2013年6月8日(土)FAJ沖縄サロン第49回例会 トホホな会議からの脱出!   ☆〜納得の意思決定の基本ステップを体験「決め方」の手掛かりを掴む〜☆沖縄サロン

◎日時
2013年6月8日(土) 13時00分〜16時45分 (受付開始 12時30分)

◎会場
浦添市てだこホール 多目的室 2

◎ テーマ
トホホな会議からの脱出!
☆〜納得の意思決定の基本ステップを体験「決め方」の手掛かりを掴む〜☆

◎ 目的
決め方の手法の一つの理解が深まり、活用方法がイメージ出来ている。


◎参加者
22名(学生、民間企業、サービス業、保育関係、医療関係、講師、IT関係、議員、環境コンサルタント、セラピスト)
今回は初参加の方が10名いました。ありがとうございます。


ファシリテーションの勉強会に参加した回数は? 人数 比率
1回(初めて) 10 45%
1回〜2回 5 33%
3回〜5回 0 0%
6回以上 7 32%
総計 22 100%

◎担当
大城武秀(メインファシリテーター)
内藤 献 (企画サポート)
伊波あゆみ(アシスタント)

◎報告者
大城武秀

◎内容

▼ プログラム概要
1)オープニング
・目的、目標、スケジュール説明
・チェックイン
2)演習1
・インストラクション
・コンセンサスゲーム
・グループふり返り
>休憩
3)基本ステップ
・基本ステップ インストラクション
4)演習2
・基本ステップを試してみよう
・発表
>休憩
5)クロージング
・全体ふり返り

●グループ分け
画像付くじ引きでグループ分け、テーブルに貼られた画像が一致する場所が指定席(くじはもちろんすべてがあたり、当たったらうれしぃさ〜)画像は島ぞうり

 

 

1) オープニング
沖縄サロン恒例の「沖縄タイム」じゃなくて、「ユンタク(おしゃべり)タイム」からスタート!(実はユンタクタイムがアイスブレイクになるのが狙い!)
・目的、目標、スケジュールの説明
・チェックイン
「ディシジョンメイキング」の初級編「合理的に意思決定をする」から今回のプログラムをデザインしたことを説明、ちなみにこの本を持っているヒトと聞いてみたところ3名いました。きっとこれを機会に購入者が増えることを期待!


 

2) 演習1
・インストラクション
・コンセンサスゲーム
・グループふり返り
●インストラクション

●個人で優先順位を考える
試験会場のような静けさ、、
しっかり自分の意見として考えてもらうために20分の時間を取った。
さっさと終わったメンバーは手持ちぶさた、、いい感じです。

●グループで優先順位を決める
グループで決めるときのグランドルール
・ワイガヤ会議でやる
・多数決で決めない
・安易な妥協はしない
・遠慮しないで自分の考えや気持ちを伝える。
といことで、、トホホな会議が続く、、、

●グループふりかえり
演習1での個人のかかわりやグループでのプロセスはどうだったかふり返りをシェアして、グループ共通の問題点を書いてWBに貼る


こんな問題点が出てきた。

▼問題点の抜粋
・時間の使い方があいまいだった。
・方向性を先に決めていない。
・ちと発言に偏りがっあった。
・ゴールを決めずにスタートしていた。
・他人の意見に同調して自分の考えがぶれた。
・戦略と戦術が混同していた。
・共通の判断基準がなかった。
・ゴールがないまま会議をしていた。
・発言の確認が必要だった。
・なーなーで決めていたかも。
・安易な妥協をしてしまった。


3)基本ステップとは
●基本ステップ インストラクション
・課題を共有する
・選択肢を考える
・判断基準を定める
・適切な選択を選ぶ
・判断基準とは

●演習2で使う意思決定マトリックスのインストラクション
ポイント:グループ内で目的をしかり決めること!

4)演習2
演習1でやった、コンセンサスゲームのグループで決めるの続きを基本ステップと判意思決定マトリックスを使って再チャレンジ!
・基本ステップを試してみよう




・発表


・グループふりかえり
>休憩

5)クロージング
・全体ふり返り


まとめ
今回は「トホホな会議シリーズ」としては3回目の企画
「ディシジョンメイキング・合理的に意思決定をする」から判断基準をもとに意思決定をすることに着目、普段なら選択肢の優先順位をさっさと決めたがる、そこをぐっと押さえて、判断基準を考えてもらい、意思決定がどのような変化するのかを体験した。
プロセスが上手くいったグループ、そうでないグループもいろいろ、そんな中「なんかキツネにつままれた感覚がした」という言葉が印象的でした。判断基準を決めることで収束、合意の下準備ができ、判断基準がより所になった瞬間だったのではと思います。

今回、学生から社会人まで、初参加の方が沢山いました、アンケートの結果からもそれぞれに学や気づきが得られたようです、沖縄サロンからファシリティブな仲間が増えていくことに期待!

参加してくれたみなさん、、ありがとう〜、これを切っ掛けにファシリテーションの学びを一緒に高めていきましょう。

 
◎アンケート結果

Q1性別 人数 比率
女性 4 28.6%
男性 10 71.4%
総計 11 100%

 

Q2年代 人数 比率
10代 1 7.1%
20代 3 21.4%
30代 5 35.7%
40代 5 35.7%
総計 11 100%

 

Q3職種 人数 比率
会社員(技術系) 3 21.4%
学生 3 21.4%
自営業・フリーランス 2 14.3%
会社員(事務系) 1 7.1%
会社員(管理職) 1 7.1%
会社役員 1 7.1%
教職員 1 7.1%
専門職(医師、弁護士、会計士など) 1 7.1%
派遣社員・契約社員・嘱託社員 1 7.1%
総計 11 100%

 

Q4ファシリテーションの勉強会に参加した回数は? 人数 比率
1回(初めて) 7 50.0%
2〜3回 3 21.4%
4〜6回 0 0%
7回以上 4 28.6%
総計 11 100%

 

Q5今回の例会は何で知りましたか? 個数 比率
沖縄サロンメーリングリストで 4 28.6%
友人・知人から 3 21.4%
日本ファシリテーション協会のHPより 2 14.3%
新聞・情報誌の告知で 2 14.3%
その他 4 28.6%
総計 11 100%

Q6例会へ参加しようと思った理由について教えて下さい。

  • タイトルが気になった
  • トホホな会議という言葉に魅かれたため
  • 基本に戻ろうと思った。
  • ファシリテーションへの関心があった。
  • ミーティング、会議などの意見出しの促し、着地点への誘導(悪意のものではなく)、納得の結論出し、満足感を得る
  • スキルアップ
  • いつも行ってるから。
  • まだファシリテーションを理解していないので学びたいからです。
  • 自分が、今就いている仕事の役割として、初対面の人に事業の説明や協力依頼をしたり、協力を求めている側と相手方とのパイプ役を担っています。日々の現場で、「これで良かったのか?」「もっと、双方の意見を引き出す方法はないか?」「どうすれば、双方ともに充実を感じてもらい、自分の役割が果たせるのか?」など、常に考えています。
  • 日々の現場で、「これで良かったのか?」「もっと、双方の意見を引き出す方法はないか?」「どうすれば、双方ともに充実を感じてもらい、自分の役割が果たせるのか?」など、常に考えています。しかし、現時点での明確な方法(答え)がなく、自分自身消化不良を感じています。そんな中、ファシリテーションの技術が解決策のヒントになると考え、勉強したいと強く思いました。
  • サークルでのディスカッションを行う際にファシリテーションを身につけていれば、より円滑にたくさんの人の意見を引き出せるかもしれないと思い、興味を持った。
  • 会議の質、そこで出てくるアイデアと集約の質が業績に直結するので。また、顧客の課題を解決するために、ファシリテーションの技術そのものを商品として顧客に提供する必要がある場合もあるため。
  • 学校で会議をするときに毎回グダグダになってしまうので、この会に参加してこれからの会議を変えることができたらいいなと思い参加しました。
  • 以前からファシリテーションに興味があったから。また、様々な職種・立場の人との交流がしたかったから。
  • スキルアップ

Q7例会に参加して印象に残ったものがあれば教えて下さい。

  • 前回のトホホ会議とコンテンツは似てても内容が異なって印象深かった。満足というわけではないが、合意形成に至る道筋はいくつかあると思った。
  • プリント資料が充実していた。
  • 初回の参加者が最近多くなってきているなーということ。
  • ツールを使った話し合いで、メンバーが全員、納得のいく?妥協できる決結論を見出す演習を体験できたこと
  • 1、本名ではなく、愛称で呼び合っていること。2、ゲーム感覚で取り組んでいると感じた。
  • 目的が違うと全て狂う事を体験でき、目的目標の共有の大切さが分かりました。
  • 4つのステップです。ファシリテーションに関する研究の成果が、このようなわかりやすく、網羅性が高く、重複のない ノウハウに落とし込まれていることに感動しました。
  • 四つのステップの中の基準を明確にするところが凄く大切だと感じ、印象に残った。

Q8今回の例会にて「活用できそう」と思った点があれば教えて下さい。

  • 1、優先順位付けの整理整頓 2、平等に安心して発言できる場つくり
  • 選定基準に優先順位をつけるという考え方
  • ツールの活用
  • 今回の「意思決定マトリックス」は少し難易度が高く、組織の意思決定方法に活用するためにはもう少し練習が必要だと思う。
  • しかし、個人の意思決定ツールとしても活用できると感じたので実践してみたい。
  • 答え合わせをするコンセンサスゲームではなく、話し合いのプロセスのから会議をうまくする方法見出すコンセンサスだったので、勉強になった。
  • 意思決定の四つのステップ。
  • ポストイットの使い方(発言しにくくても、ポストイットには記入できるから)
  • マトリックス
  • 演習で使用した内容で目的・目標の大切さを教えられると思います。
  • 目標、目的、時間を最初に決めること

Q9今後、例会で取り上げて欲しいテーマはありますか?

  • 複雑な人間関係の悩みをファシリテ-ションのツールで掘り下げて欲しい
  • アイスブレイクとファシグラ。
  • 1、基礎基本 2、手だて 3、応用編
  • 会議の一通りの流れを経験できるもの(典型的なものでよいので)
  • ファシリテーショングラフィックを体験してみたいです。
  • 会議の参加者どうしの間に、既存の人間関係がある場合の対処法。個人のクセ を一瞬でみわけ、カテゴライズする方法、クセの強い人への対処法。

Q10FAJ沖縄サロンの運営についてご意見、ご感想などあればお書き下さい。

  • 今回初めての参加なので、まだ良く理解できていませんが、続けていくうちに感じるでしょう。サロン例会のことを、新聞記事の情報欄に載せてくださった関係者の方々の心から感謝です。
  • より積極的にかかわっていきたい
  • 参加を先着ではなく、確実に参加できるようにしてほしい。
  • いつもお疲れ様です…
  • 「うちなータイムなので、、、」というのを、定刻に始めない理由にしないで欲しい
  • 圧迫感、緊張感を与えない、誰でも参加しやすい雰囲気で、とても好感がもてました。
  • 絞り込んだテーマで演習を交えての学習は感じる事が多く良い勉強会になっております。ありがとうございます。
  • すばらしい取り組みだと思います。みなさまの創意と鋭意に尊敬と感謝を感じています。今後も活用させていただきたいと思います。
  • 初参加でとても緊張したのですが、みなさんとてもフレンドリーだったので、楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。

Q11最後に一言ありましたら、ご記入下さい。

  • 泡会まで参加できて非常に有意義な勉強会になりました。また機会があえば参加したいと思います。
  • 最後の演習ができなかったのが残念でした。
  • おつかれさまでした。
  • 今後も情報をキャッチしながら、ときどき参加していけたらと思っています。会の運営、調整をされていらっしゃるスタッフの方に感謝します。
  • お世話になります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
  • たけさん、お疲れ様です。トホホシリーズ、これからも発展しそうですね。楽しみにしております。
  • とても勉強になりました!今回学んだことを、今後の会議・話し合いで活用させてもらいます(≧▽≦)
  • すばらしい取り組みだと思います。みなさまの創意と鋭意に尊敬と感謝を感じています。今後も活用させていただきたいと思います。