■開催日:平成22年6月5日(土)
■会場: 九州大学箱崎キャンパス
■ファシリテーター:加留部貴行さん(九州支部)、 徳田太郎さん(東京支部)
■テーマ:
ボランティア、NPO、ファシリテーション。
■テーマ詳細:
「日本ボランティアコーディネーター協会」でも活躍されている加留部貴行さん、
「茨城NPOセンター・コモンズ」でNPO支援にも携わる徳田太郎さんが
ハーモニーを奏で、ボランティアとは何か、NPOとは何か、
ファシリテーションにはどのような可能性があるのか、
の問いに対して、それぞれの想いをレクチャー。
FAJのミッションを確認しながら、<わたし>のちからが<わたしたち>のちからへ、
どうすれば変化していくのかを考えていくワークショップ。
■プログラム内容:
13:50〜 オリエンテーション(趣旨説明)
14:10〜 ワーク?個人→グループ→全体の順で“ボランティア”を定義
14:30〜 レクチャー?加留部さんより“ボランティア”についてのレクチャー
・ボランティアの語源はラテン語の「volo(ウォロ)」=「喜んで〜する」
・ボランティアは「個人」を指している。
・実は、ボランティア活動は恋愛に似ている
15:00〜 ワーク? 個人→グループ→全体の順で“NPO”を定義
15:20〜 レクチャー? 徳田さんより“NPO”についてのレクチャー
・「ボランティア団体」と「NPO法人」の違いとは
ボランティア団体の発想→無理せず、今のメンバーで、出来る事をコツコツ続けよう
NPO法人の発想→困難でも、実現すべき事(社会的使命)にチャレンジしよう
・NPOが社会において果たす役割とは?
15:40〜 休憩
15:55〜 事例紹介 加留部さんより、自殺対策基本法をつくった市民たちの事例発表。
小さな取り組みから始まった事が、人を動かし、国までを動かしたという
例を熱い思いをこめての発表。徳田さんより、アサザプロジェクトの事例発表。
会員26名の団体が8,000名ものボランティアを巻き込みながら、
100年後にトキの舞う霞ヶ浦を目指している例を紹介。
16:20〜 ファシリテーション 5年後のFAJがどうなっているのか、
「未来新聞」をグループごとに作成。それぞれが生き生きと未来のFAJについて描いていった。
ファシリテーターが主人公のトレンディ ドラマが出来たり、国会や事業仕分けに
ファシリテーションを導入、などと自由でのびのびした新聞が出来あがる。
17:05〜 バザール 思い思いに作成した輝くような新聞をみんなで堪能しあう。
17:25〜 ふりかえり 一つの円になり、ぬいぐるみをマイク代わりに想いを共有しあう。
(議事録:古川いずみ)