◎日時
2013年8月10日(土) 13時00分〜17時00分 (受付開始 12時30分)
◎会場
沖縄県総合福祉センター 4階 第401会議室
◎ テーマ
「会議の進め方 MM法」
〜体験!みんなで作るミーティング法であなたの悩みを解決しよう〜
◎ 目的
・数ある会議のひとつMM法を体感する。
・短い時間でもかなり話あえること、場の設定(デザイン)を与えることで会議の楽しさを体感する。
◎参加者
26名(技術職、医療、福祉、学校、コンサルタント、行政関係など)
ファシリテーションの勉強会に参加した回数は? |
人数 |
比率 |
1回(初めて) |
5 |
19% |
1回〜2回 |
6 |
23% |
3回〜5回 |
2 |
8% |
6回以上 |
13 |
50% |
総計 |
26 |
100% |
◎担当
小栗由香(メインファシリテーター)
平中晴朗(コーディネイター)、伊波あゆみ
◎報告者
平中晴朗
◎内容
▼ プログラム概要
1)開場(12:30)
2)はじめる前に(13:00)・・アンケートへの記入など、周辺同士の歓談
(並ぶ形式はサークル型)
3)はじめに(13:10)
・FAJおよび沖縄サロン紹介・ファリテーター紹介
4)オープニング(13:15)
4-1)本日のプログラムの確認
4-1)アイスブレーク・・・人間ビンゴ
・説明(2分)、ワーク(8分)、早くビンゴになった人への拍手
◆「新石垣空港に行ったことがある」、「沖縄三線が弾ける」等
<人間ビンゴ・・2人1組になって相手に当てはまる項目を1回尋ね、該当している項目があれば、ビンゴのマスに名前をかいてもらう。これを繰り返す。>
5)MM法によるワークの説明(13:30)
5-1)インストラクション、話したい議題について説明、サンプルを提示。
5-2) 話したい議題を各自で書く。
クリップボートを揚げて、それぞれ発表(1人30秒程度)
テーマ:ファシリテーションに関することでやってみたいこと、解決したいこと、気になっていることなど。そのほかの悩みでもOK
5-3)議題の内容によって自主的にグループ分け(4人1組)、机のセッテイング
〜休憩〜(14:00)
5-4)ワークの説明、質疑応答
6)MM法のワーク(14:20)
6-1)ワークスタート!(15分×4人)
進行役兼お悩み報告者、タイムキーパー、参加者
<MM法・・会議に参加する全員が議題(テーマ)を1つずつ持ち寄り、交代で進行役を担いながらミーティングを進める手法。グループ全体でワークの時間が決められており、はじめに人数分で均等に割った持ち時間を与えられる。だたし、時間の貸し借りは可能>
7)ワークの振り返り(15:20)
7-1)個人で振り返り(振り返りシートに記入)、休憩(15分)
内容:体感してどうだったか?他人の進行をみてどう感じたか?MM法の活用法は?
7-2)グループで共有・意見交換(25分)
7-3)グループ発表(質疑応答)(25分)
8)今日の感想(16:25)
9)MFからの意図開き(16:35)
◆2012年FAJ全国運営スタッフ会議のテーマ14「野戦病院プロジェクト」のこと
10)アンケート記入、お知らせ&撤収・終了(17:05)
所感:今回は、MM法という一風変わった会議法であったにもかかわらず、申込みは満員御礼でした。本手法は、プログラムに時間というフレームワークを設定し、参加者の主体性を引き出すことが可能となると思いました。また、共通の悩みを持つ人、異なる悩みを持つ人で行った場合は異なる効果があり、前者は人が交代するたびに議論がより深いものとなり、後者は聞いてもらえた感がそれぞれの人がもてるようになると考えられました。また、ファシリテーションに慣れている人ほど、時間をあげる傾向があるというのも面白い傾向だと思いました。
MFより:今回の例会は、実践の場で失敗したり、傷ついたファシリテーターを蘇生させる「野戦病院プロジェクト」のスキルとしてMM法が使えないかと実験的に行いました。メンバーは全国にまたがり、5月に四国サロン、8月に沖縄サロン、11月に北海道支部、広島支部でMM法の定例会を行います。支部単位だとファシリテーションに特化した困りごとが集中するのでは?という期待と、実施後の情報交換と振り返りを行うことで、回を重ねるごとにプログラムがブラッシュアップされている感があります。 MM法はあくまでスキルのひとつであり、皆の経験値を共有する学びの姿勢こそが野戦病院本来の目的と見事に重なっていると実感しています。
◎アンケート結果
Q1性別 |
人数 |
比率 |
女性 |
9 |
45% |
男性 |
11 |
55% |
総計 |
20 |
100% |
Q2年代 |
人数 |
比率 |
20代 |
3 |
15% |
30代 |
5 |
25% |
40代 |
4 |
15% |
50代 |
8 |
40% |
60代 |
1 |
5% |
総計 |
20 |
100% |
Q3職種 |
人数 |
比率 |
会社員(技術系) |
2 |
10% |
会社員(事務系) |
2 |
10% |
フリーランス |
1 |
5% |
会社役員 |
1 |
5% |
教職員 |
3 |
15% |
契約社員 |
1 |
5% |
自営業 |
1 |
5% |
嘱託職員 |
1 |
5% |
専門職(医師、弁護士、会計士など) |
6 |
30% |
不明 |
2 |
10% |
総計 |
20 |
100% |
Q4ファシリテーションの勉強会に参加した回数は? |
人数 |
比率 |
1回(初めて) |
4 |
20% |
2〜3回 |
6 |
30% |
4〜6回 |
1 |
5% |
7回以上 |
8 |
40% |
不明 |
1 |
5% |
総計 |
20 |
100% |
Q5今回の例会は何で知りましたか? |
個数 |
比率 |
友人・知人から |
5 |
25% |
日本ファシリテーション協会のHPより |
3 |
15% |
沖縄サロンメーリングリストで |
8 |
40% |
その他 |
2 |
10% |
不明 |
2 |
10% |
総計 |
20 |
100% |
Q6:例会へ参加しようと思った理由について教えて下さい。
- ファシリテーションに興味がある。チーム医療の運営で参考にしたいと考えたため。
- ファシリテーションの手法を学びたかったから。今回のファシリテータがおぐさんなので!!
- 学習したことをなかなか実践する機会が少ない。企業の目標管理という部長会議の中で行動に結び付く提案が出てこない、進行が遅れてしまう等をうまくファシリできなかった。
- 内容がおもしろそうだったから。日程があったので、やっと参加できてうれしいです。
- MM法とは何?と知りたかったから。もし、自分で活用できる内容ならぜひ持って帰りたいと思ったから。
- MM法に興味があったから。
- できるだけ参加しようと思っているから。
- ファシリテートをする機会が多く、きちんと学び始めたいと考えたから
- 沖縄に来たからたけさんに会いに来た
- 会議というよりも、コミュニケーション(話す)というのが苦手
- 会議の運営の方法について、仕事上、うまくいかないことがあり、解決の糸口が見つかればと思って参加した。
- 今回のテーマ、日頃より悩んでいたので(MM法を勉強してみたい。)
- 仕事〜様々な場面で想定される話合いをより有意義なものにしたいと考えているため
- 授業に活かしたいと思ったから。
- 定期的に参加しているから
- 話しやすい安全な場のデザイン、収束の方法ツールを増やす。
Q7:MM法で印象に残ったことがあれば教えて下さい。
- 「MM法」をうまく活かせなかったかもしれない。何回か繰り返すと活かし方も身についてくるかも。
- 課題を持ち寄ると、積極的に(強制的に)話し合いに参加できることを感じた。課題を明確にしていくことで早く解決に結び付くと思う。
- 悩みと「発散」して、みんなからアドバイスをもらい、スッキリ!!スッキリ!!みんなに考えてもらって板書係さんに書いてもらった「紙」は嬉しいお土産です。ありがとうございました。
- MM法が何だかわからないが、悩みを打ち明けられたスッキリ感がある。「フレームをみつける。」や「発散する」などファシリテーションの技法がおりこまれいることが分かった。
- MM法は「同じ課題に直面している人同士の安全・安心感・共感が持てる」、「自分でテーマを出すことから、当事者意識を持って進められる」故田尾が学びでした。
- ツールの良さを実感できる。
- ファシリテーションは形ありきではないと再認識できた。
- ファシリテーターの手法やまとめ方にも様々な方法があることがわかった。
- 安全・安心の場を設計していく必要がある。悩みの横の連携。
- 楽しかった。
- 慣れている人と初めての人の発言で本当に理解はできていない。スッキリしたけどしっくりこない。
- 参加者の目的意識が高く、オープンマインドで参加できた。楽しく学べるということはこういことかという目からウロコの感じです。
- 人と話すことに対して少しずつ余裕をもって対応できた(と思う)
- 短時間での発散
- 役割決めが重要だと思った。
- 話のみえる化
- 話を引出し、図にしてくれる能力が必要だと思った。次回は泡会にも参加したいです。
- 枠にとらわれないやわらかい発想が必要。
Q8:MM法が「活用できそう」と思った点があれば教えて下さい。
- 普段の職場の中の会議やミーティングの時間で貸し借り、全体の意見を出させる工夫すること。
- MM法!!、ビンゴ
- MM法。時間を決めることで集中力が生まれた。
- MM法というよりOST的になったのでもう少しMM法らしいものを体験してから持ち帰りたいな。
- MM法をファシリテーター同志でやってみたいと思った。
- コミュニケーションに対して苦手意識があるのでこれからも参加して場数を踏みたい。
- ネガティブなテーマにMM法はよさそう。
- ミーティング
- みんなでMM法
- 意外と運営委員会でも話題を持ち寄ったらできるかも。
- 解決策を実践すること。管理職研修で使えたらいいなと思います。
- 階層別の課題を持ち寄り、話し合いに有効かも。他の方の解決策が自分の解決策と重なり納得感が得られる。
- 企業の層別会議での実施
- 気心がしれたメンバーでは活用できそう。
- 見方の多様性、個々の大切さ
Q9:その他、感想や意見などあればご自由にお聞かせください。
- いつもお疲れ様です。
- いつもご苦労様です。良く準備してあると感心します。
- いつも感謝でいっぱいです。
- これからもよろしくお願いします。
- ざっくばらんな雰囲気で参加しやすかったです。ありがとうございました。
- 頑張ってください。応援しております。
- 現状のままで良いかと思います。
- 参加しやすい雰囲気で良い。
- 毎日勉強になります。ありがとうございます。
- 例会参加者から運営に興味が出てくるような雰囲気を作りたい。
Q10:最後に一言ありましたら、ご記入下さい。
- お疲れ様でした。
- なかなか参加できなかったりですが、機会をみて、またぜひとも参加したいと思います。ありがとうございます。
- ファシリテーション基礎講座以来の参加だったので久しぶりにファシリテーションのマインドを心掛けたいと思いました。
- メンバーがファシリティブであったので参加しやすかったと思う。
- 楽しくできました。これから組織ではもっともっと必要とされる「ファシリ」なのでできるだけ参加したいと思います。
- 今後ともよろしくお願いします、
- 参加指せていただきありがとうございました。
- 次回も参加します。