2010年2月13日 (土) 沖縄サロン 第13回例会 「トホホな会議からの脱出!」〜☆ 会議のオキテ ☆〜沖縄サロン

◎日時
2010年2月13日 (土) 13時00分〜16時45分 (受付開始 12時30 分)

◎会場
あやかりの杜   2F 研修室+会議室

◎ テーマ
「トホホな会議からの脱出!」    
〜☆ 会議のオキテ ☆〜

◎ 目的
「ファシリテーション流会議」納得度を高めながら、進行するコトに着目!
ゲームを通しての共同作業で合意のプロセスを体験!
100%の合意なんてあり得ない、でも、、でも、納得度は高められるのでは、その納得度ってなに?、、これは体験するしかな〜い。

ということで、「砂漠で遭難したら」のコンセンサスゲームを通して、考え方、背景、年代等、色んな要素が入り交じる中で、目的は同じでも違いが出てくることを体験。

グループ話し合いのあと、各人の感じたコトを振り返り、グループ内のプロセスを共有した。

そして、話し合いで良かった点、プロセスの課題点を踏まえた上であったらいいな「会議のオキテ」(グランドルール)を作成し今回のお持ち帰りとした。

◎参加者
27名
(民間企業、自営業、医療関係、福祉関係、コーチ、コンサルタント大学生、行政関係、NPO関係)
今回は初めて参加の方が11名いました、、関心を持って頂きありがとうございます。

◎担当
大浜 博文(コーディネィター)
小橋川 繁(アイスブレイク)
大城 武秀(メインファシリテーター)

◎報告者
沖縄サロン運営委員 大城武秀

◎内容
1.開場(12:00)

2.会場設営 / 受付(12:30〜)
4 つの島を設営(1島6〜7名)

3.開催のあいさつ  / アイスブレイク (13:05〜13:30)
・共通点探し(一人2分間 4回まわし、和やかなムードになった)
・誕生日順に並びグループ分け(運営委員を覗くメンバーを4つのグループへ編成、運営委員の1〜4のグループへ配置)
・500名達成記念贈呈式(12回例会までの延べ人数が495名、参加申込順で初めて参加の方を対象に、500名記念として「ファシリテーション入門」jを贈呈)




4.ワークの説明(13:30〜13:45)
・全体的な流れを説明共有(多様性の中で話し合うとは)
・コンセンサスゲーム(砂漠で遭難したら)
・ファシリテーションとは、簡単に説明

5.ワーク1:一人で決める(13:45〜14:05)
・ストーリーを参加者に読んでもらう(例会参加者方から自主的に手を挙げてもらい読み聞かせして頂きました、自主的なご協力に感謝です)
・必要な品物の優先ランクを一人で考える。
試験会場のような静けさの中淡々とランキングに集中!

6.ワーク2:みんなで決める(14:05〜14:45)
・ワークの説明(イーゼルパットへ書き出す) ・ファシリテーターを決める。
・グランドルールの説明(みんなで話し合う為のルール)
・多数決で決めない
・積極的に参加する。
・遠慮しないで自分の考えや気持ちを伝える。
・一人演説をぶたない。
・自分の意見を変えるときは納得した上で変える。
・安易な妥協はしない。
・物事を決めつけずに柔軟に考える。

  

  

7.休憩(14:50〜15:00)
・中々議論がまとまらず休憩を取らずに討議継続のグループも、、ファイト!。


8.ワーク2のつづき:グループ振り返り(15:00〜15:20)
・自分自身がグループでの話し合いでどう関わったかを自己採点しグループ内のプロセスを共有し合う。
・自分の意見を言えていたかな〜、相手の話をちゃんと聞いていた?妥協じゃないよね〜、、!
皆さんで共有中、、、さてさて!


9.ワーク2の発表(15:20〜15:40)
・みんなの自己採点を合計しグループでのプロセスを発表

・救助を待つか行動するかの議論だけで20分以上使った為後半の議論が詰め切れなかった。
・視点の違いから色んな考え方あるんだと思い知った。
・ファシリテーター役をかってでたが上手くいかず、ファシラれる格好になったが学びはとても大きかった。
・若いメンバーの視点が面白かった。
・結論には至らなかったが、グループ内の議論は良い関係で進められた
4グループ中3グループは行動する、1グループだけ救助を待つで議論したが、待つか行動するかで議論が白熱し思うようにいかなかったが、みなさん積極的に参加していたのが印象的でした。

10.ワーク3:「会議のオキテ」(15:40〜16:00)
・コンセンサスゲームを経験してからのグランドルール作り、なにがでるかな?
・こんなオキテがあったら会議がスムーズにいくようなアイディアを出し合おう!
・イーゼルパットへ書き出す
・アイディアが出たら「それいいね〜と相づちをいれる」
・各グループの会議のオキテを張り出す


11.休憩(16:00〜16:15)
休憩中に張り出されたみんなで話し合ったランキングや会議のオキテを閲覧

 


 

 ■会議のオキテ抜粋
・最初にアイスブレイクを入れる。
・ファシリテーターのサポーター役も設定する
・自分と違う意見も認める
・目的をハッキリさせる。
・見える化する。
・会議の前に情報共有する。
・最初から否定しない。
・時間の使い方を最初で決めておく
・自立心を高めるために助け合う。
・発言を強要しない。
・少数意見に耳を傾ける。
・不明な点をできるだけ残さない。
・意図を聞きだそう
・「でも」「だけど」を禁止
・話がそれたら戻す。
・まずはルールから合意形成する。


12.全体振り返り(16:15〜16:45)

 


・積極的な参加で活発な議論が出来た。
・若い人達の積極性に関心し期待感が高まった。
・ファシリテーター役をかってでたが、上手くいかなかったけど大きな気付きが得られた。
・ファシられ役も大切だと思った。
・多様性を認めながらの議論の難しさをあらために感じた。
・見える化が大切。
・目からウロコが落ちた。
・若い人の意見が聞けて新鮮さを感じた。
・ファシリテーターとして知識の豊富さも必要と感じた。
・学びを持ち帰ってもすぐに実践できない環境もなんとかしたい。
・人の時間を奪っていたコトに気が付いた。

13.アンケート / お知らせ (16:45〜16:55)
・イーゼルパットのアンケート
・第14回 3月13日(土)例会担当者 宮城さんより案内


14.全員で片付け撤収(16:55〜17:00)
・いつもながら、、素早い片付けで、、撤収できました、、ありがとうございました。

◎泡の会 18:00頃から
初めて例会に参加して頂いた方も泡の会まで数名参加して頂きました。
良かった点課題点も踏まえ今後例会に弾みになれる予感が!


◎アンケート結果
アンケート配信日:2月15日(月)
締切日:2月22日(月)
参加者:27名 アンケート回答率 44.4%  (12/27名)

●性別
・男性 9名 75%(%)
・女性 3名 25%(%)

● 年代
・20代  4票
・30代  3票
・40代  5票

●職種
・学生 2票
・公務員 2票
・会社員(事務系)             1票
・会社員(管理職)             1票
・会社役員                  1票
・教職者                   1票
・専門職(医師、弁護士、会計士など) 1票
・自営業・フリーランス           1票
・派遣社員・契約社員・嘱託社員 1票

 

●お仕事の分野または内容を具体的にお教え下さい
・介護
・コーチングコーチ
・障害者福祉。他にフラワーデザイナー。
・ICT関係の勉強しています。
・高校総体
・ファシリテーター
・経営コンサルティング
・大学生
・高校の社会科教師世界史と総合的な学習の時間を担当
・ファイナンシャルプランナー

●今回を含めて、ファシリテーションの勉強会や研修に参加した経験(回数)は?

・ 7回以上   5名

・4〜6回    2名

・2〜3回    1名

・1回(初めて)4名


● 今回の定例会を何で知りましたか?(複数回答可)

沖縄サロンメーリングリストで      5名
その他           4名
友人・知人から       2名
新聞情報誌の告知で          1名
日本ファシリテーション協会のHPより 1名

●定例会へ参加しようと思った理由について教えて下さい。
・友人から話を聞いたので。
・ファシリテーションをもっと学ぶため。実践で使えるワークを体験するため。
・ファシリテーションには前から関心があり、タイミング的にたまたま気持ちが盛り上がっているとき、ネットで検索して沖縄サロンの存在を知った。また例会への参加が容易であることもわかったため。
・毎回参加して学びが多いから
・会議に悩みがあって・・・
・今月は都合がついたから。
・新しい手法を学びたい
・将来ファシリテーションを使いながら仕事をしたいと思っているので参加させていただきました。
・そもそもFAJを知ったのが会議でなやんでいたからです
・コーディネーターなので

●定例会に参加して印象に残ったものがあれば教えて下さい。
・楽しかったです。
・初めて「砂漠」のワークに参加しました。参加者の価値観がそれぞれ違うので、意見をどうまとめていけばいいのか対立やファシリテーターの進行なども学ぶ事ができました。
アイスブレイクがあったので、すぐにグループ内でも話がスムーズにできました。
砂漠ワークで討論する時間は、もう少し長くても良かったかなと思います。(60分程度)
振り返りの時間も「自己評価」を採用して、いつもと違って面白い切り口でした。
・単純にコンセンサスゲームは面白かった。
・ファシられる方にもファシる側を監視している必要がある。ポストイットのすごさを参加者が実感していた。
・時間とか目標などがあれば、すり合わせができて面白いと思った。
また、知識や経験値があると、一気に流れを変えることもできるんだなぁーと思った。
ファシリテーションの立場は中立なので、もっといろんな価値観を持たなくてはいけないなぁ〜と思いました。
・アイスブレイクからワーク、振り返り、会議のルールを考えるまでの全体の流れがうまくできていたと思いました。担当した皆さんのトークも良かったです。はじめて参加した皆さんの積極性に圧倒されました。
・物事を決める場(会議・ミーティング)では参加する人の目的意識、「プロセスの共有」と「会議で結論を出す」をどちらに意識をおくのかをファシリテーターはTPOに応じて変えていく事が必要かなと思いました(仕切りテーターにならない程度?)
・説明もわかりやすく、ワークも全員で楽しく出来たので、1日早く終わってしまいした。次回も是非参加したいと思います
・別の班のポストイットの多さ、イーゼルパットの大きさ、考えの多様さ、運営委員の方々が私を覚えていた事、サバイバルをシミュレーションするワクワク感
・時間管理のむずかしさ

●今回の定例会にて「活用できそう」と思った点があれば教えて下さい。
・次の会議で使いたいです。ポストイットとか。
・アイスブレーク、砂漠のワーク
・まだなかなかそこまでのものは掴めていません。
・ファシられ役の育成
・ワーク!今回使ったワークはとても面白かった、また違うところで使ってみようと思いました。ありがとうございます。
・砂漠ワーク(またはNASA ゲーム)は気づきを引き出すいいワークだなぁと改めて実感した。
・初心者にあえてファシリテーターを務めさせる。アイスブレイク
・大小のポストイットの使い方
・うーん…うちの職場は大きい上、忙しすぎて小委員会するのも担当者が提案内容をすべて用意しなくてはいけないので、一度批判されるとヘコミから立ち直るのにじかんがかかって?
・スクリプトの面白さ

●今後、定例会で取り上げて欲しいテーマはありますか?
・フレームワーク
・ファシリテーションスキルの、日常生活や対個人への応用。
・学校の授業をファシリテーション的にやるとどうなるか?
・イベントを成功させる方法!、感じろ!心の目で見よ!自然力!(笑)
・いつかOSTをやりたいですね。
・ワールドカフェ(前回参加できませんでした)
・もう少しファシリテーションをする時間がほしかったです。
・安易かもしれないけど「ザファシリテーション」みたいな実践例を紹介していただけると
・板書 ファシグラ
・ひとりひとりの持ち分が短くてもいいので、とにかく場数を踏めるような機会。一方で、波乱含みの手ごわい会議でも最低限のルールを敷くための、仕込み・工夫などもあれば知りたい。

●FAJ沖縄サロンの運営についてご意見、ご感想などあればお書き下さい。
・また機会があれば参加したいです。ありがとぉございました。
・工夫されて、今回は初めての参加者が多く集まったとのことですが、いずれは次第に毎回おなじ顔ぶればかりになってしまうのではないかと、そんなことを少し心配してしまいます。
・とても良かった感じでした〜。(楽しく、面白く!)
・今後もこういういい例会を続けていきたいですね!
・今回の内容の関しては会議ルールをせっかく、各チームで作ったので発表させた方が、考えた人もよりすっきりすると思います。メーリングリストなどの利用方法はいつもながら関心しています。
・今以上に楽しい、誰でも入りやすいサロンにしてください。
・独特の明るさとノリの良さがありますね。失敗しても?みたいなところでお互いうまく支えているし
・人数拡大

●沖縄サロンのMLへ参加していない方で、希望する方は、メールアドレスを入力してください。
2名様のご希望がありました

●最後に一言ありましたら、ご記入下さい。
・泡の会も楽しかったです。
・進行、運営ともに良かったです。
・私は会議などで自分が仕切り役を務める立場に立つことは実はほとんどありません。
ですが、会議や日常的なミーティングを行ない、また参加する人たちのすべてが、基礎的なスキルとしてファシリテーションというものを知っているべきだと思います。
あるいは「今後取り上げてほしいテーマ」にも挙げたとおり、もっと広い状況下での応用というものがあったらぜひ学んでいきたい。
・とても良いワークでした!、ありがとうございました。
・会議の進め方が、若者達との温度の差があることに気付けて良かった。ありがとうございました。
・ 500人突破おめでとうございます。次回も是非、参加します