2022年11月5日 (土) 九州支部11月定例会「会議を上手に進めるヒントを考えてみよう!」 ~会議ツール Ecrit(エクリ)であなたの会議を再点検!~九州支部

2022年11月 定例会レポート

日時

2022年11月5日(土)13:00〜17:00

会場

オンライン

テーマ

「会議を上手に進めるヒントを考えてみよう!」~会議ツール Ecrit(エクリ)であなたの会議を再点検!~

ファシリテーター、企画チーム

【ファシリテーター】ハコさん

【企画チーム】あらさん、カッキー、まゆさん、ハコさん[全員FAJ会員]

参加者数

15名(うち会員15名、一般なし)

報告作成者

ハコさん(箱崎博信)

報告日

2023年1月12日

テーマ詳細

プログラム概要

今回の定例会は会議の運営を支援するWEBツールのEcrit(エクリ)を通じて、ファシリテーションのある会議について考えることを狙い以下の流れで実施しました。

1.チェックイン
2.インストラクション 会議の種類、4つのスキル等の説明
3.Ecritにログイン
4.模擬会議1
5.Ecritの製作意図
6.模擬会議2
7.模擬会議を振り返る
8.Ecritの魅力を考える
9.チェックアウト

参加者コメント

アンケートより抜粋
・型に学ぶことを再確認しました。リーダー教育に使えそうです。
・ファシリを知らない人に伝えるために、書籍でもなく研修でもなく、アプリという方法でこれだけできるという感覚。物事を構造化してそれをアプリという形に興味を持ちました。
・会議の準備に必要なこと、決めるべきことがはっきりしているので、役立つツールだと感じました
・Ecritの有効性をすごく評価している参加者が思ったより多かったこと。ファシリテーションを多少は勉強している(堀さん&加藤さんの共著シリーズ等を読んでいる)人なら不要なのでは、と思うのですが。
・ワークの問いが少しわかりにくかったです。解釈に時間がかかってしまいました(後半の2つ)
・エクリを登録して、授業で使ってみたいと思います
・会議ってけっこう進行役や書記って手が上がりにくいけれど、ツールがあるととっつきやすいし、ファシリテーションで遊ぶこと(自分の持ち味を+してデザインすること)を伝えていけたらいいなと思いました、(会社ではかなりツール等使えるもの厳しく、難しいけれど)
・企業の3年目研修などで、会議の進行の「やり方」の基本を身に着けるために壁打ちのような練習・準備をするためのツールとして使ってみたい。このツールのようなチェックシートでも良いかもしれません。また、議会事務局などに紹介してみたいと思いました。
・先々、ホワイトボードに絵を描くイメージの機能が実装されるとより楽しく使えそう。
・アジェンダを考えるだけでも、効果があると思いました。新しいものが知れてよかったです。ありがとうございました。

ファシリテーターふりかえり

・Ecritがどんなものか興味があり企画チームに入りました。
・定例会を通じてファシリテーションを伝えるヒントの気づきを得ました。基本的な型があれば一定レベルの対話ができ、初心者へ効率的にポイントを伝えるツールにもなり得る。また、Ecritの機能を高めるために、会議によくあるテーマのアジェンダも定型化してはという意見が参加者からあり、Ecritの更なる可能性を感じました。
・定例会の構成としては、2点の反省がありました。一つは振り返りの時間が十分とれなかったこと。参加者にEcritを体験してもらうために振り返りのワークもEcritで行いました。不慣れな状態で会議設定をすることとなり、対話の時間が半分以下になってしまった。もう一つは最後の「問い」がわかりにくかったこと。アンケートにも複数コメントをいただいていますが、問いの前提となる説明などの練りこみが甘かったと感じています。
・新しいツールに触れることができ、いろいろな可能性を感じることができる企画でした。ご参加いただいた皆さんと企画チームのみんなに感謝です。

担当者ふりかえり

.・ファシリテーターの丁寧な準備で、肯定的な評価を得ることができました。
・準備は企画側、当日は半分参加者として楽しませていただきました。
・Ecritというアプリは、ファシリテーションの基本のキを明確にしてくれましたし、ファシリテーションが不慣れな人を補う一定の効果があると実感しました。
・問いがわかりにくかったというフィードバックは、チームとして次への大きな課題になりました。参加者に強く影響を与えるこの短い言葉にこそ、ファシリテーション効果が大きく左右されることを実感しました。ファシリテーターは、意図したことが正確に伝わるだろうか、他の受け取り方はないだろうか、丁寧に練り上げることをしなければならないと思いました。自戒を込めて。
・初学者、中級者、上級者、というターゲットを予め明示し、それぞれのゴールを設定したことで、参加しやすい定例会になったように思います。初めての方の参加もありましたし、他の地域から参加された方も多かったです。
・ツールの操作に関して、十分な説明ができていなかったところは反省点です。と同時に、操作の慣れに関してはレベルが様々なため、進め方の難しさも感じました。うまく足並みを揃えることは今後の課題になると思います。
・あなたの会議を再点検、という告知文の通り、Ecritに触れることで、会議の難しさとは何か、また、形式的に進められる部分はあるか、など、参加者が通常とは違う観点から改めて会議ファシリテーションを見直すきっかけになったと感じます。