第197 回 定例会 「聞く」と「聴く」は何が違うんだろう! ー ファシリテーターとして、あなたは何をきくのか ー東北支部

2025年10月 東北支部定例会・レポート
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■テーマ
 「聞く」と「聴く」は何が違うんだろう!
   ー ファシリテーターとして、あなたは何をきくのか ー
 
■日時
 2025年10月11日(土)13:00〜16:30

■会場
 東京エレクトロンホール宮城/603会議室

■ねらい
 ファシリテータとして、「聴く」と「聞く」の違いを理解し、グループメンバーの話を表面的な情報のみならず、より深く聴けるようになる

■企画運営メンバー
 きむ、宮かず、かよ

■参加者
 4名(会員3名)+企画メンバー(3名)合計 7名

■概要
 「聞く」と「聴く」違いを理解しながら、実際、参加者同士で対話を進める中で、表面的な言葉だけでなく、その奥にある"気持ち"や"価値観"をとらえることを一緒に体験してファシリテーターとしてのスキルを深め、対話を豊かにする

■当日の流れ
   ・オープニング、テーマ・ゴール等の説明
   ・レクチャー:「聞く」と「聴く」
   ・セッション1:事実を聴く
   ・セッション2:感情を聴く
   ・休憩
   ・セッション3:背景・意図を聴く
   ・セッション4:行動の意味を聴く
   ・ふりかえり
   ・クロージング

■当日の様子

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■参加者の声(一部抜粋)
・傾聴についてワーク後の振り返りがあるのが良かった
・聴くをステージ毎に考えながら学ぶ事ができた。まずは、事実を聴くクセをつけたい。
・ワークを通してベテラン方のご意見をいただけ、自分の傾向を把握することができた。

■企画メンバーコメント




(きむ)
皆が知っている内容だと思っていることを、今更企画してみて、
企画側からの面でもやって良かったということがあった。
知っていることとできることにはギャップがあり、それはどうしてなのか理解できて確認できたのではと思った。ファシリテーターを行う時に頭のどこかで気にかけていて、時折修正できるようになると今回の定例会企画が皆さんに役立ったのかなと思っている。

(かよ)
「聞く」と「聴く」わかっているようで、わかっていない?どうなんだろうと思いながら「観察」という役割で参加させていただきました。「観察」して感じたことをフィードバックとして話す、ファシリテーターが感じていたことを聴くという過程は普段はそこまで踏み込まないので新鮮で豊かな学びの時間でした。キムさんの「やりたい」といってくださったことに乗っかった感じでしたが、参加者の皆さん満足されていたように感じました。皆さん、ありがとうございました。

(かず)
今回の定例会のワークでは、模擬会議内のファシリテータから参加者に聴く内容やフレーズを観察し、その役割やフレーズが各ワークでの課題に沿っているかチェックする役目でしたが、自分のことは棚に上げつつ、出来ているところ、改善するところをコメントすることによって、参加者にとっても私にとってもいい学びになりました。FAJの定例会として、お互いのファシリテータとしての振る舞いが如何なものか相互に見合うことはいいですね。
企画のベースはMFのキムさんが作ったものですが、細かいところは3人で作り上げ、よいものができたと思いますが、細かいところでは見直す点もありましたので、ブラッシュアップして定例会の企画として定期的に行えたらと思います。