2009年9月12日(土)沖縄サロン第8回例会「沖縄サロン&大学生&カタヤビラ」〜大学生とファシってみよう〜沖縄サロン

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  沖縄サロン 第8回例会

「沖縄サロン&大学生&カタヤビラ」
 〜大学生とファシってみよう〜 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎日時
 2009年9月12日(土) 13時30分から17時00分まで(開場13時00分)

◎会場
 沖縄国際大学

◎テーマ
「沖縄サロン&大学生&カタヤビラ」
 〜大学生とファシってみよう〜

◎目的
 高校生のキャリアコーチング活動を展開している大学生グループ「カタヤビラ」と沖縄サロンのコラボレーションで「カタヤビラ」の手法を実践してみることにより、大学生にとっては社会人との対話を通した未来の自分をデザインする機会に、社会人にとっては学生との対話を通してキャリアデザインを考えるとともにファシリテーションやコーチングの視点からカタヤビラの手法を考える機会とする。

<参考>例会の告知文

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
〜なりたいわたし。
    未来の自分をデザインしよう〜
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

第8回の沖縄サロンは一味違う??!!
今回、沖縄サロン×NPOカタヤビラとのコラボが実現。
(NPOカタヤビラHP: http://www.katayabira.net)

社会に出る手前の悩める学生・・・・・
「就活しててもいまいちやりたいことがわからない」
「将来の自分がイメージできない」
「私ってどのような仕事が向いてるのかな」
「てか私ってなにがしたいのかな」
「社会で働いている人の話を聞きたい」
「社会のリアルな話聞いてみたい」
「社会人の人ってなにを考えているのかな」
「社会に出ることって楽しいのかな」

こんな学生はきっと多いはず!!
そこで悩める学生を対象に、沖縄サロンの社会人メンバーが、ファシリテーショ
ンやコーチングの技術を使ってあなたの未来を一緒にデザインします♪

沖縄サロンの社会人メンバーにとっては、ユニークな集団的キャリアコーチングの手法である「カタヤビラ」を体験し、ファシリテーションの視点から検証して
みるという試みになります。 

◎参加
 46名
(大学生、民間企業、自営業、コーチ、医療関係、行政など)

◎担当者
沖縄国際大学 親泊正樹(メインファシリテーター)

◎報告
沖縄サロン運営委員 親泊

◎内容

1. 11:00-12:00 会場〜会場設営
・教室の机、イスの移動

2. 13:00-13:30 受付・うちなーたいむ
・学生の参加者は受付時にあめ玉を選び、あめ玉の種類で6グループに分けた。
・参加者全員に約束カードを渡す

3. 13:30-13:35 本日の主旨をPM(プロジェクトマネージャー)から説明



4. 13:35-13:45 自己紹介
「所属」・「名前」・「朝ごはんのメニュー」・「今日期待すること」

5. 13:45-13:55 アイスブレイク
 ハイタッチ+知恵の輪・サンプリングのブースを合体させてアイブレ行う
 全員参加。とにかく20人とハイタッチをする。20人終わった人からその場で立ち止まる。
全員が立ち止まったら、近くの人で8人組を作ってもらう。人間知恵の輪の説明。試してみる。
終わったら元の場所に戻ってもらう

 

6. 13:55-14:05 ワーク説明
サンプリングとチェッキングABCに分ける流れの説明

7. 14:05-14:10 サンプリング者紹介
 サンプリング者5名が自己紹介。1人1分で概要を紹介

8. 14:10-14:30  ワーク1  (A→チェッキング B.C→サンプリング)

9. 14:30-14:33 移動

10. 14:33-14:53 ワーク2  ( B→チェッキング A.C→サンプリング)

 

12. 14:53-14:56移動

13. 14:56-15:16 ワーク2   (C→チェッキング  A.B→サンプリング)

 

14. 15:16-15:35 休憩♪
あゆみさんのオーラソーマ(´ω`)σ

15. 15:35−15:40 ワールドカフェと約束カードの説明
・テーマ:今日カタヤビラをやって、今まで描いていた将来像は変わりましたか?
・約束カードの色で班分け
・マスターはその場で決める。

16. 15:40−15:55 ワーク1
・グループ内でテーマについて話し合う

17. 15:55−15:58 移動

18. 15:58−16:13 ワーク2
・ワーク1の内容を共有
・別のメンバーと同じテーマで話し合う

19. 16:13−16:16 移動

20. 16:16−16:36 ワーク3
・ワーク1・2の内容を共有
・その後約束カードに各自記入
・記入し終わった人から張り出し
・他の人のカードを眺める




21. 16:36−16:56 全体の振り返り
・カタヤビラという手法や、本日の運営に対するフィードバック

22. 16:56−17:00 終わりの挨拶・お知らせ
・泡(盛)の会、アンケート、次回

23. 17:00−17:30 会場片付け・撤収

泡(盛)の会 

 

 

  


◎アンケート結果

アンケート配信日:2009年9月13日(日)
締切日:2009年9月19日(土)

----------- *----------- *----------- *-----------

参加者46名
アンケート回答率 39%(名18/46名)

●性別 

男性 9人(50%)
女性 9人(50%)

●年代

10代 2人 (11.1%)
20代 7人 (38.9%)
30代 1人 (5.6%)
40代 5人 (27.8%)
50代 2人 (11.1%)
60代 1人 (5.6%)

●職種

学生6人 (33.3%)
会社員(管理職)3人 (16.7%)
自営業・フリーランス3人 (16.7%)
会社員(事務系)1人 (5.6%)
会社役員1人 (5.6%)
専門職(医師、弁護士、会計士など)1人(5.6%)
パート・アルバイト1人 (5.6%)
無職1人 (5.6%)
その他1人 (5.6%)

●社会人の方は、お仕事の分野または内容を具体的にお教え下さい。
学生の方は、専攻の分野、または積極的に取り組んでいる課外活動の内容を具体的にお教え下さい

・接客業
・ITプロジェクト開発、マネージャ
・デザインコンサルタント
・メンタル・コーチングのコーチ
・コールセンター業務。電話応対の研修担当及び新卒育成。
・情報システム専攻。 デザイン等に積極的に取り組んでいて、課外活動としてフライヤーのデザインをしています。
・英語文化専攻
・地域おこし・企業プロジェクトのファシリテーター
・今は特に何もしていないですが、学生時代に取り組んでいたことを記述します。
沖縄大学の福祉文化学科に所属していました。社会福祉士の免許取得。卒業論文は、「おもいやり」をテーマに書きました。
課外活動としては、学生の就職活動を支援する「ジコピー」という団体に所属。
ゆいまーる製作所という団体を立ち上げ、沖大周辺の子どもたちを対象にイベントを企画。
学内(沖大)フリーペーパー「沖生日和」(といっても記事をひとつ書いた程度(笑))
・・・他。
・土産販売

●今回を含めて、ファシリテーションの勉強会や研修に参加した経験(回数)は?

1回(初めて) 8人(44.4%)
2回〜3回    1人(5.6%)
4回〜6回    3人(16.7%)
7回以上    6人(33.3%)

●今回の定例会を何で知りましたか?(複数回答可)

・沖縄サロンメーリングリストで 7人(38.9%)
・友人・知人から 7人(38.9%)
・その他 5人(27.8%)

●例会へ参加しようと思った理由について教えて下さい。

・将来の職業について悩んでいたから。
・学生で取り組んでいる活動内容に興味があった。
・学生対象だったこと 自分が少しでも役に立てると思った
・学生の皆さんとキャリアコーチングが出来ることや、カタヤビラの活動などにも興味を持ったからです。
・後輩に誘われたから。
・プロのデザイナーの方がいらっしゃるということだったので、是非お話を聴かせていただきたいと思い参加しました。
・ファシリテーションに興味があった。
・学生のパワーを期待して!
・様様な職種の方と交流ができると伺い参加しようと思いました。
・友人から誘われたのがきっかけで、日本ファシリテーション協会沖縄サロンのHPを見て興味を持ったから。

●例会に参加して印象に残ったものがあれば教えて下さい。

・皆さんフレンドリーで緊張感が和らいだ。
・サンプリング者の話や、それを聞きいっている学生達。
・悩んでいるってイイことだってこと。
・学生さんの皆さんのパワフルさを感じました。最後の「約束カード」も具体的な行動の一歩につなげているのでとてもいいと思います。
・小さなサプライズ。様々な分野の参加者。
・グループ決めの仕組みが面白かったです。
・世代や職種を越えた参加が増えるほど、場が活性化すること。
・社会人と学生がこんなにも密接に関わっているということに驚いた!
・参加されている学生さん、社会人の皆さんの意識の高さ。
盛り沢山のプレゼンや、コーチングが受けられてお得。
・アイスブレイクがとても楽しかったです。
また、チェッキングを通してこれから自分がどう進みたいのかを再確認出来たので良かったです。

●今回の例会にて「活用できそう」と思った点があれば教えて下さい。

・目標を決めて行動すること
・いろいろな事に挑戦すること
・夢を諦めないこと
・キャリアコーチングのひとつの手法として利用できる可能性があると思いました。
・メインファシリテーターとしての、采配部分
・同時進行で行うカタヤビラのワークの手法は、拡散や収束の方法などと掛け合わせて活用できると思いました。
・約束。あめだま。ワールドカフェの進め方
・グループ決め
・ワールドカフェ
・ハイタッチ20人
・サンプリングのお話。
・Wワークでサンプリングとチェッキングの同時進行は時間の無駄もなく良かった、今後の参考にしたいです。
・あめ、紙の色によるグループ分け。
・アイスブレイクの人間知恵の輪
・話し手に質問して、それを例にして説明する。
・グループ分けでやることをばらさせる
・メモを公開(ワールドカフェ)
・個人での気づき(人の話・自分を見つめる)→共有→まとめ?のながれ
・フィードバック

●学生にお聞きします、今回の例会を通して自分の内面に変化はありましたか?

・ある5人 (27.8%)
・ない2人 (11.1%)
・無回答11人 (61.1%)

●「ある」と答えた方にお聞きします、具体的にどのような変化がありましたか?

・ちょっと自分がうつむき気味になっていたことに気づけたので、もう一度再スタートしたいと思った。
・コーチングの勉強を始めた
・内面の変化というより、社会人の方々とのかかわりで、すごい刺激や衝撃、プレッシャーをうけた。
・アクションは自分で起こすものだぁーーー と改めて思った。
よし、これから有効なスイッチを押していけるように頑張るぞ!!
・具体的な行動目標に繋げること!

●社会人の方にお聞きします、カタヤビラのワークは若者のキャリア形成に役に立つと思いますか?

そう思う12人(67.7%)
そう思わない0人(0%)
無回答6人(33.3%)

●カタヤビラのワークは、若者のキャリア形成に役に立つと思う理由をお書き下さい。

・仕事のこと、自分のことなどを考えることは将来につながると思うから。
・サンプリング者側のポジションと接する機会が少ない学生達には良い体験になると思います。
チェッキングについては、それ自体を受けることで、どのような効果があるか、またはどのようなものを引き出せたのかについて振り返ることが出来ればよいと感じました。
・実際に現場のことを聞けるというのは、大きなステップになると思う。
・キャリア形成の入口としてはとてもいい形だと思います。全体の進行やコーチングを機能させることにおいての改善点はあると思いますが、これからの発展性や可能性が感じられました。
・他者の表情や言葉などすべてを駆使して進行するから。
・内発的な変化や自分で考えることを促す手法だから。
・カタヤビラさんが提供するワークに合った参加者なら効果が高いのでは?
自分自身、まだまだこれからカタヤビラは進化できると感じました。
・斜めの関係の学生と社会人、学生同士と、インスパイアーされていると感じた。協働の良さでしょうかね!?
・どのような交流にもお互いの学びがある。
気付きが訪れるのも時間差があるので、結果だけに捕らわれずに続けて欲しい。
・机上の勉強ではなく実際にワークとして取り組んでいるから

●今後、例会で取り上げて欲しいテーマはありますか?

・会社の組織は問題ないと思っている企業に対して、それを知らせるにはどうしたらいいのか?
・フレームワーク 合意形成の手法
・恋愛。男と女。
・問題解決能力について
・いっぱい。
・「学生」または「社会人」はどうあるべきか!また、基本的な知識、価値観を高校生や大学生にわかりやすいように身に付けてあげるようなこと。
・ワークショップを企画する際の「場のデザインの作り方」や「アイスブレーク大会」
・各自のモチベーションを高める話し合いの方法があれば
・振り返りをしてみたい、フィッシュボールなどで。
・合意形成のスキルを中心に学びたい。または場の構成の仕方に関する学びなど。

●FAJ沖縄サロンの運営についてご意見、ご感想などあればお書き下さい。

・スムーズ進行されていましたし、すごく理解しやすかったです。
・今現在、良い形できていると思うので、今はそのままで・・・。
・今回は様々な社会人の方と交流・意見交換ができてとても有意義な時間を過ごすことができました。
よろしければ次回も参加させていただきたいです。
・今回、チェッキングを受けられなかったのが痛手。原因究明と改善を試みてほしい。
・S(サンプリング)C(チェッキング)という言葉がわかりにくい。わかりやすく参加者に伝える以前に、もっと一般的な表現はないだろうか?たとえば後者はコーチングでいいのでは?
・教室までの案内板がなかった。今後の改善課題以前に、参加者視点に立った意識はあるだろうかということを共有してみてはどうでしょうか?
・平井さんをはじめ皆様、お疲れさま〜ありがとうございます。
・いろんな世代でのコラボ刺激的ですね、これからも楽しみにしています。
・いつも同じ方に、運営をしていただいて、 心苦しく思っております。
それで、運営メンバー参加しやすいように 全員を2班に分けて半ば強制的に 運営をしていく方法はいかがでしょうか。
以前に出た、二つに分けていくお話はどうなりましたか?
皆様で考えていきましょうね。

●最後に一言ありましたら、ご記入下さい。

・今回初めてでしたが、いろんな人に出会うことができたしいろいろな話ができてすごくよかったと思います。
・企画運営担当された方々、お疲れ様でした。
・少年よ。大志を抱け! かな。
・親泊さんをはじめ企画運営を担当したカタヤビラの皆さんお疲れ様でした。これからの皆さんの活躍が楽しみです。
ファシリテーションとのコラボも楽しかったです。学生さんたちと直接触れて、話が出来たのはよかったです。
・愛
・親泊さん、今後は噛まないといいですね。
・カタヤビラ運営チームの皆さん、すばらしいお仕事でした。お疲れ様でした!
・ワールドカフェの趣旨がわかりにくかった。目的はなんなのか、どのような方法で行うのかを決めるべき。
・SやC、ワールドカフェなど、聞きなれないワードが多すぎです。もっと参加者が受け入れやすい一般的な言葉やシステムを取り入れるべき。
・最後に運営側に対してフィードバックを求める姿勢はすばらしいと思った。私が関わっていたジコピーでも重要視されていましたよ。人間や組織に とってフィードバックは成長に欠かせない要素だと思います。むしろ、提供するワークショップに取り入れるべき要素なのではないでしょうか?
・沖縄が元気になっていく気がしてます。参加されているみなさんが、カッコ良くて素敵な大人達、学生達もです。
・今回、例会に参加させて頂き、ふだんあまり話をする機会の少ない社会人の皆さんと話をすることができて、学ぶことが多く、とてもいい経験になりました。
ありがとうございました。