2025年8月4日(月)FAJ沖縄サロン第165回例会 【オンライン】アート鑑賞による対話の場を体験する~共創的な活動を通じた自己変容~沖縄サロン

◎日時
2025年8月4日(月) 19時00分~21時00分(受付開始 18時45分入室)

◎会場
オンライン Zoom

◎テーマ
アート鑑賞による対話の場を体験する

~共創的な活動を通じた自己変容~

◎目的

本例会では、対話型鑑賞のプロセスを体験しながら、「共創的な活動を通じた自己変容」(誰かといっしょに考えたり、作ったり、話したりする中で、これまでの自分の考えや感じ方が少しずつ変わっていくこと)がどのように生まれるのかを探求します。鑑賞を通じて生まれる問い、対話によって広がる視点、それに触れた自分自身の内側の変化にじっくり向き合ってみる。

※「対話型鑑賞」は、アート作品を見て感じたこと、考えたことをグループで話し合いながら、作品の見方を深める鑑賞方法

◎参加者

 21名(会員:4名、一般:17名)

◎担当
 話題提供者「HMRYーLab(ヒマラヤ−ラボ)」(平中・上村・立岩・秋葉)
 テクニカル:前田・賀数
 企画・進行役:平中

◎報告者
 平中(ひらにゃん)

◎内容

0.はじめに
 諸注意、開催趣旨の説明、FAJ&FAJ沖縄サロン紹介、話題提供者の紹介

1.対話型鑑賞のレクチャー
 上村誠氏 「対話型アート鑑賞について」

2.グループで対話型鑑賞の体験(5~6人ブレークアウトルーム)
 自己紹介、2作品の対話型鑑賞

3.グループで振り返り(5~6人ブレークアウトルーム)
「体験を通じた気づきは何か?」「自分の考えや場がどのように変化したか?」

4.おわりに
 アンケート、その他ご案内

◎企画者の所感(平中)

今回の対話型鑑賞は、2018年にhappとの共催で実施して以来の開催となった。
2022年以降に出会ったHMRY Labのメンバーとともに、対話型鑑賞の魅力とファシリテーションの要素を沖縄で紹介したいという思いが形になった。
レクチャー・体験・振り返りというシンプルな構成とし、各ファシリテーターの個性が活きる設計を意識した。
「楽しかった」「気づきが多かった」といった声も多く、学びの多い場となった。

◎アンケート結果

Q.例会に参加して印象に残ったものがあれば教えて下さい。

  • アートという媒体を使って、それぞれが自由に表出する事を通して、新しい視野を拡げられる事へ気づくと共に、対話というコミュニケーションの大切さに気づきました。
  • 主旨をわかって、協力しあって、ワークができて、成果が目に見えた点
  • アート鑑賞見たながら対話の場づくり出来た良かった。
  • 対話を繰り返すと色々見え方が変わる
  • めっちゃ楽しい。人それぞれ視点が違うのが、楽しく嬉しく悔しく
  • 参加目的と違って、アートを楽しむことに気づけたこと
  • 哲学対話もアドラーにしても対話は傾聴が非常に大事なことを再認識した。
  • 沖縄の人々との観賞で沖縄で暮らす人々の思いに触れたこと。
  • アート作品とアートは違うという説明
  • アートの鑑賞が多面的見方を育てるためのいい手段になるということ