2010年1月16日(土) 沖縄サロン第12回例会「2010年、発問でスタート!!」 ~ 発問によって会議の流れ・方向がどう変わるか見てみよう~沖縄サロン

◎日時

2010年1月16日(土)13時00分から16時30分まで (開場13時00分)

◎会場
なは女性センター第 2 学習室

◎テーマ
「2010 年、発問でスタート!!」
~発問によって会議の流れ・方向がどう変わるか見てみよう~

◎目的
会議では、ホワイトボードや模造紙には、まとめられた内容や、
図や表な どの結果や 成果物として残っています。 しかし、発問
は、見えないまま。そこで、どのうよな問い かけをされたかを、
書いて見ることで解ることがあるはず です。発問で会議の流れや
方向がどう変わるかを、体験してみましょう。

◎参加者
14名
(民間企業、自営業、コーチ、コンサルタント、行政、大学生など)

◎担当
池原康二(コ—ディネイター)
伊波あゆみ(メインファシリテーター)

◎報告
沖縄サロン運営委員 伊波あゆみ

◎内容
1.開場(13:00)

2.会場設営 / 受付 (~13:30)
3つの島(グループ)を設営

3.はじめに(13:30~13:50)
・自己紹介、本日の予定を説明
・質問と発問の違い、ファシリテーションについて

(堀公俊氏「ファシリテーション入門」より)

・本日のねらい
自分なりの発問を磨くための気づきを得る

・本日のお約束(グランドルール)
    (1) お互いに学ぶ姿勢で柔軟に考え耳を傾け想いを語ろう
    (2) 心から会議(ワーク)も参加しよう
    (3) ワークを思いっきり楽しもう

・アイスブレイク
    テーブルに並べられたトランプを、1 枚ずつ引いてもらう。
    (1) トランプの色で赤と黒に分かれて、二人の方と自己紹介と、
         今朝食べた 物。
    (2) スペード、ハート、クローバー、ダイヤのマーク別に 分か
         れ、また自己紹介。最近、感動したことや、うれしかったこと。
    (3) マークには関係なく番号順に並ぶ。運営委員は一歩後ろへ。
         そして、手前に並んでいる(運営委員以外の)方から、番号を1~3
         で分け、次に運営委員も 1~3の番号を言ってもらいグループ分け。

 

4.ワークの説明(13:50~14:00)
【お題】私たちは、ファシリン商社の社員です。社内倉庫の問題
について、総務・営 業・企画・販売部など各部署の代表者が参加
し会議を開きます。
■社内の倉庫が、物でいっぱになってきて不便。きれい で使いや
すい倉庫にしよう。
*社内の倉庫は、皆が自由に使っていいことになっている。
*壊れた物が置かれ、ホコリまみれになっている場所がある。
*みんなが場所の取り合い合戦になって不要なものまで置いていて、
とても不便になってい る。

 

5.ワーク1<共有・発散>:20 分間、(14:00~14:20)
(1) ファシリテーター:1 名
(2) 記録係 1 名・★ファシリテーターや参加者からの“発問”を記録する
    イーゼルパッドの右上に「★発問:ワーク1」と書く!
(3) 記録係・意見など: 1 名以上
     ◎通常の会議で行われている議題や意見を書き留める
     イーゼルパッドの右上に「◎内容:ワーク1」と書く!
まずは、自己紹介。1人 1 分でね。そして、ワーク1・スタート!

ワーク1振り返り:20分間 (14:20~14:40)

(1)ファシリテーター:1 名
まず A4用紙に各自、箇条書きし、その後でみんなで振り返る。
--ポイント--
・発問を書いてあるのを見て、どのような気づきがありますか
・意見が活発に出たのは(よく引き出せた)のは、どのような発問ですか。
・他、なんでも気がついたこと。

6.用紙張り出し と 休憩(14:40~14:50)

7.ワーク2<収束・決定>:20 分間、(14:50~15:10)
*ファシリテーターと記録係をまだやていない人と交代
(1) ファシリテーター:1 名、
(2) 記録係 1 名・★ファシリテーターや参加者からの“発問”を記録する
    イーゼルパッドの右上に「★発問:ワーク2」と書く!
(3) 記録係・意見など: 1 名以上
    ◎通常の会議で行われている議題や意見を書き留める
    イーゼルパッドの右上に「◎内容:ワーク2」と書く!

ワーク2・スタート!

ワーク2振り返り:20分間 (15:10~15:30)

(1)ファシリテーター:1 名
A4用紙に各自、箇条書きし、その後でみんなで振り返る。

--ポイント--
・発問を書いてあるのを見て、どのような気づきがありますか
・流れがスムーズになる発問は、どのような発問でし たか
・議論が深まる発問はどのようなことがありましたか。
・他、なんでも気がついたこと。

8.用紙張り出し と 休憩(15:30~15:40)

9.全体振り返り(15:40~16:05)
   参考資料の配布(作成:平井さん):共有地の悲劇
   共有地の悲劇の説明。
   各チームの張り出したイーゼルパッドや個人振り返りの用紙をみ
   ながら、グル ープ発表と質疑応答。

-ポイント-
*会議の流れが変わったのは、どの発問でしたか。
*その会議の流れから、納得度はどれくらいでしたか。

・具体例をつけた発問をすると具体的な答えが返ってきた。
・抽象的な発問だとみんなが黙ってしまた。
・意見が出てその意見からさらにこうした方がいいのではという
発展的な意見 もでた
・「どうすればいいか?」というオープンクエスチョン で参加者
の考えが深まった
・思いもよらぬ視点(発問)が印象的!・収束において、「もっと意
見をひきだしたい」 「でも方向性決めたい」という葛藤
・発問は考える方向付けをするのかなと感じた
・発問のハバを広くすることでイロイロな意見がでて くる(脱線
し内容が変わること も、、、。)
・発問の広さを調整する事で会議にメリハリをつけられる
・時間管理のことや発問の仕方を考えて軌道修正したが、
なかなか、、、。(ファシリ テーターとして)
・やっぱりこれはと思う人がいるのでは?、で!はっ とした。ここ
に根っこがあるかも。
・収束として発問するのはムズカシイ
・発問にクローズ感をかんじた。(態度など)
・ゴールをしっかり見ている
・ファジーな表現が多かった。
・問いかけ的な促しの発問が多かった
・「~で、いただければ」と言葉がソフトな感 じがした
・発問の書き方が具体的で、一字一句書くとわかりやすい
・話し方がもう少し大人的なことばが必要
・流れが想定されているようで見えていない感じ
・「掘り下げてみますか」が使える

10.お知らせ(16:05~16:15)
沖縄サロン世話人、平井さんより一言。
2 月・第 13 回例会担当、大浜さん、大城さんより案内

11.全員で撤収(16:15~16:30)
ありがとうございました。

 

◎泡(盛)の会 17:00~
第 12 回例会が終わったかと思ったら、すぐに第 13 回例会の運営会議!!

◎アンケート結果
アンケート配信日:1 月 17 日(日)
締切日:1 月 24 日(日)

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参加者14名 アンケート回答率 71% (10/14名)

●性別

男性 8名(80%)
女性 2名(20%)

●年代

40代 6名 (60%)
30代 2名 (20%)
20代 1名 (10%)
50代 1名 (10%)

●職種
会社員(事務系) 3 名 30.0%
自営業・フリーランス 2 名 20.0%
会社員(管理職) 1 名 10.0%
派遣社員・契約社員・嘱託社員 1名 10.0%
主婦・主夫 1 名10.0%
学生 1名 10.0%
公務員 1名 10.0%

●お仕事の分野または内容を具体的にお教え下さい
営業 2名
以下は 各1名
家事、人事管理、企画、事務、企業研修、IT 開発、自社のブログ
の運営・管理、学生

●今回を含めて、ファシリテーションの勉強会や研修に参加した経験(回数)は?
7 回以上        4名
4~6 回           3名
2~3 回           2名
1 回(初めて) 1 名


●今回の定例会を何で知りましたか?(複数回答可)
沖縄サロンメーリングリストで 8 名
その他 2名
友人・知人から 1 名

●定例会へ参加しようと思った理由について教えて下さい。
ファシリテーションを勉強したいから。
会議次第として、質問(発問)を書くことがあるが、どのように聞
けば答えやすいか、問 を共有できるかを考えているので、興味
あるテーマだったから。
参加の度に気付きがあるから
テーマの興味があった
前回の望年会に参加して、今年はもっと参加しようと、思ったから。
効果的な発問に興味があったから 発問ワークに興味があった。
当初の土曜日の予定がキャンセルとなり、日程がポッカリと空い
てしまったの で、よく わからずに参加してしまいました。
スイマセン...
毎回体験型のワークがあるあから

●定例会に参加して印象に残ったものがあれば教えて下さい。
ファシリテーション(会議の進め方)の考え方、方法も、人それぞ
れ違うこと。
「曖昧な」「ファジーな」質問の効果。
受け取りやすい、発問があるのかなと感じ、また課題としたい。
話し合いの流れは質問によりできるんだなー
「質問」と「発問」の違い。
伊波さんの小道具の使い方
ワークのテーマを身近に感じる人がいて話が盛り上 がった。
みなさん熱い方が多く、びっくりしました。
考えさせる発問はいい発問という言葉

●今回の定例会にて「活用できそう」と思った点があれば教 えて下さい。
・冒頭のファシリテーションの説明図。
・これからは、議論の内容だけでなく、進行役の発問にも注目したい。
・質問時の言葉 、なるほど、ふんふん、それはどういうことですかな
ど使っているのを文字にして再確認
・テーマからブレないということ 発問で、会議の流れが変わるという
ことに注意してみたくなった。(実際の日常 で)
・アイスブレイクでトランプを使って いろんなバリエーションでコ
ミュニケーションを作りだしていくこ と
・とりあえず、会社の倉庫は見直そうと思いました。
・会議の進行中に「あれ?」って思ってもちゃんと意見言う場で言えた事

●今後、定例会で取り上げて欲しいテーマはありますか?
・「発問」は改めて取り上げてもらいたいと思います。
発言をメモ・書き出していく方法。
・ロジカルシンキング
・板書
・まだよくわかりません。
・会議の中のアサーティブ
・まだ、あまり意味が理解なくて、思いつきません。ゴメンナサイ...
・ワークショップの作り方

●FAJ 沖縄サロンの運営についてご意見、ご感想などあれば お書き下さい。
・毎回、企画・運営、ありがとうございます。
・手作り感があり、楽しいけど、もう少しワークや考える時間の
余裕があった方 がい いかも
・皆さん頑張っているなー頭が下がります
・みんな仕事を持ちながらの参加、準備など、すごい です。
・運営委員の皆さんの頑張りには ホント頭が下がります。
ありがとうございます!
・今回メールでこの会の事を知ったのですが、日時を知ったのが
3 日前でした。 私はたまたま空いていたので参加できましたが、
参加したくても できなかった人も多 いのではないでしょうか。
・特にありません。

●沖縄サロンのMLへ参加していない方で、希望する方は、
メールアドレスを入力し てください。
・1 名、希望者あり

●最後に一言ありましたら、ご記入下さい。
・運営委員のみなさま、毎回ありがとうございます。
・これからも、みんなで助け合いながらチャレンジしていきましょう。
・機会があれば参加したいと
・やっぱり参加してよかったです。
ひとつひとつ、一歩一歩、勉強していきたいです。
・次回はファシリテーターも ワークに一緒に参加して楽しんでください。
一番難儀した人が一番楽しむべきです!
・初参加にも関わらず、みなさん温かく受け入れて下さり、嬉しか
ったです。 感謝します。
また日程が合えば参加したいと思います。
・今回もお疲れ様です。
やっぱり色々な人に出会えるっていいですね。