2014年6月14日(土)FAJ沖縄サロン第60回例会『ファシリテーションさえあればプロジェクトは成功するの?』沖縄サロン

◎日時
2014年6月14日
例会 :13時〜17時 
茶話会:17時30分〜19時30分

◎会場
沖縄県総合福祉センタ−東棟3階視聴覚室

◎担当
MFラティーノ・COひらにゃん

◎実施結果


13:00   ウチナータイム・ 説明など

13:22   はじめに

自己紹介.前提共有・例会の趣旨

  • ファシリテーションは協働を促進させる手法だけど、ファシリテーションさえあればプロジェクトは成功するの?
  • これまで成功したプロジェクトの体験を共有し、その秘訣を探り、体系的に理解して今後に活かせるようにしよう

     

    定義

    では、本日の例会での「プロジェクト」定義は?

    • 複数の人々が従事者として関わり、複数の人が対象者となり、
    • 準備から事後処理までおおむね3ヶ月以上の期間がかかり、
    • どこかしらの場所で物理的に集まることがあり、
      結果として成果が期待されている。

       

本日のゴール

  • プロジェクト成功の仕組みと秘訣について、参加者各自の中で何らかが腹落ちして理解できており、今後に活かすアイディアが生まれている

13:32   頭の準備体操

次の問いについて各自答えを考え、近くの人と共有してみてください。

    1. 間違いなくA
    2. どちらかというとA
    3. どちらかというとB
    4. 間違いなくB

※どちらが良いとか悪いとか、「こうあるべき」とかの価値判断ではありません。念のため。

質問1.あなたの日頃の行動はどちらですか?

  • A. とにかくあちらこちらの催しに顔を出す
  • B. 出不精なので静かに過ごすことが多い
     

質問2.自分の好みはどちらだと思いますか?

  • A. 次々と新しいことに取り組んで進歩したい
  • B. じっくりと繰り返し取り組んで着実に進みたい

質問3.あなたはどちらにあこがれますか?

  • A. 立役者
  • B. 縁の下の力持ち

13:48   ワーク1
 

目的

  • 自分が関わったプロジェクトの成功体験を具体的に共有してみよう
     

流れ

13:55   1)個人で考える
 

  • まず各自、自分の関わったプロジェクトについて振り返り、テーブル内の他の参加者に紹介してください。
  • 一人一人考える時間は15分です。

紹介する項目

  • 関わったプロジェクト名
  • 期間(準備/本番/事後)
  • 規模(従事者/対象者)
  • 良かったこと(成果)
  • 項目ごとに黄色い付箋紙に書いておきます。
  • 考え終わったらテーブルの上の模造紙に張り出します。

14:10   2)紹介する

  • 次に、各項目に沿ってテーブル内の他の参加者に紹介します。 時間は一人3分です。

14:25   対話を始めるに当たってのグラウンドルールについて提案募集

14:40   3)質問し合う

  • 全員が紹介し終わったら、さらにお互いの情報で気になった点があれば質問しあって理解を深めてください。(15分)
     
  • そこで出た追加の情報は黄色の付箋に書いて追加してください。

14:56   ちょっと解説:7つのフレームワークについて知識提供

  • 1.背景目的などの前提の明確化
  • 2.関係者間をつなげるコミュニケーション促進
  • 3.やるべきことの整理とプロセスの設計、準備
  • 4.ファシリテーションスキルの活用
  • 5.成果の評価、継続的なフォローアップ
  • 6.会場、受付、移動、備品、飲食などの運営
  • 7.予算の確保、予実の管理

15:02   休憩(10分)

15:12   4)成功の秘訣を考える

  • ここまでに出た話を元に、「プロジェクトを成功させる秘訣は何か」について自由に対話してみてください。(20分)
  • そこで得られたキーポイントやアイデアはブルーの付箋紙に貼りだして黄色の付箋紙の回りに張り出します。
  • ちなみに、成功の秘訣のヒントは壁に貼りだしておきますので、必要だと感じたら眺めてみてください。


15:32   ワーク2

目的

  • 成功の秘訣を体系的に理解してみる

流れ


15:32   1)付箋紙を移動させる

  • ワーク1で出てきたブルーの付箋紙を、グリーンの付箋紙を貼ってある模造紙に移動します。
     
  • その時、関連ありそうなグリーンの付箋紙の近くに張ります。
     
  • 足りないものがあることに気づいたら新たにブルーの付箋紙を追加してもかまいません。
     
  • 時間は10分程度です。

15:42   2)得られたポイントを考える

  • 全体を眺めてみて、プロジェクト成功の仕組みと秘訣は何かを改めて考え直してみます。
    ループごとに対話してみてください。時間は20分です。
    対話で新たに気づいたことがあれば緑の付箋紙に書いて追加してもかまいません。

16:05   3)個人のできていること・強化したいこと投票

  • 自分が個人として最も得意だ(すでにできていること、これからもできそうなこと)と思うことに赤いシール
  • 自分がこれからもっと強化した必要があると思うことに青いシール


16:25   振り返り

目的

  • 本日一日のワークを通して経験したこと、気づきなどを言語化することで自分のものとしてお持ち帰りいただく仕上げ。

流れ

16:25   1)グループごと
 

  • グループごとに、以下の3点について話し合ってみてください。時間は12分です。

    問い

    1. 今日は何に気づきましたか?
    2. それはなぜですか?
    3. 今後どのように活用するか何かアイデアはありますか?

16:38   2)別の人と

  • 同じテーブルではない人と3人一組になって、上記の3点について同じように話し合ってみてください。
  • 時間は12分です。

16:52   3)全体で

  • 全体で今日得られたことを共有します。

17:07   クロージング事務連絡

17:10   休憩


17:30   茶話会

  • 追加情報の共有
    • 沖縄サロンの事例
       
    • 2回の企画会議とお試しワーク
       
    • プログラムデザイン

    •  
  • おしゃべり
    • 「タスクをこなす」って?
    • ムーブメントを起こすってどんなこと?
       
  • まとめ
  • チェックアウト

19:25   終了