◎日時
2013年5月18日(土) 13時00分〜17時00分 (受付開始 12時30分)
◎会場
沖縄県総合福祉センター 4階 第7会議室
◎ テーマ
「対立解消と合意形成」
〜問題解決にむけてさまざまな対策が創造でき、合意形成ができることを体験しよう!〜
◎ 目的
ファシリテーターとして、問題解決にむけてさまざまな対策が創造でき、合意形成ができることを体験し、そのレベルアップを図るため
◎参加者
39名(民間企業、自営業、学校関係、コーチ、コンサルタント、学生、行政関係など)
今回は初参加の方が12名いました。ありがとうございます。
ファシリテーションの勉強会に参加した回数は? |
人数 |
比率 |
1回(初めて) |
12 |
31% |
1回〜2回 |
5 |
13% |
3回〜5回 |
2 |
5% |
6回以上 |
20 |
51% |
総計 |
39 |
100% |
◎担当
久保隆(関西支部・メインファシリテーター)
座波美智代(コーディネイター)
糸数健吾(コーディネイター)
伊波あゆみ(コーディネイター)
◎報告者
伊波あゆみ
◎内容
1.開場(12:30)
2.開始(13:10)
・FAJおよび沖縄サロン紹介 ・ファリテーター紹介
3.オープニング(13:15)
(3-1)目的・目標・ルール・スケジュールの確認
(3-2)アイスブレーク・・・チェックイン
・名前 ・プチ自慢話 ・今回の期待事項
1人1分目安です。一人が終われば拍手で確認をしましょう!
<参考:ファシリテーションとは>
<参考:押さえておいてほしいところ、・4つのフェーズ・場のデザインの要素>
4.合意形成とは?(13:45)
(4-1)合意形成とは何か?
(4-2)対立の要因は?
◆エクササイズ
〜みなさんは、合意形成をする上で困っていることは何ですか?〜
各チーム発表


5.合意形成のステップ(14:20)
(5-1)合意形成の4種類のステップ
問題の複雑性と多様性によって、合意形成の方法が変わってくる
・合理的な意思決定、 ・協調的な対立解消
・対話による合意形成、・困難な衝突の解決
(5-2)協調的な対立解消
<1> 本質的欲求を発見する
<2> 統合的目的・目標を設定する
<3> 代替案を拡大する
<4> 満足度最大の案を採る
(堀 公俊・加藤 彰 著『ディシジョン・メイキングより』)
◆エクササイズ
〜ある夫婦の対立?〜
各チーム発表
-休憩-(14:55)
(5-3)演習で試してみよう!(15:05)
〜体罰について〜
ファシリテーター2名、容認派、禁止派に分かれて演習
前半戦20分、作戦会議10分、後半戦20分
各チーム発表



6.クロージング・・・振り返り(16:35)
・本日の振り返り
・よかった点(何が得られたか? 気付いたか?)
・モヤモヤが残った点
★ 現場で使って「なんぼのもん!!」★

7.お知らせ&撤収・終了(17:05)
所感:今回、FAJ関西支部からくぼさんをお招きしての例会は、申し込みが満員御礼!
ソフトな声とわかりやすい説明、また、ボケあり・笑いのなかでの例会でした。
ウチナー・沖縄的なゆったりめのスケジュールとは異なり、ぎゅうと詰まった内容と時間配分に少し大変さはありましたが、とても刺激になりました!
くぼさん、参加されたみなさん、ありがとうございました。現場で活用しましょうね。
◎アンケート結果
Q1性別 |
人数 |
比率 |
男性 |
11 |
58% |
女性 |
8 |
42% |
総計 |
19 |
100% |
Q2年代 |
人数 |
比率 |
20代 |
4 |
21% |
30代 |
6 |
32% |
40代 |
4 |
21% |
50代 |
3 |
16% |
60代 |
2 |
11% |
総計 |
19 |
100% |
Q3職種 |
人数 |
比率 |
派遣社員・契約社員・嘱託社員 |
1 |
5% |
専門職(医師、弁護士、会計士など) |
1 |
5% |
自営業・フリーランス |
4 |
21% |
公務員 |
1 |
5% |
教職員 |
2 |
11% |
学生 |
1 |
5% |
会社役員 |
1 |
5% |
会社員(事務系) |
2 |
11% |
会社員(技術系) |
2 |
11% |
パート・アルバイト |
1 |
5% |
その他 |
3 |
16% |
総計 |
19 |
100% |
Q4ファシリテーションの勉強会に参加した回数は? |
人数 |
比率 |
1回(初めて) |
3 |
16% |
2〜3回 |
2 |
11% |
4〜6回 |
0 |
0% |
7回以上 |
13 |
68% |
無回答 |
1 |
5% |
総計 |
19 |
100% |
Q5今回の例会は何で知りましたか? |
個数 |
比率 |
沖縄サロンメーリングリストで |
11 |
58% |
友人・知人から |
2 |
11% |
日本ファシリテーション協会のHPより |
1 |
5% |
ブログを見て |
1 |
5% |
チラシを見て |
1 |
5% |
その他 |
3 |
16% |
総計 |
19 |
100% |
Q6例会へ参加しようと思った理由について教えて下さい。
- テーマにとても興味を持った。
- ファシリテーションに興味あり、今回のテーマはとくに参加したいと思ったため
- 以前、参加した対立解消をテーマとした定例会がとても参考になった記憶があり、今回も、様々な気付きを得られることを期待したから。
- 以前の職場でファシリテーターの役割を求められたため。
- 開業から12年目、職員も8名から、70名増えたが、管理体制(総合職がありませんでした)がなく、問題解決に向けて、部署間の対立など、調整する人材がいませんでした。 今回、総合事務として、より良い職場環境を作りたく、参加しました。
- 外部からの招聘で熟練したファシリテーターに会ってみたいと思ったためです。
- 久々に行きたいなーと思ったので。あと学生たちが行くっていったので。
- 講師に誘われたため(*補足:通学校の講師)
- 合意形成はファシリーションの肝だから
- 仕事で研修を担当したり、プロジェクトのMTGの進行役を務める機会があるので、より有意義なものにするためファシリテーションのスキルを身に付けたいと思ったため
- 時間が有ったから
- 自分自身の知らない合意形成をもっと知りたかったからです。
- 職業柄、クラス単位、学年単位、学校単位で合意形成をすることの大切さと難しさを感じています。 合意形成に至るまでには、大なり小なりの対立が起こります。 その解決のヒントになれば、と思い参加しました。
- 前回の基礎講座が良かったので参加しました。
- 対立はよくある事、具体的な解決策があればと思った。
- 対立解消という言葉に、非常にひかれたから。
- 定期的に参加していることと、今回は合意形成のテーマだったこと
Q7例会に参加して印象に残ったものがあれば教えて下さい。
- おもしろい
- ワークショップでは演習のみで組みがちであるが、今回のMFの久保さんは、基本事項のプレゼンテーションと演習をバランスよく組み合わせていた点が学びになりました。
- 関心を持つ人が増えたのかなぁ。と。 人が多かったので。
- 基礎講座などうしてもしっくりこなかった合意形成のスキル・ツールについて、今回の例会で、自分でも言語化して説明できそうな手ごたえがありました。
- 久保講師のわかりやす講義とファシリテーションに関心がある人がこんなにたくさんいること
- 協調的な対立解消のステップとその実践。
- 合意形成のフレームワークを使えたこと
- 合意形成へのステップを意識的に行うこと。
- 参加者が皆積極的に発言していた
- 新しい仲間が増えた事。
- 全員が問題にしていて積極的に参加すれば、これほど充実した会議になることがわかった。アイデアのの質を実感しました。
- 対立したもの同士で協調的な目標を抽出する作業を通じて合意形成を図っていくこと。
- 対立を恐れずに、話を深めると互いに納得する瞬間があること。 先に目的・目標を明確にすると話がそれても修正できる
- 対立意見もなければ良い物は作れないなと感じました。
- 背景の共有をすると、雰囲気ががらっと変わった。
- 夫婦の対立が興味深かったです。対立の根っこを考えてみることの大切さを感じました。
- 面白かった。 とくに、「ある夫婦の対立」のワークは、現実のあるテーマで、創造的解決をはかることを考える、よい機会になった。
Q8今回の例会にて「活用できそう」と思った点があれば教えて下さい。
- (1)議論に参加するときのルールを説明する言葉としての「賢者は愚者に学びます。くだらないと感じた意見・ことから学びがある。」 (2)協調的な対立解消のステップ。
- 4つのフェーズが会議に活かせそう。協調的な対立解消のプロセス
- プロジェクトの4つのフェーズ。問題解決出来ない理由を理論(可視化)的に説明できる。 協調的な対立解消のための代表的なツール 合意形成フレームワーク、対立解消図を利用した問題の可視化
- まだまだ取得できていないので・・・
- 合意形成にむけての会議のデザイン
- 合意形成の演習が時間的・テーマ的にも大変困難なワークだったために、合意形成のプロセスで大切なこと(共有など)を実感することができた。 「失敗から学ぶ」というプログラムデザインを自分の現場でも活かしたいと思いました。
- 上記(補足 Q7)と同じ。プレゼンテーションと演習の組み合わせ方。
- 対立が起こった時に、本音や背景をしっかりと聞き、対話すること。
- 対立した相手が本当に望んでいることは何かと常に考えること。
- 対立の本当の問題を考えて解決策を見つける
- 頂いたフォーマットを参考に活用してみたいと思います
- 表面に表れていることの原因や背景、本音に目を向けてみること。
- 方法や問いかけを工夫する。
- 本質とは関係のないところでロールの設定。 ファシリテーションのトレーニングとしてやるのであればサクラではないけど、議論する側もロールの設定をきちんとしてファシられる側の気持ちをしっかり理解したり、ファシられることによって得られる学びっていうのを設定できるのかなぁと思いました。
Q9その他、感想や意見などあればご自由にお聞かせください。
- (1)時間の制約もあるが、ファシリテーターの速いテンポが心地よくもあり、ついていくのが大変でもあった。 (2) (1)の影響もあるのかもしれないが、発表する側もファシリテーターの問いかけに、的確にこたえていない場面が見られた。 (3)ワークショップでも、協調的対立解消のステップがあまり意識されていないグループが多かったような気がする。
- お疲れさまでした。今回のテーマを提供して頂いた、久保さんありがとうございました。対立解消するって難しいけど、できるとなんだか癖になりそう。(でもできるだけ避けたい。。。(笑))
- とても参考になりました。もっとファシリテーションについて勉強したです
- とても勉強になりました。ありがとうごさいます。これからも参加していきたいです。
- ファシリテーターの技量が物言うテーマでったが、自分の感情をおいて公平、冷静に仕分けをしないと、信頼が得られない内容であった。
- また、対立解消と合意形成を、今度は、ファシ経験者の人たちと、濃い対話をしてみたいです。 それから、ワークの時間を15分でなく30分、60分にして、ほんとの対立が起こった場合を、どうするかを体験してみたいと思った。 対立と合意形成について、明るい気持ちで取り組めるような気持ちになれました。ありがとうございました。
- 医療業界は、正直閉鎖的な環境です。今回の一番大きな収穫は、他業種と色々な話ができたことでした。 その結果、自分の考えは大きく変わりました。これが、人をか社会を変えるファシリテーションなのですね。
- 議論の見える化ってやっぱり難しいんだなと感じました。 いろんな立場から活発に意見が出ている時に、それを記録してグルーピングしていくことは、冷静に流れを見る力と場数が必要なのだと思いました。
- 今回はプロセスを俯瞰してみることができたので、現場での応用できそうです
- 今回は休憩時間の間隔が長すぎた。連続で90分を越えて何かやってもあまり身に入らない。 (可能であれば60分くらいごとに休憩入れてほしい) 2時間近く連続でやる必要あったかと言われたらものすごく疑問だった、スクリーンに出てたタイムスケジュールの段階でどこで休憩が入るか書かれていなかったのでそれはそれで不安だった。 どこまで緊張の糸を切らさずにいればいいのか。っていう感覚を持ちながらワークに取り組むのは結構なストレスだったし、集中できなかった。 あと、これは参加者として意識しないといけないなーと思ったことですが、初心者が多い時に初心者の立ち位置がすごく難しいなぁ。と。 「すごいなー」「かっこいいなー」「たのしいなー」という感想を持ってもらって次回以降の参加に繋がってればいいとは思いますが、ベテラン参加者がおいしいところ持っていきすぎな気がしないでもない。という部分があるような気がします。
- 自分のような消極的な人間には精神的につらいものがあった
- 進行がタイトだったかなぁ。余裕があればよかったです。
- 数を熟さないと難しいなと感じてます。
- 全体的に座学が少し多いいと感じました。スライドと同じ資料が配布されたのは良かったです。
- 他の合意形成のプロセスについても今後知りたいと思いました。
- 様々な業種の方、年代の方と一緒に受講できたので、考えかたの違いや 自分にはなかった発想などとても新鮮で勉強になりました。
Q10FAJ沖縄サロンの運営についてご意見、ご感想などあればお書き下さい。
- (1)本土から招いた講師から、メインファシリテーターとしての進め方について、学ぶことが多いと感じました。 (2)運営委員の皆様のメインファシリテーターとしての成長とご活躍が楽しみです。
- ■受付の場所はあそこじゃない方が良かったと思います。入り口を入って右側にすると初参加の方でも気づきやすいし、スライド使用時の電気のオンオフも受付が邪魔にならないのでスムーズにできたと思います。 ■初参加の方々に対する運営委員のケアが薄かったような気がします。運営委員やベテラン参加者同士でわいわいしすぎると、初参加の方の居心地が悪くなるおそれがあるので、もう少し気にかけたほうがいいと思います。
- いつも、同じメンバーが働いていて、頭が下がる思いでした。 もっと人を育てないといけないと思う。
- いつも、和やかな雰囲気を醸し出せる場作りありがとう。
- いつも丁寧な運営だなあ、と思います。 お疲れ様でした〜♪
- おつかれまさです。
- お疲れさまでした。ありがとうございました。毎度のことながら、お菓子も準備して頂き感謝感謝です。
- お疲れ様でした。大変、中身の濃い内容でした。今後もよろしくお願いします。
- どこかのタイミングでふぁしふぁしに戻りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
- 久保さんと、運営を担ったチームに感謝!
- 手弁当で運営されているようですね。お疲れさまです
- 当日は遅れてきて早く帰り、ほとんど手伝えなくてごめんなさい。
- 毎月の運営、ありがとうございます。継続が力になって、よい社会的影響が広がってきていると思います。
Q11最後に一言ありましたら、ご記入下さい。
- ありがとうございました
- ありがとうございました。
- セミナー後、職場の全体ミーティングで、問題解決について演説を行い、多数の賛同を得られました。当院スタッフからも、参加希望がでてきました。次回の定例会にも参加いたしますので、よろしくお願いいたします。
- また、対立解消について続編があれば参加したいです。
- また参加したいと思います。
- 外部講師&参加者が多いなか、企画運営お疲れさまでした。ありがとうございました。
- 今回は、講師もお呼び出来てFAJの幅の広さが感じられた。
- 今回も、申し込みに間に合わなかったにも拘らず、参加させていただき、ありがとうございます。 今後とも、よろしくお願いいたします。
- 今後ともよろしくお願いします。