いを活かす背景を探究できたように思います。
次は、問いをどのように組み立てていくことでプログラムができていくのかを考えてみようと思っています。
【なっちゃん】
定例会のプログラム作成の過程に関わり、テーマに対してのファシリテーターの思いを聴き、自分の中でも考えるチャンスをもらい、ともに考えることができました。また、オンラインでの進め方や共通の情報を持つために進行表をつくる過程を経験したことは、ファシリテーションを学ぶ、いい学びでした。当日は、ファシリテーターの補佐的立場でしたが、直前の打ち合わせでの確認事項を確認していなかったので、直前の確認事項の確認も必要であることを感じました。
【加留部】
事前情報(レクチャー)なく、自分の中にあるものを引き出していくプログラムそのものが問いの連続で構成され、対話時間への時間配分を多めにしていたことが深掘りすることにつながったようです。スキルの基盤となるマインドの大切さへの理解に少しでもつながったのであれば、プログラムデザインに伴走する立場としてありがたいと感じています。
【柿原】
当日は参加できず、準備のみに関わりました。このプログラム自体も運営メンバーの対話によって生み出されていて、「問いを問う」というフレーズでデザイン構築が一気に進んだ記憶があります。そういう意味では、考えや意識が何かを生み出すというより、対話の中のことばが考えや意識を生み出すことを体験したとも言えます。