2024年 9月7日(土) 13:00〜17:00
オンライン
話し合いがスムーズに進むコツは「前提の共有」にあり!! ~あらためて「話し合いの前提」について考えてみませんか?~
加藤 圭示(FAJ会員)
参加した会員〔19名〕
一般〔お試し1名〕
ファシリテーター(チーム)〔2名〕
計22名(会員21名)
加藤 圭示(FAJ会員)
2024年10月6日
1.オリエンテーション
2.自己紹介、アイスブレイク
3.対話1(模擬会議)
テーマ:飲酒運転を減らすためには何ができるか?
4.対話2(模擬会議)
テーマ:飲酒運転を減らすためには何ができるか?
5.対話3(模擬会議の準備)
「旅行プラン」を話し合う際に、「話し合いの質」を高めるために、
ファシリテーターとして会議の冒頭で「前提として何を共有・確認」しますか。
6.対話4
対話1~3や、みなさんの日ごろの経験を踏まえて、前提について語り合いましょう
7.ふりかえり
どんなことに気が付きましたか?
持ち帰りたいものは何ですか?
【前提について】
・話し合いの最初に、前提を確認することの大切さと同時に、どのように共有するかのアイデア・工夫が必要。
・前提がないととっちらかるが、前提がありすぎると自由度や個性がなくなる。目的や参加者に応じて、前提の加減を調整する必要があるのではないかと思った。
・同じ問題でも当事者として取り扱う、第三者として取り扱う、当事者でも立場が違うとかみ合わない
・自己開示できる場になる、ということが大事な「前提条件」だなと最後に気づくことができました!
・前提を共有することは重要だと思っていましたが、それは話し合いの質=参加者の納得感を高めたいことが理由であることに気づくことができました。
・前提だけをテーマにした定例会は初めてで良かったです。
【進行等について】
・前提とは大切なところを参加者に投げて、「肝心なところ」をファシリテートしていないなぁと思いました。
・なぜこのテーマ、この順番で進めているのか、というのは理解できましたが、やはり参加者としては目的などを共有していただけないと困惑しました。困惑を体験することも目的であれば、成功だと思います。
・少し玄人目の作りでしたので企画者の意図どおり、理解し、話し合い、学びを持ち帰ることができたのか、やや不安です。
・「投げっぱなし」のところが気に入りました。
・「前提」を共有しないで進めるゆるいファシリテーションを意図されていたかはわかりませんが、実は参加者に意欲があればそれもありなのかもしれないと感じました。
・ありそうでなかったこのテーマを取り上げ、深める時間を提供してくださった企画チームの皆さん、ゆるいファシリテーションで気づきを促してもらえたけいじさんに感謝です。
・参加メンバーの視点の違いによる気づきが面白かった。
・対話4で各班の話し合ったことが全くバラバラだったことが印象的でした。
・ファシリテーションに興味がある人にとっては有意義な場だったと思います。
・また近いうちに、またオンライン開催をしていただきたい。
・「前提」をテーマに定例会を開催しようと決めてから、企画チームで話し合いを重ねましたが、まずは企画チーム内での「ファシリテーションに対する考え方」という前提あわせ(考え方が違っていることを確認し受容)からのスタートになりました。
・テーマの検討を始めた際は、話し合いに対しての「前提」を意識して定例会を組み立てていったのですが、「前提」について考えれば考えるほど、様々な場面や、考え方の背後にも「前提」があることに気がつきました。
・定例会の構成の検討や、当日の進行では、参加者の皆さんが他の参加者との対話を通して何かを見つけることや、参加者の皆さんが深く考えることを大事にしました。定例会後のアンケートを拝見すると、この進め方で合っていた方と、不安に感じられた方とに分かれたようです。
・久しぶりのオンラインでの定例会で、オンラインの場合の注意点などを思い出しながらの進行となりました。話題提供者として、定期的にオンラインの定例会を開催し、カンをにぶらせないようにしないとと思いました。
(けいじ)
・当日は参加できませんでしたが、企画チームでの話し合いの中で「前提」について深く考えることができ、とても良い学びとなりました。参加者の皆さんが、今回の定例会で何か持ち帰るものがあり、ご自身の周りにファシリテーションを広めていただけると嬉しいです。
(水野)
・話し合いの前提って何だろうと企画の段階でも深く考えるようになった。
・当日はテクニカルを担当、久しぶりだったので、BOR作成、スライドのURLをチャットに貼るなど、もう少しスムーズにできると良かったと思う。
・土曜日の午後オンラインの4時間、長かったという感想はなかった。
・定例会は「学びあう場」という前提であることは、今回も提示した。今更説明不要なものとの認識だったのですが、実はその「学びあう場」ということが具体的にどういうものか、FAJ会員に浸透していない事がアンケートから分かった。学びあう場としての前提の共有は案外難しいのかもしれないという気づきを得た。
・目的とゴールはスライドで提示されたのだが、アンケートでは目的を共有していないとの指摘があり、残念ながら伝わっていないことが分かった。
・改めて「伝えた≠伝わった」を肝に銘じておきたい。
(荒武)