2021年12月4日 (土) 九州支部12月定例会 [テーマ2] ファシリテーション・スキルの活用法の拡げかたを語ろう 〜ファシリテーターでなくても、スキルは活かせる~九州支部

2021年12月 定例会レポート

日時

2021年12月4日(土)13:00~17:00

会場

オンライン

テーマ

[テーマ2] ファシリテーション・スキルの活用法の拡げかたを語ろう
     〜ファシリテーターでなくても、スキルは活かせる~

ファシリテーター、企画チーム

【ファシリテーター】ハコ(箱崎博信)

【企画チーム】箱崎博信、大島隆、小長光信、民安剛、藤野雅子、向山聡[全員FAJ会員]

参加者数

6名(うち会員6名、一般0名)

報告作成者

ハコ(箱崎博信)

報告日

2022年1月8日

テーマ詳細

プログラム概要

1 オリエンテーション
  挨拶、九州支部のありたい姿紹介、1月定例会、支部イベントの告知
2 定例会スタート
  本日のゴール、定例会のきっかけを紹介
3 アイスブレイク
  全員でチェックイン、「定例会に参加した動機を教えてください」
4 解説
  「ファシリテーション・スキル」とは、ハコの事例紹介
5 グループワーク
  「スキルを使った経験や使いたいと思う状況」について体験や考えを出し合う
  (ブレイクアウトルーム(以下BOR)に移動)
  ・BOR後にメインルームで各グループでの話を共有
6 グループワークのテーマ出し
  ・「スキルの拡げ方」を紹介。
  ・参加者より話を深めたいテーマを募集する。
  ・3つのテーマが挙がる。
(休憩)
7 グループワーク
  ・3つのテーマに分かれてスキル活用について話を深める。
  (参加者が3つのBORを自由に行き来できる設定で行う)
  ・BOR内メンバーで「気づき」「発見したこと」を振り返る
(休憩)
8 グループワーク
  ・最初のグループに分かれ「気づき」「発見したこと」「自分の行動に影響すること」について振り返る
9 個人ワーク
  ・個人で振り返りを実施
  ・「気づき」「障壁」「一歩」の切り口で今後の自身の行動について振り返る
10 全体共有
  ・個人ワークの振り返りを全員で共有する。
11 アンケート記入案内
12 終了

参加者コメント

【印象に残ったこと】
・関係性を作るために一番重要なことは聴くこと。すぐ忘れてしまうのですが、あたらためて考えることができました。
・スキルの話でしたが、信念が結論になってしまいました💦
・記入用シートが多くて面白かった
・事前準備の重要性
・日常で役立つファシリテーションスキルを改めて考える時間になりました。
・参加者それぞれの気づきが違ったこと。

【解りにくかったこと】
・参加者の中で「スキルの定義」が十分には共有されていなかったように思える。

【これからやってみたいこと】
・「聴く力」を使って、書記をやってみる。
・いくつかの記録・記憶の掘り起こしと文章化ですね。
・少数派の事例研究:これを通じ前提を疑う信念を身につける。
・多シート ワークショップはまねしてみたい。
・ファシリスキルを活用した家族とのコミュニケーション。
・毎日ファシリテーターの服を着たり脱いだり自覚的に関わっていきます。
・オンラインの定例会に、今後もっといろいろ参加してみる。

ファシリテーターふりかえり

[ハコ]
・初めてのMFでありとても緊張しました。資料共有など機械の操作などでモタモタしてしまいましたが、何とか無事に終了することができました。
・定例会準備や当日の進行で企画チームのみんなの支援があり安心してMFをすることができました。企画チームの皆さんに感謝です。
・仕事での気づきが企画の起点でしたが、その気づきから定例会のゴールをどのように設定するかに時間がかかりました。
・みんなの中にある個々人の経験(暗黙知)を共通の形式知にして参加者それぞれの行動につなげることを意図しました。
・結果的には参加者それぞれに沿った結論になったのではないのかなと感じています。
・今後も現場からの気づきを起点とした定例会を開けて行けたらと思います。

担当者ふりかえり

[むーた]
・参加者数が少なかったことが幸いしたのか、親密な話し合いができ、各人が今後の取り組みについて語りあうことができたと思います。MF、テクニカルとも初体験とは思えない適切な対応がされていたと思います。
・テーマであった「スキル活用を使える場を広げる」という部分については、十分な共通理解ができたとは言い難い面が残りました。「話し合いとしての深度」を深めていくという見方から言えば、「会議以外の場」とか「進行役がいない話し合い」等、状況を絞りこむことで更に良い議論ができたかも知れないと感じました。

[おーさん]
・初めてテクニカルを担当、ブレイクアウトルームは事前練習が出来ないので不安だったが、実際やってみて、また開催中、チャット他担当者からアドバイスをいただくことで、その運用方法をようやく理解することが出来た。チーム力を感じることが出来た。

[おさみつ]
・今回の企画に関わって、「ファシリテーション・スキル」を会議やワークショップ等のいわゆるファシリテーター役が発揮するものに限定せずに広く捉えることなどを、改めて考える良い機会を得ました。
・当日、最初のグループワークでは家庭内でのファシリテーションの話なども出ていたのですが、さらに深めたいテーマを募集したところ、会議の進めかたに関することばかり3つとなりました。参加者の関心が最も高い領域は結局そこだったのか、あるいは、スキルの定義を拡げることがうまくいかなかったのか。おそらく両方の要因があるのかなと思っています。

[たみごう]
・今回、はじめて企画に参加させていただき、貴重な経験ができたと感じています。定例会の裏側で、どのような議論がおこなわれ、どのように設計されていくか?を見ることが出来ました。初めての参加のため、戸惑いましたが、今回の経験を仕事や家庭生活でも活かしていきます。

[マコ]
・準備も途中からの参加ですが、準備を重ね、議論を重ねるうちに形ができ方向性が見えてくることを経験しました。その準備が定例会当日また想定とは違った形で進んでいくのが興味深く、また得たものが参加者それぞれ違うのもいいなあと感じました。ハコさんが準備されたスライドもいたせりつくせりで、本業の参考にもなりました。準備にかかわると得るものが多くてとても得をした気分です。ありがとうございました。