誰もが必ずお世話になる、医療や介護、福祉の分野。
様々な社会保障制度と、多様なステークホルダーの関わる現場。
医療や介護、福祉の幅広い分野より話題提供者に参加してもらい、現場では、果たして今何が起こっているのかをリアルに話題提供してもらう。
参加者一人ひとりが、ファシリテーターとして話題提供者と関わり、3つのステップで、現場へのファシリテーションの適用の可能性について探る。
■ステップ1 <知る>
現場で何が起こっているのか、どう向き合っているのか、そしてどうなろうと奮闘しているのか、話題提供者の方から情報を引き出しながら、整理をする。
■ステップ2 <つなげる>
引き出した現場の実態を、話題提供者の目線を通じて、またファシリテーターの観点からつなげる。
■ステップ3 <生まれる>
ファシリテーションは、果たしてどのような関わり方が出来るのか、話題提供者は、ファシリテーションのある場をどのように感じたのか。そして、お互いがつながることで何が生まれるのか。
その可能性を探る。
伊勢敬さん
梅原達巳さん
田邊大三さん
松泰典さん(いずれも会員)
15名
9名
2011年12月3日(土)13:30〜17:30
西日本総合展示場新館3F 303,304号室(北九州市小倉北区浅野3丁目8−1)
13:30 オリエンテーション
13:40
○話題提供者の紹介
○グループ分け
・テーブルファシリテーター(TF)を募集
田坂さん、平山さん、松崎さん、田邊さん(いずれも会員)
・各グループがTF+会員+非会員+話題提供者となるようにした。
○アイスブレイク 福祉分野のトリビア情報
Q:OECD加盟の30カ国の中で、人口1,000人当たりの医師の数は、日本は何番目か
A:2.2人で30カ国中27番目という低さ
Q:歳出に占める生活保護費の割合が高い市の上位10位に福岡県の市はいくつはいっているか
A:3市
Q:日本を人口100人の国に例えると、障害者は何人か
A:5.8人
14:00〜
【ステップ1:知る】
現場では「どんなことが起こっているのか、 どう向き合っているのか、 そして、どうなりたいと思っているのか」を、話題提供者を中心にその想いを話してもらった。
ファシリテーターを中心に、FAJ会員は場の関心や話題提供者の想いなどをうまく感じ取りながら、想いを引き出し、模造紙へと書き出し、見える化していった。
15:00〜
【バザール 兼 休憩】
一旦時間を区切り、長い休憩に入る。
この間、他の卓でどのような見える化がなされているのか、自由に見て回ってもらった。
15:30〜
【ステップ2:つなぐ】
ラウンド3で話し続けたいことをA4に書きだした。
16:20〜
【ステップ3:生まれる】
話し続けたいことを掲げて、自発的にグループを組んだ。
17:30 終了