2022年7月2日(土)(第161回)定例会 合意形成の倫理ースッキリしないあなたと『合意の正体』を考えるー東北支部

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合意形成の倫理ースッキリしないあなたと『合意の正体』を考えるー
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東北支部とグローバル委員会の共同企画です。

「合意とはいかなる事態なのか?」「合意の前提とは?」、「よりよい合意はどうあるべきか?」と問い、議論した、東京サミット2022でのグローバル委員会のワークショップ(2時間)を深化させるべく、4時間のセッションを企画しました。

ファシリテーションにおいて参加者の「合意」は、ある種「理想の落としどころ」です。しかし、議論に参加して「合意はしたけど何かスッキリしない」、あるいはファシリテーターとして参加者の合意にたどりついたけど「モヤモヤする」、そんな経験はありませんか?

本セッションは、合意をめぐるスッキリしなさ・モヤモヤに対して、哲学や倫理学の概念を学びながら、ファシリテーターとしてどう対応すべきかを考えます。セッションに参加した後は、さらにスッキリせず、モヤモヤを募らせ、なんならザラザラした気持ちになって帰ってください...え?

異なる言語や文化の壁に向き合い克服しようとする「グローバルファシリテーション」では、「他者との合意」は極めて困難な、ぶっちゃけ論理的に不可能な、そして実はとても不条理な契機に支配される事態であることを意識せざるを得ません。

とはいえ、合意につきまとう不条理がもたらす「スッキリしなさ」、「モヤモヤ感」、「ザラザラ感」は、合意の本質や正体に目を向け、よりよい合意、ひいてはよりよいファシリテーションにつながると私たちは考えます。

そして「合意の本質や正体」や「よりよい合意」の基盤を考えるために、ものごとの根源的な「ありよう」を問う哲学や「あるべき姿」を問う倫理学に学ぶ意義があると私たちは考えます。

たまたま(不条理な契機!)このお知らせを目にして、スッキリしない、モヤモヤするテーマだなと思ったらチャンスです。スッキリしない、モヤモヤ感、ザラザラした議論を共有し、持ち帰って、ファシリテーターとして「合意の正体」を常に問い続けることの大切さに気づくきっかけとなるワークショップです。

■日時■ 2022年7月2日(土)13:00~17:00
※当日は12:50までにZoomへのログインを済ませ、お待ちください。

■会場■ オンライン会議システム「Zoom」
※Zoomミーティング番号などは、後日ご参加の方々に直接メールでお知らせします。 
※なお、Zoomの操作に慣れていない方、ご不安な方は操作方法の説明会を行います。
  12:30までにご参加ください。

■対象者■ FAJ会員、非会員
ファシリテーターの力量が最も問われるスキルと言われる【合意形成】について、学びを深めたい方、大歓迎です。

■各自準備物■ Zoomアドレスと一緒にご連絡します    

■定員■ 30名(先着順)

■参加費■
 ・FAJ会員:無料 
 ・非会員 :1,500円(学生500円)

■事前準備のお願い■
 オンライン会議アプリ Zoom(ズーム)を使用します。   
 Zoomは必ず最新版にアップデートを済ませてご参加ください。

■オンライン茶話会■  時間/17時15分~
・会費/無料  
・当日、ご自由にご参加ください。(予約不要)  
・お飲み物などは、各自、お好みのものをご用意ください。

■話題提供者■ きよさん(坂本清彦) 
FAJグローバル委員会副委員長 龍谷大学社会学部准教授。
農学から社会学と守備範囲の広い「きよう貧乏」。
専門外の哲学・倫理学に怖いもの知らずに挑み「合意の正体」の探究に招待します。

■担当■ 
(グローバル委員会)OK、キム、イシカワ、しげ、よしみ
(東北支部)かべちゃん、かず、キム(兼務)

■申込み■ 下記申込みPeatixフォームから申し込みください。〆切6月30日(木)21:00
 申し込み先:https://tohoku-faj-20220702.peatix.com
※前日の21時までにZoomアドレスの連絡がない場合は、お手数ですが、下記アドレスまで連絡をお願いします。

■主催・問い合わせ先 ■ 
NPO法人日本ファシリテーション協会東北支部(tohoku-member@faj.or.jp)