2023年12月2日(土)13:00〜17:00
あいれふ9階 研修室A(福岡市中央区舞鶴)
「届けよう!ファシリテーション」
~ファシサポに届いた1通のメールからワークショップ実施まで~
【ファシリテーター】あけさん、亀さん(FAJ会員)
【企画チーム】あけさん、亀さん、あら(FAJ会員)
9名(うち会員7名(従業者2名))
荒武勢津子
2023年12月12日
当会には、ファシリテーションの導入や活用についてのお悩みをお手伝いする「ファシリテーションサポートプログラム」があります。略してファシサポ。昨今「ファシリテーション」という言葉の広がりとともに、さまざまな社会課題の解決のニーズが高まっていることから、本プログラムへの依頼件数は年々増えています。
今回は、委員のあけさんからこのプログラムをご紹介頂くとともに、案件に携わったかめさんの事例を紐解きながら、コーディネーションで得られた情報をどのようにプログラムに落とし込んでいくのか、いわばプログラムデザインのプロセスを考えてみたいと企画しました。
ファシサポ委員会で行っている丁寧なコーディネーションって何をしているの?なぜそこまでするの?一般的な出前講座とは何が異なるの?FAJ公益事業としてのファシリテーション普及活動の一端にも触れてみませんか?
ファシリテーション導入をお考えの方、この機会にFAJのリソースを知れば、楽にファシリテーション実施ができるかもしれません。
■プログラム
12:30~ 受付
13:00~ オリエンテーション
① チェックイン
② ファシサポって何?
③ 依頼された案件をどうヒヤリングする?
④ プログラムデザインの肝は?
⑤ ふりかえり
~17:00 ⑥ アンケート・片付け
・今後の自身が行う会議などにいかせる所がありました。
・本日、ファシサポ活動の実践を知ることで、自分のファシリテーション実践に向けた行動が促進されていることを実感しています。ありがとうございました!
・まだ実践はありませんが、自分でプログラムデザインを考える際の、アセスメント、ゴール設定や具体的なアクティビティ等の組み立てをする指標になりました。
・依頼者に、どんな書籍を読んでいるのか?を尋ねたのは、話を進めていくうえでとても良い方法だと思いました。
・実際の依頼は漠としたものも多く、依頼者としっかりコミュニケーションを取ったうえで準備する必要があることなど、リアルな話が共有されたことはとても良かったと思います。
・事前に想像していたよりも、学び始めたばかりの人にも得るものが多い内容だと感じました。それだけに、参加者が少なかったのは勿体なかったと思います。
告知文に、たとえば
「とあるチームでの話し合いの進めかたについて悩んでいる方からメールをいただいて、ワークショップをやることになった」
くらいの説明を書いておくと、申し込みがもう少し増えたかも?
KPTにて企画チーム3名で振り返った。
K
・いい実例があった。
・実体験の感覚で参加者に伝えられた
・依頼者の後日談を話せたこと、画像があったことは良かった
・ヒヤリング、工夫の部分が臨場感を持って伝えられた
・企画ミーティングは納得感が持てるまでかなりやれた。
・早めに始めたのが良かった。
P
・最後のまとめ、16時40分から始めたが、話し過ぎたので、まとめ、チェックアウトができなかった。
・タイムキープは分担できたのではないか。最初に決めておけばよかった。
・グルーピングは考慮しても良かった。
・スライドの問いを絞れていなかった
T
・これを機に、ファシサポ委員として定例会をネタにしてふりかえることをやっていきたい。
・他にもネタがある(2022と2023にPTA対象に2時間)ので、今後もやっていきたい。
・定例会の作り方は支部によって違う。ネタを練るプロセスを支部間で交流していきたい。
・今回は「うまくいった事例」だったが失敗事例も、リアルなケースを取り上げて、なぜ失敗したかを考えると学びになると思う。